ロットワイラーのエンジェルと
ツシマヤマネコ
2013/11/14 13:11
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話題:野生動物

長崎県対馬にだけ生息し、絶滅が危惧されている国の天然記念物ツシマヤマネコ。

その生息数は、近年やや減少の傾向があります。減少の大きな要因は交通事故死と開発等によって生息に適した環境が減っていることでしょう。

最近、このツシマヤマネコを自宅でペットとして15年間も飼育していた男性がいたことがわかりました。悪質性が低いので刑事告訴はされませんでしたが「厳重注意?」を受けたようです。

近年、市内の動物園でも繁殖して自然に帰すプロジェクトが行われてきましたが、結果はついてきているのでしょうか。園内の猫は喧嘩で重症を負い片足を失ったと報道されました。

前述の男性のほうがずっと「理にかなった」飼育をしたということではないでしょうか。10年以下と言われる野性のツシマヤマネコの寿命をはるかに上回っていたのですから。

日々愛情をもって接したのだと思います。家庭内飼育により交通事故や伝染病が回避され、適切な食事と愛情を与えられることで家庭猫並みに長生きできたのだと。

第一、ヒトの都合で野生動物の生息地を奪い、不自然な形で繁殖させ生息に適してもない環境に帰すプロジェクトにヒトの「奢り」を感じるのです。

行政はこの男性に飼育方法を根掘り葉掘りたずねたそうです。私ならただ一言「愛情」だと言ってやります。














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