あーーーーー

仕事行きたくない(笑)

昨夜9時過ぎに羽田に到着しました。
外気温は7℃もあり、先ほどまでの体感に比べるとまるで春のそよ風のよう。
という、錯覚をひととき味わいました。

最終日の昨日、網走監獄博物館に行きました。
降りしきる雪の中。
気温はマイナス13℃。
忠実に再現された昔の網走刑務所の中を歩き回っていると、軽く鬱になってしまいました。

( ̄∀ ̄)

そこが最後の見学場所で、それからは網走湖畔を走り、女満別空港へと向かいました。
まだこの極寒の大地にいて、絶景を見たり美味しいものを食べたりしたいのですが、家を空けて3日も経つと、残してきた家事や帰りを待つニャーたちが気になってきます。
私もいっちょまえの主婦でありおっ母さんだということでしょう。

空港でお土産を買い込み、飛行機が飛び立ったのは7時過ぎ。
早々と寝始める私以外の3人でしたが、私だけは一睡もせず窓の方を向き、眼下に広がる景色を見ていました。

女満別空港の滑走路を北に向けて飛び立った飛行機は、左に大きく旋回し、南西方面に進路を定めて上昇を続けます。

一昨年の6月、まだ明るい時間に夫とふたり同じ空港から飛び立ちました。
その時も、夕焼けに染まり始める広い田畑や、ぽつりぽつりと建つ家を見ていました。
すると隣の夫が、
「卒業して、ここを立ち去るのがつらくてね。
『ありがとう』という気持ちで一杯だった」
と言うのを聞き、急に、若かった夫がどんなに寂しかっただろうと想像して泣いてしまいました。

こんなに汚れのない人が私と結婚してくれたんですよ(笑)

そんな事を思い出していました。

夫がこだわってこだわって陸地が見える方の席を取ってくれたので(いつも)、とても楽しかったです。

帯広の夜景は確認できました。襟裳岬のやや北西から海に出て、青森の夜景を遥かに見ながら岩手の北部より陸地に入りました。
飛行機の室内が暗ければ、もっとよく見えるのになあと残念です。

仙台はすごく大きな都市ですね。
広さも明るさも段違い。
しかし飛行機は猛スピードで通り過ぎてしまいます。
茨城県に入り少しすると、遠くに宇都宮の夜景も見えました。やはり大都会です(笑)

今回、ひとつだけ残念だったと思うことは、行きの飛行機の中から見えた景色を、何故動画に撮らなかったのだろうということです。
いや、少しは撮ったのですが、気づくのが遅かったのでした。

東京から北に向けて飛び立ってすぐは、冬晴れの素晴らしい天気で雲ひとつなく、眼下の街並みがとても良く見えたのです。
しかも、前日の雪が溶け残り真っ白。
前方に渡良瀬遊水地の、ハート型の湖がハッキリ見えます。
これにはもう感動してしまって。

確実に自分がよく知っているところの上空を飛ぶと思うとテンション急上昇。

だって、飛行機乗る時いっつも雲しか見えないんだもん。
これも、ま冬の旅のお得感です。

宇都宮駅を見つけた時の私の歓びはMaxです。3年半も働いた宇都宮駅(笑)なんて大きいんだ。
新幹線の線路がハッキリと、私の進行方向と並んで伸びているよ。

‥てなところを、何故撮らなかったのだ。
3日前の私を殴りたい。
ボーッとしているからです。
ボーッと生きてんじゃねぇよ!!(ピーーーッ)

そんな旅の余韻を引きずりつつ、今日は仕事です。
ちゃんと仕事できるんかいな。
行って参ります。

旅の話はまた書くかもしれません。