スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

ひねくれた女なので

友人の結婚式だった。
大人になってから初めて結婚式に出席するので
もう何もかもわからんちん。

小中高と付き合いがあり
家に入り浸り家族ともよくしていただいた
友人の結婚式。

新婦の母からの手紙で泣いてしまった。
私と出会った頃は
彼女は離婚家庭でお父さんがいなかったんだけど

お母さんが小学校の半ばで再婚して、
彼女には新しく父と妹と祖母ができて
よい家庭に育ったんだなと思った。

夫となる人はどんな人間かと思ってたが
話し方がよく似ていてちょっと笑ってしまった。

彼女らしくよいお式だった。
彼女の家族も久しぶりに会えてよかった。


とはいえ、
家父長制的な、
両家の結びつき的な、
妻が夫の家に入る的な、
私の苦手とする価値観なので
ちょっと疲れちゃったな…。

どうしても結婚に良いイメージがないので
私の発する「おめでとう」という言葉が
ずっと上滑りしているような感じで
居心地が悪かった。

そもそも昔の友人から
私の配偶者事情など聞かれても困る。

結婚制度がいかに私にとって欠陥があるか
みたい話はまさか祝いの場でする話ではない。


余興などをゲストに頼まなかった代わりに
ゲストにインタビューをしという企画があった。

新郎新婦が選んだ4名のゲストに司会者が
主賓との関係性などをインタビューし
最後に祝辞を述べるみたいな企画。

彼女と一番付き合いの長い友人だからか
しれっと当てられてしまった。
というか、企画の趣旨を述べられた時点で
絶対来ると思った。
あいつなら私を選ぶ。

事前に準備させたり負担をかけないので
ゲストをおもてなしするというコンセプトの
すごくいい式だと思ったけど
祝いの場に向いていない女によくも…。

当たり障りのないことを言ったつもりだけど
司会者の人には現実的だのドライだの
と突っ込まれてしまった。
どうしようもない。

新婦本人には
言葉通り受け取るなら好評だったので、
まあよかったかな。

「いやああいうの苦手なんだけど」
と言ったら
「だってサイカに話してほしかった」
と言われてしまい可愛かったので許した。


式はともあれ
彼女がこれから幸せならなんでもいいよ。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2019年07月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
アーカイブ
カテゴリー