どれくらい時間がたっていても
それは簡単に起こってしまう。

きっかけは
些細なことで
誰もがそんなことで？と思うような出来事。




フラッシュバック



忘れられたと思っていたことが
思い出してしまうって本当にあるんだ。
いや、この先きっかけさえなければ
もう2度と思い出すことはなかったのに
逆をいえば
きっかけさえあれば
思い出してしまうということ。



助けて
と言えた相手は
この先
どんなことがあろうと
ワタシの中で
唯一無二の存在なのだろう。


こんな
何の温度も持たない
携帯からのコトバで
落ち着くことができた。

それは
身近にいる人よりも
はるかに
温かく
強かった。



ワタシは精神病を抱えていた。


忘れていたわけではなかったけど
大丈夫だと思っていた。


力の限り護るものが出来たから。


こころのどこかで
もうひとりになってしまった。
ひとりで護っていたから疲れてしまったのかもしれない。


信じるというのは難しい。
もう一度
信じるというのはもっと難しい。



それは
苛立ちと同じ感情で
何をして
何を言っても
どうせ
という疑いや諦めが出てきてしまう。



期待はしなくなった。
望みもしなくなった。


ただ
周りが
ワタシの唯一無二の存在が
もう少し待ってと言うから
待ってるだけ。



アナタガイウカラ
デキルノ


ただ
ワタシ自身の
抑えきれない感情が
苛立ちとして出てきてしまうくらい
いろんな意味で
限界が来てる。



だって
ほら
耳鳴りもまた
増えてきた。



まだ
耳鳴りですんでるうちに
あの時のような
幻聴に変わらないうちに


アナタガモウイイヨトイッテクレレバ
カイホウサレルノニ。



頑張る方法は
もう
見えないのに。




その場しのぎの
きれいな言葉ほど
ぐちゃぐちゃしてて
醜い。



触られても
何も感じなくなってしまった。



嫌だと思えれば
それなりの感覚が
あったのかもしれないのに。



ねぇ。
ワタシ
これ以上頑張れないよ。


小さな手をとって
歩き出したいのに。


許してくれないんだから。



コトバの鎖に
繋がれてしまった。



また
壊れちゃうのかな
ワタシ。




金銭感覚も
おかしくなってきてるし
それより
全ての感覚が
ちょっと違ってきてるし



そんなことが続けば


小さな手を
離さなければならなくなるのかな。


誰かに奪われてしまうのかな。



何もかも
わからなくなってきた。



昨夜は
月がとても綺麗だったのに。


もうすぐ
雪が降るというのに。


かすみがかってる。