この期に及んで
まだメカクシティファンのフード狩りがいるそうじゃないですか
フード被ったら殴られるという
もーやめよーよぅ
筆者を困らせるのは
被害者も可愛そうだしね?
ね?
土手にはもう翔が来ていた
「大丈夫?無理はするなよ?」
「うん、大丈夫だよ」
二人でまた夜空を眺めた
「綾はどの星座が好き?」
「やっぱり冬の大三角かな。星座がここまで綺麗に三角を作れるなんてって、小学校に見た時にびっくりしちゃって、
それからプラネタリウムのお姉さんになるのが夢だったの。実は後半月で試験なんだ」
「マジで?筆記勉強しなきゃないじゃん!どうして早く教えてくれなかったんだよ」
「だって、テキストとか問題集、結構槍尽くしたもん」
「そんな事言ってもさ、案外むずかしいよ?」
どうして分かるの?
「働いてるから」
ふぇっ!!
私の声と動作がツボにハマったらしく翔が、すんごい笑った
私は翔が笑うのが大好きだった
「もし解らないとこがあったら、教えてあげるよ、今度家に来る?」
「でもママが門限厳しくて、逆に私の家なら、大丈夫かも」
「そか、そだね、うん、決まり!ただ俺は先生となると、ちょっと厳しいよ?」
「かくごしてます!」
そうして二人してキャンディーを頬張りながら
望遠鏡からの星をみた
「冬の大六角も凄いね!」
「だろ?」
アラームがなった
「家庭教師の事、ママに聞いてみるね」
「うん、わかった、送るよ」
「うん、ありがとう」
家に着いて部屋に入ると
ガーン!!
自分の部屋の散らかし放題に気付いた
一人でいればなんでもなくても
翔が来るとなると最悪だった
地球儀に只今を言って
お兄ちゃんにお礼を言って
急いで部屋を片付けた
いるもの、いらないものしてたらごみ捨て様袋が2つパンパンになった!
片付ける事二時間、やっと人を入れられる部屋になった
私はベッドで一休みしてから、翔の無料家庭教師
の事を言おうと思っていたのに
いつの間にか眠ってしまった