此処路（こころ）綴り

いつから
カッコイイを
求めるようになったのか
自分自身
分からない。
フリフリ服なんて
何故 みんな 着たりするのか
肩幅が あるから
肩の 大きな服を
選び
ガシガシ歩きたいから
ズボンを 選ぶ
ごく
当たり前に…
そして
何よりも
カッコ良く居たいから
ちょっと
マニアックなキーホルダーを 付けてみたり
ロック調の ものを
身につけて
髪型は ツンと
先を 立てて
なるべく 白と黒で
決める…
でも
wine色が 好きだから
たまに
それとなく
着こなしてみる。
カッコイイを
保つのは
気合いが 要るな〜
帰宅すると
Ｔシャツと
ジャージだ

そろそろ
髪色が やばくなってきた

イエローにしたいけど
仕事に
響くなあ

可愛い 女性と
または 可愛い男性と

話し したぃなぁ…

時々 切なくて

時々 寂しくて…

僕にとっての

美人…と 言うか

気になるヒトは

大人しくて
控えめで
キラキラした瞳で
話しをしてくれて

それでいて
コロコロと
よく笑う女性なのだ。

でも
最近
あの
大人しぃオカマが
気になって
仕方が無い。

はにかみながら
綺麗な
セクシーな
洋服などを
見ている。

あの
オカマと
話しがしたいなあ

って
思うようになった

僕が
カミングアウトして
僕の
秘密を話したら
貴方も
話してくれるのだろぅか

今日 僕の店に

オカマと 思われる男性が
やってきた

恥ずかしそうに

品物を 品定めして
レジへ持ってきた

夜 相手を その気にさせる紅のキャミソールは
神秘的で レースが 色っぽい。

オカマと思われる彼は 誰の前で これを 着るのかぁ
とても 興味 深かった。

見た目は 普通だけど
やはり 手足 腰を くねらせて … 歩いている。

僕にとって
彼は 可愛らしい 女性に
見える。

しなやかな 指に
キラキラ光る指輪

彼は
一言も 話すことなく

この場を
立ち去った

色んな事が
辛くて…

ため息ばかりでてくる

僕は こんなに
無力だったのか

大丈夫と 唱えれば
必ず 大丈夫だよ
出来るよ …と

他人を 励ましてきた

自分は？
もう 限界なのだよ と
もう一人の自分が
低い声で言う

頑張っても 頑張っても

疲れだけ …

ホントは
誰かの膝で
ゆっくり
安みたい

誰かの 愛に
包まれて
身も心も
解放したい

辛くて…