雨の音が好きになった。

今世でやるべきことは親を見ればわかるって言うから、考えてみたら、やっぱり自立だった。

姉と私に対する態度の差はあったけど、とても甘やかされて育てられた。自分の人生は自分の責任だからこれ言っちゃ矛盾になるけど、育て方って大きい。
習い事だったり、部活だったり、趣味だったり、小さい頃から続けるっていう事をしてこなかった。成績悪くても何も言われない、部活辞めても何も言われない。ちゃんと厳しめに育てられた人は多少の忍耐力が小さい頃から身につけられる。ここまで自由に育てられたのは、自分の力で忍耐力をつけるため。
私は母の歩く足音、口調、物音、性格、全て受け付けない。母が居なかったら私はここに居ないわわけで、いろいろしてくれなかったら生活出来てないわけで感謝はしてる。感謝してるのになんでこんなに受け付けないのか疑問だった。同じクラスにいたら関わらないタイプの人。親なのにこれだけ合わないってことは、早く家出て自立しなさいって神さまからのメッセージなんだと思う。
家族だとしても合わない人とは会わなければいいらしいからなるべく顔合わせないようにしてたけど、イヤホンで音楽聴いてるのに母親が立てる物音が耳に入ってくる。それがストレスでしかない。物音聞きたくないのに物音に集中しちゃう。これも忍耐力を試されてるか!?って思ってみたけど、きっと違う。
中学ぐらいから地元出たいって思ってて、最近ずっと地元でいいかなって思うようになったからそれは間違いって教えてくれてるのかな。やっぱりいずれ戻ってくるにしても、地元は出るべきなんだ。出たら何か見つかる。
母は私にとって反面教師。こういう大人にはなりたくないって思う部分が多い。
父は今思うと良い父だった。いつも穏やかで、物に当たった所とか見たことないし、動物にやさしく、どうにかして楽しませようとしてくれて、他人に愛想良くて…。思春期って残酷。ごめんね、ありがとう。

乗り越えられる。

成長しなきゃ。変わりたい。