美海の絵本

精神障害者を支えてる方が

実は鬱持ちだったりするのは案外あることです

その場合相手をキチンと見極める必要があります

気分のバランスの波が激しい

急に話をしたくなくなる

多々あります

参考までに

堅物だけじゃ面白くない

ふざけてばかりじゃ締まらない

それらを使い分ける日は

いつくるのだろう

ね

皆さん

人を振り回す人間は

自分の足元が見えない

愚かな人だ



だが

人に振り回される人も

自分の足元がぐらついている
可愛そうな人だ

やっと学校が終わった

ほんっとに中身の薄い学校が

カラオケに誘われたけど
付き合いで行く様な私でもなく、断った

真っ先に家に帰ると、地球儀を指で一回りさせながら「ただいま」って笑顔で言った

直ぐにかったるい宿題を終わらせ、お風呂に入った

夕食中、ママに

「今日は寒いから行くの止めなさいね？大体にして女子高生が外に出かけるじかんじゃないじゃないの」

「だって時間が遅くなきゃ星が綺麗に見えないよ、ね、パパ」

「お父さんが付き合ってやろうか？」

「ダメー！ああいうのは一人で見ないと価値がないの！」

「とんだかわいいじゃじゃ馬だ(笑)」

両親、イヤ、母親の心配もよそに私は９時を待った

９時、やたっ！私は最高に厚着をして自転車で土手に向かった

昨夜より寒い！きっと、きっと、、、

土手について真っ先に横になった

わぁー！！

プラネタリウムとは行かなくても

満点の星空だった

暫く眺めていると

ふっ

右５メートルに、天体望遠鏡を持った男の人がそれをみていた

いつの間に？！

怪しい人？

帰った方がいい？

でもあの天体望遠鏡、み、見たい、
ものすごくみたいっ！！

決死の覚悟で声をかけた

よく見たら２０代の人で

「君も天体に興味があるの？どうぞ、見てごらん？今日は綺麗に写ってるよ」

「すみません！少ぉしだけ」

ペルデウス星団がこんなに見えるなんて！もう感動しまくりだった

が、携帯のアラームがなった

このアラームは母との最低限の約束の時間を伝えるものだった

私はあわてて男性にお礼を言うと

急いで自転車を漕いだ

美味しいものははんぶんこ


楽しい事もはんぶんこ


辛いこともはんぶんこ


幸せなことは

二人であたためる