こんにちは(*^^*)
あとがき第二弾です。
『幼馴染』 と『思ったほど悪くない』のあとがきを書こうと思います。
『思ったほど悪くない』がシリーズ?最初のお話でした。
サイトではまだまだ初期にかいたお話で、読み返してみらたらとっても恥ずかしい…。笑
何が恥ずかしいかって(かいていた当時もそうだったんですが)、普段かかないキャラクターのセリフをかくところですね。
シカマルとかシノとかチョウジとか、イタチ兄さんも。どうかいたらいいのかと。
また、このお話は、うちは一家がみんな健在で、サスケは一般家庭の男の子、ということを前提にかきたかったんです。
サスケが普通に生活を送っていたら…と。それができるのがパロの力だろう!と。
なので、イタチ兄さんたちが部屋に乗り込んできたシーンが実はとても好きです。弟バカな兄さんがかけてうれしい。
その後、私はそういうお話をかこうと思わなかったので、個人的に新鮮なお話でもあります。
創作していく過程で、私自身の思考が固くなっていったこともあるし、サスケにとって家族を失った体験て本当に大きなものだと思うので、それをなくすのは違うのかも、という考えも出てきていて、それ故にうちは一家がそろう話をかくことはなかったのだろうと思います。
読み返すと、シカマル、20分もサクラちゃんを放置しよって、と憤慨。
『幼馴染』は、『思ったほど〜』ではかけなかった、この二人、幼馴染なんだよということと、サクラちゃんが幼馴染への恋に気づきそうなその揺らぎをかきたかったんです。
『思ったほど〜』から大分年月が経ってからかいているし、私自身のブランク?もあって、文章がかたいのなんのって。笑
ただ、好き(かもしれない)な男の子の前でご飯を食べるのって緊張するよね!っていうところをものすごくかきたかった!笑
食べるってすごく命に係わる根源的な行動だから命をみせるようなもののような気もするし、相手からどう見えるかとか、マナーの大事さとかを知る出来事だと思うんですよね。
付き合いが長くなると、気が付かなくなっていくのですけど(それがまた面白いですよね)。
あと、お母さん二人の同窓会が平日にあるのかと、突っ込みたくなりますね。
また、いのちゃんの彼氏はシカマルの設定です。面倒くさがりな彼は面倒見のいいいのちゃんになんでも頼もうとするのです。
私、密かにシカイノを応援していたんです…。(原作では、みんな幸せそうでうれしい!!!)
この2つのお話の中での変化として、大事にしたシーンがあって、それはサスケがサクラちゃんをどう送り出すのか、というところ。
時間帯として『思ったほど〜』は深夜だからっていうこともあるかもしれないけれど、サスケがサクラちゃんに対してどう思っているのか、男子としてどう女子と接するのかっていうところの変化をかきたかったのです。
それにしても『思ったほど〜』のサスケは甘くて、読み返すと照れちゃいますね。
あと、このシリーズについては、ツイッターでもSSをかいていて、以下に再掲します。
「ピリピリした空気が肌に当たる。
彼の放った矢がそれを裂く。「お嫁さんになるの!」そう言ってたのに幼馴染も今じゃ微妙な距離感。男女を意識するようになって彼は私の一部ではなくなった。凛々しい横顔は的を見つめてる。微妙を名づけるなら。もう一度、恋しよう!そして私の旦那さんになって!」
シリーズ中でのサクラちゃんの性格が微妙に違いますね。(イタタ…笑)
恋をすると、強気になったり、弱気になったり、脳内妄想したり、色んな自分になるものです。それがまた楽しいものです。(無理やり)
私、幼馴染設定が基本的にすきで、サスサクでもかきたいー!!!!!!と思ったのが、このシリーズのはじまりです。
居心地がよくて、誰よりも自分を知ってくれていて、誰よりも知っていると思える、そんな関係が、成長していくにつれて、お互いに世界が広がり、相手の知らないところが増えていく。相手を改めて知るようにもなる。
そこに恋が芽生えたら、どう思うのか…『思ったほど悪くない』、いや、それ以上のものでありますように!