17/02/09 05:53
  数年ぶりのストレス
職場の人と怒鳴りあいの喧嘩になった。私としては人生で初かもしれない。
私は基本嫌いな人とは一切関わりを持たないようにして、挨拶程度で済ましている。大体相手もそれを察知してお互いうまくやってこれたのだが、今回は私が注意したことについて向こうが反論してきた。
昔から人の言うことをきかない人だとはわかっていた。が、私は他のはっきり言う人の言うことをその人が従ってるのを知っていたから、ようするに人を見て態度を変え、私に対してなめてるのだと思って、腹がたって注意した。向こうは私なら勝てるとふんだのか喧嘩腰で来た。ここで引いたら自分の主張は通らないと思い、私は内心ビビりながらも始めての言い争いをすることになった。
私が注意したのは仕事の中でシフトの後の人のために自分ができることをちゃんとやっておくというものだ。相手は忙しかったというが、そんな時間がかかることではなく、昼休みの間に上司に頼み、休みが終わったら作業場に上司からあずかったものを持っていく、それだけだ。けして無理することではない。
自分はちゃんとやってると主張する彼女だが、私は彼女が仕事の仕上がりが悪いことを知っている。他の人も知っている。だからそう言ったら私って仕事ちゃんとやってるよねえと他の人に聞いて回った。呆れる行為だ。側にいたリーダーの人にも告げ口したが、そんなのが通る相手ではなく、冷静に諭され彼女はキレながら帰っていった。
私もようやくそのあと冷静になり、リーダーの人と話していたらホッとして力が抜けて涙を流した。優しい言葉をかけられたのも大きい。
あの人は自分が正しい、一生懸命やってるのだから文句を言われる筋合いはないと思い込んでいるから、言っても無駄だと。わかってはいたがほんとに何も通じないばかりか暴言と山姥のような顔で凄まれるのコンボで、私は慣れない喧嘩に深手を負った。
帰りの電車で胃が最高に痛く、寝ようとすると山姥の顔がフラッシュバックして更に胃を痛めた。ここ数年通っている店に寄り、馴染みの店長さんに話をきいてもらい、少し落ち着いて胃の痛みが消えた。でもそのあとは頭痛が襲ってきたので予定していた原稿を切り上げ寝ることにした。
キリキリとした胃の痛みはなくなったが、ストレスで胃が重く感じる現象は一週間続いた。甘いものを食べたりカラオケに行ったり、自分にできるストレス解消法を実践したが、完全復調とは言えない。
我ながら情けないくらい弱い。ダメージが長い。もっと強くなりたいと思いつつ、もうこんなのごめんだと思う自分がいるのも確か。
向こうが私の倍は生きてる人だと思うと同情も湧く。きっとあの人はあの性格の限りずっと一人なのだろう。
これから先、嫌いな人と接する機会はやはりあるだろう。逃げることもできない場合もあるから、うまくいなせるようになりたい。大人になりたいと思った。

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