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新たに…


久しぶりです。

覚えてる人いるのかな?笑



高校三年間、既婚者の先生に片思いし、

その想いをこのブログに綴ってきました。


あれからもう5年経つんだ…あっという間だったような、長かったような、w

前の卒業記事を機に、このブログとはお別れしてました。

そしてそこから2年が経ち、また帰ってくることができました。w


先生とはメル友になって終わりましたが、

今でも2,3ヶ月に一回くらいのペースでやり取りしてます。

ほとんどが人生相談だけど。。。笑

いつも私が泣き泣きメールして、先生がほんまこいつは…って感じで、

高校の時とやり取りは変わらないです。w


理想の形にはなれなかったけど、今のこんな形も素敵だなって思ってます。

卒業してからもドラマはたくさんありました。

先生は私が卒業したその年に私の高校を去りました。

そりゃ聞いた時はもう大泣き。笑

でも、先生から早めにメールで教えてくれたことは嬉しかったり。。

そのおかげもあり、私が地元を離れる前に会うことも出来たし。

ミニ花束と、3wayボールペンをプレゼントして、泣きっぱなしだったけど、

最後は笑って握手してお別れしました。


それ以来メールはしますが先生とは会ってません。

会いたいって、何度も思ったし、今でもたまに思うけど、

今は、もっと立派になって、教師になって、胸張れるようになってから

会いたいと思ってます。

ま、なかなか予定が合わないのも理由の一つだけど…。笑


今は先生の母校に進学し、教師になるために単位に翻弄されながらも

大学生活送ってます。

そこからもたくさんのドラマがあって。


人生初の彼氏も出来ました。笑

高校では先生一筋だったから、彼氏というもの自体今までいなかったの。w

彼氏はなんと先生と同じ誕生日なんです。笑

これはたまたま。今の彼氏に先生を重ねたことはないです。

だから、余計ビックリしたというか…

性格は、先生とは真逆で。なんていうか、変人?笑

サークルで出会って、けど同じ物理学科で。

3歳年上でただ今就活没頭中です、w

だから来年からは遠距離になっちゃうんだけどね。

今もちょこっとそうだけど。



そして、ここまできてになるけど、

なんで私がまたこのブログに現れたのか。

先生の事、ちょっと前まで正直引きずってました。笑

ま、私の究極の理想の人だとは思います。w

前までは彼氏と先生両方からコクられたら先生を取るって位。本気で。

でも、彼とも色々あって、今なら彼を取れるって思えるようになって。

まだ分からないけど、今は彼を一生支えてあげようと思ってる。


それ位に大切な人。


そう思えたからこそまたこのブログを開きました。

そして、またブログ作り直して始めることにしました!pfpf

笑。



新しいブログでは変人な彼との話や日常について綴っていきます。

先生の話も…たまにはある?のかな?w

まぁメールした時にでも。



何より久しぶりに開いてビックリしたのが、

”先生が好き”の話題書きが7000くらいあったことかな。w

私がこれをはじめた時は200もなかったのに、

こんなにまだ先生に恋する人はたくさんいるんだって。

私もたまにまた覗いてみようかな。先生に片想いしたプチ先輩として、

何かしてあげられたらいいな。これを見ている人も、何でも聞いてね。w



新しいブログはu7で宇宙人日誌です。

このブログとは対称的で元気ハツラツな感じで書いてます。w

よかったら、私を知ってる人も知らない人も読んでみてくれたら嬉しいかな。

そして、ぜひいっぱい絡んでください!v

http://mblg.tv/yuuunapu/


それでは、このブログの更新は本当にこれで最後です。

これからはうu7の方で会いましょう。



最後に、先生に片想いしてる皆へ。

簡単に叶うものではないです。

叶わぬ恋して、バカじゃないのって周りからは思われることもあります。

でも、今している事は決して無駄なことじゃないよ。

結果がどうなって終わっても、

後から過去の自分を見た時に、それはとても素敵な事だったなって、

思える日が必ず来ます。

今がどれだけ苦しくても、

必ず来るから。

今のキラキラしてる自分を信じて。

しっかり楽しんでください。



それでは、また。

ありがとう。

再会を誓って。


想のカタチにはなれなかったけど

たくさんの”繋がり”が私達を導いてくれる

それぞれの道を歩んで

ちょっぴり大人になって



またいつか、再会しよう。















お久しぶりです。

また半年ほど放置してました…;

もちろんその間にもお馴染みルパン先生とは色々ありました。

全部綴ってたらキリがなさそうなので、言いたいことだけ書いて、そしたら、終わりにしたいと思います。



まず、無事に推薦にて進路が決まったこと。

先生の母校です。夢にも思ってなかった。先生がかつて学んだ場所で私が学ぶ日が来るなんて。。。

もちろん当時先生にも報告しました。「後輩かよー」なんて嫌そうにしながらも、喜んでくれたみたいで。

三学期に入って、自由登校になり進路が決まった私なんて特に用がなかったのですが、二次試験の生徒たちの補習の合間に先生は私の相手をしてくれました。

本題は物理の質問にって事だったんですが、いつもほとんど雑談で終わってました(笑)

大学の事とか、一人暮らしの事とか、就活の事とか…。私の知らない学生時代の先生を知れて嬉しかった。

いつもは教務室で質問はやってたんですが、ほとんど雑談ってこともあってか、いつも理科室とか空き教室とか準備室で二人きりでやってました。
そこが余計嬉しかったのかもしれないです。。。爆

二人きりのせいで余計、私の想いも加速していきました。

「卒業したくないな」
「先生と離れたくない」
「ずっと先生とこうやってたい…」

何度言って先生を困らせたことか笑

実は、もうこの時点で私の気持ちを先生は知ってたんです。


年が明けて、私は先生に全部を伝えました。
高校に入って、約2年半。ずっと抱いてきたこの想いを。






駄目だってことは最初からわかってるんです。


だから、せめて。


「私の事を忘れないで」
 

って。




既に号泣してる私に、先生はずるいくらい優しかった。

「俺が、専門である物理を教えた初めてのクラスで、俺の母校に行ってくれて。こんなに質問来てくれたやつなんか、忘れたくても忘れらんないと思う。」

そう、優しい声で。優しい笑顔で。

そして
「もし俺が独身だとしても、『ハイじゃあ付き合いましょう』って訳にもいかない関係なのはお前も分かってるだろ?」
って付け足した上で

「世の中には色んな『関係』があるからな。例え、お前のいう理想の関係になれなくても、お前は一生俺の生徒だし、大学の後輩でもあるし、…いつかは同じ教師になるかもしんないし。だからお前が思ってるほど、卒業して離れることは深刻なことじゃないし、ずっと俺とお前は何かしらで繋がってるから。」

優しい言葉だったけど、どこか胸の奥に突き刺さって、泣いたままで何も言えませんでした。

すると先生は笑って

「いつかお前がこの学校に教師として戻って来てくれたら、その時は一緒に飲みに行ったりもしたいな。今度は授業について俺がお前に教えてやるのも楽しいし。」

そう言ってくれました。

そして最後に

「俺って人から好きだなんて言われた事ほとんどないからさ。…お前がそう言ってくれて本当に嬉しかった。ありがとう。」

そう言ってくれて、私の2年半の片想いはあっ気なく、色んな言葉を残したまま終わりました。





やっぱり辛かったけど、思ったより落ち込んではいませんでした。

結局私は、卒業して『先生との繋がり』がなくなってしまうのが一番怖かったんだと思います。

それに、想いを伝えてからは堂々と先生に向かって「だって好きだもん!」とか冗談っぽく(内心は本気だけど…)言えるようになって楽になったし。



想いを伝えたこと、後悔なんてこれっぽっちもしてません。

むしろ、良かったです。






いつか、教師になって先生と再会して一緒に働く






また新しい夢が出来たんですから。

もちろんその時は私も先生に負けない位の格好良い人と出会って、幸せを掴んでるつもりです笑



ただ、私にとって先生が『大切な人』だという事は一生変わらないと思います。

私の高校生活を、人生を、大きく変えてくれた人だから。




そして、今。

無事に卒業し、新しい暮らしに向けて頑張ってます。

思い出の物理のファイルには

『stay hungry!』

という先生からのメッセージが書かれてます。

意味は餓え続けろ!ってらしいです。

「今の幸せに浸る事無く、前に進め!」

卒業式に先生が最後に私にくれた言葉です。

私もこの言葉がすっかり気に入って、大学生活での教訓にしたいと思ってます笑



そして、もう一つ。

指定の着信音が鳴るたび顔がニヤついてしまいます。

どうやらまだまだこの気持ちを忘れられそうにはないです。。。

実は他の人には内緒で、卒業して以来先生とメールのやり取りをするようになりました。

他の人に内緒って所がまた嬉しかったりするんですけどね…爆

「卒業したら寂しい」ってぼやいてたら「メル友ぐらいにはなってやるよ」って事で今ではすっかりメル友です笑


節約家の先生のメールは、絵文字もなく改行もほとんどない素っ気ないメールだけど、とっても先生らしさが伝わってくるメールで楽しいです。

そこまで頻繁にする訳ではないですが、近況報告とかすると遅くなってもマメに返事をくれるところで先生の優しさを感じますv





『卒業したらもう終わり』


そう思い込んでたのは私だけだった様です。

卒業したからこそ「メル友」っていう新しい繋がりが出来たし。笑

これからも、きっとどんどん新しい繋がりが見つかるんだと思います。


私と先生なりの

私と先生だからこその












こうして私の長くて短かった高校生活は終わりを迎えました。
そして、このブログもこの記事で終わりにしようと思います。
長い間応援し、支えてくださった購読者、友達の皆様に本当に感謝します。
最後の方はコメント返しが出来なくて申し訳なかったです。。。
でも確実にすべてのコメントが私に勇気をくれました。
ブログを通してたくさんの方と出会えて良かったです。

このブログは一応残しておこうと思います。
皆様と出会え、また私の高校生活全てが詰まったブログですし。
また新しい運命の人との出会いをしたらちょこっと読んでみようかな。消そうかな。
位の感じだと思ってください。

もしかしたらまた大学生活版あぉきとして新規登録してフラッと現れてるかもしれません笑
その時はまた変わらず接してくれると嬉しいです。

では。またいつか再会する日まで。
本当に長い間ご愛読有難う御座いました。


2012.03.10. 
あぉき。

先生と私。

 


いたり

笑ったり

怒ったり

たくさんたくさんあったけど、

やっぱり私は先生が好きなんだ

好きで好きで

たまらないんだ

わかったことは、それだけ。











お久しぶりです。

約一年間放置しちゃってました。。。

この間、本当に色々ありました。

楽しいことも、悲しいことも。たくさん。



大きいのは、先生がパパになったこと…かな。

いや、元々娘さんがいたんですが。

二人目が。男の子だそうです。

子供さんの名前に入ってた私の名前の文字。

余計辛かった。。。

先生は意識していなくても。

皆が「おめでとう」って言うなか、言えなかった。私だけ。

ただ、泣いて、泣いて。


もう本当に本当にやめよう。想いも、夢も、全部。

そう思って、無理やり別の人を好きになって、先生からしばらく離れた。

でも、結局忘れられませんでした。

好きでどうしようもありませんでした。

ずっと離れてたけど…気がつくと、やっぱり戻ってきちゃってた。


先生はいつも通りだった。

いつも通り、声をかけられないで先生の後ろでボーっと立ってる私に、

「どうした?」って声をかける。

何も言わないでいる私に

「何か嫌なことあったか?」って声をかける。

「先生のせいだよ」なんて言えないから、私はいつも通り笑って

「ううん。何でもない。」って言う。

それを繰り返してきた。

今までも、これからも。。。

そう思ってた。



でも、もう限界だった。

3年になって、先生といられる最後の年。

2年が担任だった先生は、3年も持ち上がりで担任…のはずだった。

でも、訳があって先生はもう私の担任ではありません。

毎日先生の「おはよう」から始まって、帰りには先生の「さようならが」あって。。。

それが当たり前だった生活は、もう戻ってきません。

先生が遠い。

先生を見ない日が続く。

今何してる?

私のコト、覚えてる?


不安で、逢いたくて…

毎日泣いた。学校も休みがちになった。

そんなある日、今の新担任のうさ先生から声を掛けてきた。

「元気になった?大丈夫?」そんなこと。

私はただ無愛想に「はい。」って答えてた。

そしたら不意に、「[ルパン]先生がいつも心配されてるんだから!『あいつは元気ですか?大丈夫ですか?』って…」

それを聞いた瞬間、無心だった表情が一変して。。。

涙が溢れて止まらなくなった。

何でかはっきりわからないけど、ただ泣けた。



そんな壊れた私の様子を、ルパン先生は見逃さなかった。

先生と急遽個人面談することになった。

自分のクラスもあるのに…。そんな中、私の時間をくれた。

うまく喋れなくて何度も言葉に詰まる私を、先生はずっと見守ってくれて、話を聞いてくれた。

そして、つい…言ってしまった。

「先生と離れたくない」ってコトを。

「卒業したくない」って。

それを聞いた先生は、ただ、

「ありがとう」

って言ってくれた。

ほら。気まずくなっちゃうでしょ?

そう言うと、

「全然気まずくない!むしろ、嬉しいからさ。」

続けて先生は、「もう学校休むな。物理しに来るぐらいでもいいから。質問しに来るでも。俺はいくらでも相手してやるし。だからもう泣くな。笑ったほうが可愛いんだから。」

そう微笑んでくれた。

先生はやっぱり不思議なパワーを持ってる。

効くのは私だけかもしれないけど…

先生といるだけで、先生が笑っていてくれるだけで。

私は元気になる。笑顔になれる。



その日から、私が何も言わなくても、私が辛いと感じてる時、先生はそれを察知して飛んで来てくれた。

「死にたい…」

そんなことを言ってしまったこともあった。

実際、何度も自分の首を絞めたのも事実。でも、死ねなかった。まだ、死への怖さのほうが勝ってた。

なのに死にたいと思う自分が嫌で…でも生きるのも辛くて…

そうすると先生は顔色を変えて「そんなことしても何も残らないし、一番しちゃいけない逃げ道だ!」って、本気で怒った。

と思ったら今度は今まで見たことないような悲しい顔になって、「頼むからそんなこと言うなよ…」って言った。

「いつか、もしお前が教師の夢叶えて、またこの高校に帰ってきてくれたら…一緒に働けたら楽しいのにって、期待してる部分は…正直あるよ。同じ高校じゃなくても、同じ県内でもさ、楽しいなって思ってるよ。だから死ぬとか、この先なにもないとか…そんなこと言うなよ。」

すごく心に響いて、忘れられない言葉。

先生がそんな風に思ってるなんて知らなかった。

申し訳なさと、後悔と、少し嬉しさと…いろんな想いの涙が溢れて止まらなかった。



もう今はそんなこと少しも思ってないよ。

辛いと思うこともあるけど、学校も休まなくなった。

目指してるところがあるから。

先生が薦めてくれた大学。

先生の、母校。

「別に俺のコネがある訳じゃねえぞ!」って笑いながら、でも真剣に私の将来を考えてくれた。

もう担任でもないのに、先生はいつも私のそばにいてくれて。

笑ったり、たまに怒ったり。でもちょっぴり泣いたり。

まだ不安定な部分もあるけど、

これが今の私。



おかげで毎日のように先生に会ってるもんだから、ある日心配になって私が来て迷惑じゃないか聞くと、先生はしばらく爆笑して。

「それは、まずないな!最近では俺の方が待ってる時もあるし…」

ちょっと照れながら、笑って言ってくれた。

そう言ってくれる度にキュンとした。

やっぱり、私は先生が大好きなんだ。

先生が好きな私が一番私らしいから。

なんて言ったらこじつけになるかな?

でも、それでもいい。

先生を好きだといられる間は、先生を好きでいます。

もう、あと半年もないけど…

私が卒業しても、少しでも私という存在がいたこと

先生に忘れられないように。

私は先生に逢いに行きます。



最近では色々吹っ切れて、堂々と先生に「卒業したくないッ!!」って言い張ってます(笑)

「全然可愛くねえよ!w」 って返されますが(笑)

でもいざと「留年したら?」と言われると「それは嫌!」ってなります。

矛盾してますね、私…(爆)



たくさんたくさんあったけど、なんとか元気にやってます。

久しぶりの更新で、相変わらず長文になってしまって申し訳ないです。。。

ご愛読ありがとうございました。

また受験勉強の逃避にでも更新するかもしれないので(笑)

暇な時にでも覗いてやってください。

暗闇


の言動が

私の想いが

私の存在が


先生を追い詰めてる

先生の幸せを願っておきながら

幸せを奪ってるのゎ私自身だ。



ねぇ…

どっちかな…


私と先生。

出逢わなかった方が良かったのかな…











夏期講習ゎ7月末で終わりだったけど、物理選択者だけ8月6日まで3時間みっちり特別補習。

ついでに17時までゎ教室解放だから、それまで残ってた。


そんな毎日が続いてた。



正直、苦でゎなかった。

他の人ゎ夏休みだし人気も少ないし、…何より先生に会えた。


夏期講習後期で1日OCで行けない日があって、最初ゎ反対だったルパン先生も最後にゎ

「授業受けれない分のサポートはちゃんとしてやるつもりだ

って背中を押してくれた。

多分、最初からそう言うつもりだったみたい。


そんな事もあったりして、むしろ幸せな毎日だった(爆)




今日も物理補習。

放課後にゎ質問もしようって、うきうきだった。


補習中、男子にいじられるルパン先生。

いつも笑いが絶えない補習。

凄く凄く楽しかった。



「あ、そういえばさ…

ルパン先生がふと、話を始めた。

















家族の話。








この土日、花火大会があった。

奥さんが「花火が見たい」って事で、見に行ったらしい。

ルパン先生…やっぱ優しいね...


最初ゎいつもみたいに聞いてた。


仕方ない。

これがぅちの選んだ恋だから...



ただ、男子が興味津々だったからか、気を良くしたルパン先生ゎその日の一部始終をずっと話してた。




もう…いいよ。

授業しよ…?


そう思ってる自分がいた。




楽しそうに話すルパン先生。

その言葉一つ一つに、幸せがこもってた。




先生の幸せ…

先生の幸せなんだから…

笑顔で…聞かなきゃ…





…………なのに。

溢れ出てくる感情ゎ一つだった。






辛い。

辛いよ…

涙が溢れ出そうになった。

必死に抑えた。

幸せ…先生の幸せ…

何度も何度も唱えるのに…



隣の席の男子ゎうたた寝てた。

夏でタオルを持ってた。



我慢出来ず、タオルで汗を拭くフリをして顔に当てて泣いた。

一番後ろの席で良かった。




皆ゎ先生の話に夢中だった。












ここで挫けてどうするんだろう。

本当は、悲劇のヒロインになりたいだけなのかもしれない。


悲劇のヒロインゎ倒れてしまいました。

そこへ王子様が助けにやって来ました。

二人ゎ結ばれ、末永く幸せに暮らしました。


………おわり。


そんな物語を期待してるのかな。



私は登校拒否になりました。

そこへルパン先生が心配して来てくれました。

「どうしたの

「先生が好きだから…辛いよ。」







だからどうしろって言うの?

こんなのただの迷惑にしかならない。

ルパン先生にゎ奥さんがいる。娘さんがいる。

なのに、「好きだから話を聞くのが辛い」なんて、どうしようもない。


別れろって?

違う。

付き合えって?

違う。


違う違う違う。

全部違う。

そんなの望んじゃいない。















だったら…どうしたいの?



わかんない。

わかんない、わかんない、わかんない。

……もう分からないよ…




ルパン先生にとっての幸せゎ私の不幸。


じゃあ…私の幸せゎ先生の不幸なの…?





考えれば考える程、涙が出てきた。

辛かった。






恋って…こんなにも苦しいのかな

人を愛する事って…こんなにも哀しいのかな








私みたいな奴が、

先生の生徒でいる資格ゎありますか?


















『立ち直れない事があったので帰ります。身勝手な行動すみません。』



昼休みに、そう置き書きして帰った。

帰りながらも、涙が止まらなかった。













帰ってからも、無気力で…

なんとかテンションを上げようとしても…駄目だった。












そんな時だった。





急に電話が鳴った。


「もしもし…」

ちょっとためらいながらも出た。

『もしもし、○○高等学校の[ルパン]と申しますが…[あぉき]さんいらっしゃいますか

ルパン先生に初めて下の名前で呼ばれた。

なのに……嬉しくなかった...

「…留守にしてます。」

なんでこんな事言ったんだろう。

自分でも分からなかった。

『あっ…そうですか...妹さんですか

「…………[あぉき]さんです。」

『えっあっ……[あぉき]さん留守にしてねぇじゃねえかッ

ルパン先生の笑い声につられてやっと笑えた。

こんな時間になんだろ…勝手に帰ったから怒られるのかな...

そう思ってた。




『お前さ…大丈夫か何かあったんか

その言葉を聞いた瞬間、一気に涙が溢れた。


「ううん………大丈夫…大丈夫…!」

必死に笑ってみせたけど…涙が止まらなくて、途切れ途切れの声しか出せなかった。

『本当に何もないのか

「うん…何もないよ…」

『心配だったからさ…気になって…本当に大丈夫

「うん…大丈夫…!」


さすがのルパン先生も、泣いてるって気づいたのか

『その様子じゃ大丈夫じゃなさそうだな

って言ってきた。

「何かあったけど…もう大丈夫だから…」

『もう大丈夫か…じゃあもうあまり深くは聞かないけど……明日も(補習)来いよ

「うん………ありがと。」

本当ゎ行きたくないくせに…迷惑かけまいと、必死に声を振り絞った。

『いえいえ…じゃあまた明日、な

「うん…じゃ…」


そう言って電話を切った。

ずっと泣きっぱなしのぅちにルパン先生ゎ何度も「大丈夫か?」って声を掛けてくれた。









ねぇ...

原因は……あなたなんだよ?

…ルパン先生なんだよ?


会いたいのに…会いたくないよ...



なんで、こんな時に限って心配してくれるのさ…

なんで、電話までして来てくれるのさ…


なんで、…そんなにも優しいの?








わかってる。

わかってるよ。


ぅちが生徒だからでしょう?

担任の先生だからでしょう?





先生ゎ……ズルいよ…

ズルいよ...



想い


好き

先生が言ってくれた

不安だらけで、真っ暗闇の中

「安心しろ」

そう言って手を差し伸べてくれた

先生の言葉がいつも私を助けてくれて



私を狂わせる








誕生日ゎ結局チワワ担任に祝って貰った←

なんと、チワワ担任のお母様と同じ誕生日だったらしい。

道理で「誕生日なの!」って言った時唖然としてた訳だ(笑)









次の日、朝に質問行ったけど誕生日についてゎ流石にふれなかった。

イブおめでとう
があるし。我慢我慢。

そう思ってた。



放課後、テストのための最終確認で質問に。

さすがテスト前。教務室ゎ他に質問来てる人でいっぱいだった。

そんな中ルパン先生の後ろを小走りで追いかけて行った。

たどり着いたのゎ廊下をちょっと行った所にある、在庫余り(?)みたいな感じでちょこんって孤立した机だった。

廊下だったけど、人気ゎなくて二人きりみたいで…ちょっとドキドキ



ルパン先生ゎぅちが理解してなかった授業の部分をまた説明し直してくれた。

ルパン先生ゎよく「同じことを二回説明するのが嫌いだ」って言ってた。

なのに……ごめんね。




頑張っても頑張っても…届かない...全然出来ない...

そんな自分に腹が立って、また切なくなって…物理向いてないのかな...そんな気がし始めてた。

こんなに質問に通いつめてるのに結果が出ないなんて...

ルパン先生に失望されるのが怖かった。



「今は出来なくて当たり前だ

落ち込んでるぅちに気付いたのか、そう言ってくれた。

「でも……頑張ってるんだよ頑張ってるのに…なかなか結果が出なくて…辛い。」

つい本音が出た。

「辛い」なんて言葉、ルパン先生の前であまり言いたくなかった。

なのに…相当参ってた。


「お前が努力してるのは、認める。俺が見てる中で…一番努力してると思う

その言葉だけでも嬉しかった。

ちゃんと...見てくれてたんだね...

「ただ、結果が出ないのは辛いよな…。段々萎えてきて、物理自体を避け始める…」

まさにそうだった。ぅちの心を読まれてるみたいで、逆に怖かった←

「でもさ、俺が思うにお前の凄い所はさ。それでも諦めずに何度も質問に来るんだよ。いや、それで良いんだよ。分かんなかったら何度だって質問に来たら良い。俺たち教師もそっちの方が嬉しい。分かるまで聞いて欲しいんだよ…!」

すごく胸に響いた。

「しつこいんだよ!(笑)」なんてよく言ってたし、質問来ない方が良いのかと思ってたから…

ルパン先生の熱い想いが、凄く凄く伝わってきて…感動して泣きそうだった。



「だから、お前が落ち込む必要なんてないよ。そのままで良い。今はダメでも、来年、受験までには俺がなんとかする。安心しろ、…な?」













「…俺はさ、お前みたいな生徒が大好きですよ。」





ずっと俯いてた顔を正面にいるルパン先生に向けた。

そこにゎ確かに、笑顔で語り掛けてくれてるルパン先生がいた。


つられて笑顔になった。


そして、大きく頷いた。




ありがとう…


私も、先生みたいな先生が大好きです。









「実は俺昨日(誕生日)学校来てたんだぞ

「え……

「やることがあってさ、朝起きてそれ思い出して…だから朝居たんだ

「なんで…教室来てくれなかったの

「いや、会えるかなぁと思いながら、結局会えなかったから仕方ないかって...

そんな…そんな…

来てたなんて知らないよぉ...

ひたすら落ち込むぅちを見てルパン先生ゎ笑った。


会えなかったのゎ残念だったけど…『会えるかな』って思ってくれてたのゎ嬉しかった。




その後もたくさんお話した。

ルパン先生と居ると、やっぱ自然と笑顔になれる。

最近のぅちの笑顔の源ゎルパン先生だな(笑)


そして、ルパン先生の誕生日を確信出来ました(笑)←

知ってたけど噂ぽかったし...

最初ゎルパン先生誕生日聞いても教えてくれなかったけど、ぅちが噂で聞いてたのを言ってみたら「知ってんじゃん」て言われたから、確信した







ルパン先生のお陰なんだよ?

ぅちが今こんなに頑張れてるのゎ...

不安もたくさんあるけど、ルパン先生が言ってくれた『大好きな生徒』で有り続けるために、頑張ります。



だから、今度ゎ私が。

ルパン先生の誕生日にとびきりの笑顔で

『おめでとう』

って言うね。




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