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今日の短歌【雪だるま】

雪だるま

明日に溶けて

雪世界

来年会おう

約束をして

今日の物語【キャンディー11】


だいぶ良くなったから学校に行った

学校で上靴がなかった

今時こんなセコい奴もいるもんだ

私は普通に先生に

「上靴を取られたのでスリッパ貸してください」

そう言った

だからってみんなに注意する先生でも無かった

かったるい

教室に入れば誰がしたか一目瞭然だった

カラオケを断ったメンバーが、こっちをチラチラ見てる

私はそのメンバーの所に行き

「今頃ダサい事しないでくれる!?不細工が!」

そしたらあいつら、モゴモゴしてた

ざまあみろ


学校を終わらせて帰宅した

いつもの通り地球儀にただいまを言って

宿題とテキストを終えて
ママの所に行った

「ねぇまま、今夜、行っていい?」

「えー!?綾あなた昨夜倒れたばかりじゃない!駄目に決まってるでしょ!」

「えー!プラネタリウムの職員に成るための勉強もあるんだよ!ねえ、いいでしょう?」

「お母さんは反対です!」

「ちぇっ」

「あ、そういえば昨夜の三浦さんって方?好青年ねぇ」

「うん、」

「うんって!まさか付き合ってるの?昼間に会いなさい!昼間に!」

「昼間に会ったら星も見れないし天体望遠鏡も見れないの!」

何故かイライラして部屋に戻った

あーーーー

会えない

ベッドでクロールしてると

お兄ちゃんが来た

「行ってこいよ、母さんの事は俺がなだめてるからさ、三浦翔だろ、俺、同級生だったんだよ、アイツが辛い時に、俺、何もしてやれなかったからさ、具合悪くなったら迎えに行ってやるからメール寄越せ、な」

わーんおにいちゃん神様仏様!

お兄ちゃんがママの相手をしているうちに

急いで土手に向かった



今日の詩【冬】

大雪で

人の足はおそく

電車が止まり

バスが遅れ




これが自然です

今日の物語【キャンディー10】


次の日、まんまと学校を休んだ

今夜は土手に行けないのか

星もみたいし翔にも会いたい

なんて私は贅沢なんだろ

翔は社会人だからメールもあんまりできないし

寝てるだけは暇すぎる!!

そんなこんなを地球儀をクルクルまわしキャンディーを舐めながら、考えてた



メールが来た

こんな真っ昼間からなんだろ、

翔からだった

「大丈夫か?今夜は無しな」

「えー会いたいのにー寂しいよ」

「俺もだよ(笑)大事にな?またメールするからさ」

「ぅん、、」


熱が下がった私は教務員試験を受けるために

勉強を始めた


そう夢のプラネタリウムのお姉さんになるんだ!


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