『僕の世界はもう終わりの鐘を鳴らしてしまった』

さぁ

崩壊が始まった

徐々に

世界は

変わっていく


安定していた

地は

消えていく

浮いていることは

できないから

沈んでいく

暗く

黒く

深く


どこだか

わからない

場所で

僕は

遠くから響く

鐘の音を

聞きながら

楽しく

微笑んで

静かな

眠りに

つこうとする


僕の

世界は

もう

終わりの

鐘を

鳴らして

しまった


誰にも

邪魔されない

美しき

終焉を

『泣いて泣いて笑って泣いた』

困るくらいに

君の涙が

とまらない


何があったのか

ただひたすら

泣いて

泣いて


どうしたら

泣きやむのか

少し

考えて

「好きだよ」と

囁いて

抱きしめたら

一瞬、

笑って

また…

泣いた

『好きと嫌いと好きと好き』

君の笑顔に

心を揺らされた

だから

好き


知っているから

君に好きな人が

いることくらい

知っているから

君が僕を何とも

思っていないことくらい

だから嫌い


声を聞けて

好き

顔を見れて

好き


好きと

嫌いと

好きと

好き


好きが多くて

嫌いが少ない


好きで

好きで

嫌いで

僕は

君を

好きなまま


いつか

忘れられる

瞬間まで

『挨拶階段』

毎朝

同じ場所

同じ時間

同じ空気

その中で

挨拶をかわす

僕は上から

君は下から

笑いあって

「おはよう」と

『約束不変』

変わらない

変わらない

この気持ちは

絶対に


一緒にいると

一緒にいたいと

約束した

何があっても

この手を

放さないと

約束した


独りにはしない

独りにはしないから

だから

笑って

笑いかけて

最期の瞬間まで
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