話題:今日読んだ本
星野源さんの「そして生活はつづく」。
エッセイなんですけど、すごく面白かったです。
この本は、当時、めちゃくちゃ恥ずかしかった失敗談とか、自分としては理屈が通った行動なんだけど、他人から見ると意味不明だったり馬鹿みたいだったり、っていう内容がたくさん出てきます。
そういう思い出話って、今思い出すと面白くて笑っちゃうこと、ありますよね、つまり、そういう面白さを味わえる本だと思います。

私としても共感できることが多くって面白かったです。著者にしたらいい迷惑でしょうが、性格が自分と似てるなって思いました。
私は昔から人の話を聞いてる時、話に関係ないところが突然、面白くなったりして、話の前後関係なく、空気読めずに笑い出したりするんですが、似たようなことを著者の方も経験されていて、私だけじゃなかった!って感じで嬉しくなりました。あと「生活嫌い」の話もかなり共感できました。今まで自分の地に着かない日常生活はなんなんだろうって思ってたけど、これだ、って思いました。それとひとつに絞れなくて、同時並行で進めてしまうところとか、似てるなぁって。
そして、すごいなぁって思ったのが、馬鹿みたいな話なのに、その中からちゃんと生活?人間?の真理みたいなものを感じられるところです。
興味のある方は是非。