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学科小咄

うちの学科の先生は可愛い人が多い。


■演習の先生
すぐ休講にする授業にて。

先「だから来週は休講です。…え、最近休講多くない?多いから・・・じゃあ見学会やろう!来週の日曜!」
学「えっ無理」「急!」「無茶ぶり!」
先「無理ぃ?じゃあ来れる人だけでいいや。若沖見に行こうよー」
学「行きたーい」「遠いー」「行きたいけど行けなーい」
先「じゃあ来れる人ー・・・3人か、少ないな…」
学「その日別の授業でーす」「急すぎるー」「来月がいいー」
先「あ、来月?なら皆来れる?じゃあ皆でマン・レイ見に行こっか」
学「あ、それがいい!」「行きたい!」「来月なら行ける!」
先「じゃあねー…あれ、マン・レイ展いつから?」
学「えっ」
私「あ、7月14日です」←行きたいからメモってた
先「あぁそっか。来月ならシャガールもあるね。シャガールはいつからだ?」
私「7月3日です」←行きたいからメモってた
先「あ、狩野さん、上野って今何やってんの?」
私「え、それは知りません」
先「じゃあ西美のバロックの展示はいつから?」
私「いや、知りませんけど」
友「ちょ、サイカがすらすら答えるから、先生何か勘違いしとる」
私「あ、何でも知ってるわけじゃないでーす」

ていうかマン・レイ展はどうした。

そんなことばっかりしてるから授業がなかなか進まない。
予定なら5章くらいまで進んでいるテキストがまだ1章。

先「授業やりたくないからぐだぐだしちゃうよね。よくない!この負の連鎖をどうにかしよう!」

でも来週休講だから、再来週になるとこの決意を忘れてまたぐだぐだしちゃうんだと思う。
可愛いが、いい加減にしてください。


■芸能のおじいちゃん先生と哲学の先生
友人から聞いた話。
おじいちゃん先生の研究室にて。

友「すみません、資料がないんですけど…」
芸「あ、なかったですか?じゃあここで調べていっていいですよ」
(友人調べものをする。哲学の先生が入ってくる)
哲「あ、先生、頼まれてたパソコン直しましたよ」
友「(えっ、助手さんとかではなく、哲学の先生が直してるんか…優しいな)」
哲「もう画像の方はソフトが古いんで、新しいソフトに変えてください。頼めば消耗品として買えますから」
芸「ああ、ありがとう」
哲「あっ!プリンターの方はいじらないでくださいね。まだ直してませんから」
友「(そこまで面倒見なくても…)」

おじいちゃん先生、機械弱いもんなぁ…。
しかし仲良いな。
わざわざ直してやるんか。



そういえばうちの学科の先生らは仲が良い。
演習の先生は毎週、昨日学科の飲み会だったって言ってるし。

「山田っちとー、田中っちとー、佐藤っちとー、あとね、鈴木さんもいた」←全員学科の先生

それは結構だが、おまえ二日酔いで授業すんなよ。

謙虚さって大事

私は日本人の美徳をどっかに落としてきたようです。


自分以外は皆馬鹿。
世の中クズばっかだ、腐ってる。
甘ったれんなとまわりを見下して。

次の日になると私ほど出来ない人間なんているのかと自問自答。
あまりの器量の悪さに絶望。

そんな情緒不安定さをこの歳まで引きずるなんて予想だにしなかった。

あ、「予想だにしなかった」の「だに」は古文副助詞だね。
去年くらいから日常語のなかに生きてる古文単語を発見するくせがつきました。



閑話休題。
とにかく私には謙虚さと、他人をあるいは自分を受容する能力が著しく低いみたいです。
自分の能力に対して理想が高すぎるから嫌になるのかもしれない。

そして他人は私ではないこともあまりわかってない。
あと、自分がさほど出来ない人間ではないこともそろそろ気付かねば。

上には上がいるように、下には下がいる。
私が出来ることを皆出来るとはかぎらない。
私が一番下だと思い込んでいては、私より何かが出来ない人に対して何故出来ないのかとイライラするだけだ。



と、就活サイトの敬語クイズをやって思いました。

もうね、びっくりするくらい簡単なんだもん。
高校受験のとき学んだでしょって感じ。

でも私がいま敬語をさらさらと答えられるのは塾で国語の授業を教えてるからで、そうでなければ忘れていたかもしれない。
得意科目が古典で、古典で使うから敬語が出来るのかもしれない。

そう思うことは「自分は本当は出来る人間なんだ」とあさはかにまくしたてるいつもの虚栄心からかけ離れた謙虚さで。
そういう謙虚さがあれば馬鹿みたいな情緒不安定はおさまるのかと思ったり。



最近の波立ちは、本当は院に行って勉強したいけど、そんな金が無いって状況で。
私より著しくやる気の無い人間が院に行きたいなぁとか言ってるの聞いたから。
もうほんと、ぶん殴ってやりたいくらい嫉妬した。
やっぱ世の中金だよねぇ。

金があって両親の仲睦ましい幸せな家庭と、甘やかされた境遇と、それに気付かないで自分は不幸だと言いたがる彼女が許せなくて。

まぁでも私は確かに彼女が羨ましいけど、自分が不幸だなんて微塵も思ってない。
そんで、逆に言えば彼女は愛猫に会えなくて、男性恐怖症で、パニック障害で、彼氏がバンドマンで、本当に不幸なのかもしれないし。
幸せは人それぞれっていうし。
私には一切の理解が出来ないだけで。

あ、なんかただの悪口になってる。
やっぱり私、彼女のこと嫌いなのかしら。


話の終着点が迷走している。

授業始まるので終わり。
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