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ガバガバガバ

いやはや…

うーん良いですねぇ良いですねぇ

やっぱり銃はこうでなくては

圧巻のフォーティファイブ祭り!

本当ならオリジナルのフォーティファイブ
ナインティーンイレブンとアーワン
も欲しいところですが…そいつはお財布の兼ね合い

コルトもうーん良いですが〜スプリング泡盛のナインティーンイレブンもまたオツな

うーん良いですね良いですね〜
銃は、こんなんでなくては…

シグザウエルのP226もわりかし良いですしピエトロヴェレッタのM92A1も良いですが…やっぱり
おじさんの手にすんなりなじんだこのガバガバしたグリップにはっきり解るセイフティロック方式

いわゆる、コック&ロック式

何より…撃てる撃てないがはっきり解るシングルアクション…
うーん良いですね〜

うふっ…うふふふふひゃひゃひゃっ!

トゥリガーストロークの長さ!
多分
オリジナルに近いmark4より長い!
箱だしナンですけど…いずれはこのMEUガバメントのグリップだけホーグとかに変えても悪くはなさそうですねぇ

丸い三
申し訳ないがフレームとインナーは変えさせてもらいます
プラスティッキーなので…
うふふふふ…

金属感が少々欲しいです…が
まぁいずれですねぇ…

Strange Incident IN 女神はほほ笑む

AD.200X年…

日本某所

そこは…いまだにアメリカ公国の残党によるゲリラ戦によって日本軍は一進一退を繰り返し戦況の終焉は当分先に見えた…。

周りは激しい爆撃に晒され建物は形をなさず骨だらけとなり樹林は焼けて更地と化し、そこに住まう生き物は逃げおおせた者や巻き込まれ命を落とした者も少なくなかった…。

そんな爆撃に会い崩壊した街に小さな3匹の猫が、息絶え絶えに必死に生にしがみつきながら小さな穴蔵に入り込んでいった…。

入り込んだ先にはうっすらとした明かりも無い…真っ暗な世界で道のりは中途半端に崩れて渡れない所もちらほらとありそれらを手探りでたどっていく…まるで何かに誘われるかのような道のりをしばらく進むと明るく広い空間にたどり着いた。

その空間に足を着けるとがらんどうとしただだっ広い部屋で錆びた匂いが鼻を覆った…。
それでも爆撃はある程度しのげると鉄のひどい匂いは3匹は我慢して気にしなかった…。

だだっ広い部屋でもさすがに腹は減る…自分たちで何かを得ねばならないのは今の状況で良く理解できた…故にゆっくりと食べ物を探し始め辺りをうろうろし始める…鉄の匂いしかまわりにはなくそれでは腹も膨れない…壁をなめても鉄の味しかせず食べ物を食べている感覚もなかった…。

薄暗い建物の中には食べ物らしき物はなく…生きているネズミすらもなかった…。
爆撃はしのげるとしても、逃げた先に食べ物が無いのでは結局、絶望的だった…3匹はそれでも諦めまいと辺りを探って薄暗い部屋をうろうろとした…。

一匹は小高い丘のような台に立って何かないか見渡す、もう一匹は、妙ちきりんな板が多数張り付けられた台に乗り、辺りを伺う…最後の一匹は、二匹の指示でうろうろしながら食事を探した。
結局、何も見つからない状況で妙ちきりんな板の張り巡らせた台に居た猫が触れた板が突然、光り出し、小高い丘のような台に居た猫のまわりを見えない壁が取り囲んで閉じ込める…。
突然の事で小高い丘のような台に居た猫は恐怖感に襲われ必死に抜け出そうと壁を爪で引っ掻いた…。
引っ掻いて引っ掻いて引っ掻いて、必死に悲鳴のように助けを乞う鳴き声は、無情にも壁の向こうの二匹には伝わらない…。
しばらくして壁の天井がまばゆい光に包まれ、意識が遠のく…。
自分が自分じゃなくなる感覚…頭から尻尾の先までの力が抜けていく…。
床に倒れ伏し、それでもか細くなる助けを求める鳴き声は弱々しくなるついには、意識がぷっつりと断ち切れ…その後の事は良く分からなくなった…。

意識が戻り気が付くと…辺りを始めに見回し気配を探る…。

頭の横には、ピコピコと拍子良くなる機械と液体の入った袋がつるされていた…。

ふと思い出した先ほどの出来事を口にする。

『−ーみんな…ど…こ?』

不思議と声が出しづらい…それでも他の二匹の安否を気づかって声を発する…。
『ど…こなの?』

すると…人間が近くに居たのかそいつは顔を覗き込んで様子をうかがってから上体を持ち上げて起こさせる…。

『オイ…気分はどうだ?』

『そ…れより、みん…なはどこ?』
言葉を荒らげようと力を入れて声を出すとしゃがれた声でみんなの事を聞き出すと黒髪のそいつは手を打ってみんなの事を話し出す。

『みんな…?あぁ…他の二匹か…。』

『他の二匹なら、無事だ…まぁお前に会うことも、会わせる事も出来ないがな…生きてる事は間違いないな。』

『会うことも出来ないってどういう事!?』

まず、他の二匹が生きてる事には安堵したがそいつは会わせる事も出来ないと言う事に妙な引っかかりを覚えるとそいつはきらめく板を手渡してくる…。
そして、そいつはさも自慢げな表情を浮かべ腰掛けに戻るときらめく板を覗いて悲鳴を上げた。
『なっ…なにこれ!?』

『お前は、ニンゲンって奴に変わったんだ…もちろん、俺と同じくな…もともとは俺も猫って言われる生き物だったんだがな…。』

『ニンゲン!?ニンゲンって…。』

と言った所で部屋にニンゲンの姿をした奴らがいくつか入ってくると後に入ってきた白い布を纏ったニンゲンが黒髪のそいつと話しをする。

『ハイネリア中尉…ゼロ号被験体の様子は?』

『はっ!博士…被験体はまだ意識を戻してから時間が経ってませんが容態は極めて安定してます。』

『ふむふむ、良好、良好…ならば…直ぐにでも教育に移したいが良いかね?』

博士と呼ばれた白布はハイネリア中尉と呼ばれた黒髪のそいつの肩を軽く叩いて笑っていると黒髪のそいつは二つ返事で返す…どうやらこれから【教育】が始まるらしい…先ほど入って来た他のニンゲンが妖しげな箱を直ぐに用意しだすと博士と呼ばれた奴が顔を覗き込んで柔らかな表情を浮かべた。

博士『なぁに、心配するこたぁない…ただ、自分が何者なのか…ここは何処なのか、自分の存在や物事への理解を深めるための教育さ…。』

『物事への理解?』ハイネリア『そうだ…自分がどんな奴でまわりのニンゲンって何なのかとか…やってはいけない事とか…もろもろだ…まあやれば解る…もちろん、俺も受けた。』


ハイネリアは、ポケットから水を用意すると手近にあった入れ物に注いで自分の近くに置くと少し笑ったところで突然博士から何かを被せられた…。

ハイネリア『まあ落ち着け…なんのこたぁない…そこでまっすぐ目を開いてりゃ良い…。』

博士『まぁ、君の飲み込みが速い事を期待するよ…それじゃ、始めようか…。』

カタカタ音がした後、しばらくして見ていた真っ暗闇は次第に明るくなりだだっ広い世界が広がるしばらくすると声が広がる…。

最初はかすかな風のような音だったがしばらくしてはっきりと解る音になった。

『この世界と言う枠組みには、あなたのような生き物と言う存在がたくさん存在をしている。』

『生き物?それは何?』

『生き物は、様々な形で生きる物の事、あなたもその一つ、ニンゲンと言う生き物です…。』

『ニンゲン…ニンゲンが私…。』

『そう、あなたはニンゲンなのです…。』


似たり寄ったりの教育が数週間、数ヶ月続いて自分の事が良くわかって来た…生活など仕方から人間の基本…そして自分のするべき事…それらも長い時間をかけて理解をした…。

ハイネリア『博士…そろそろ、課外授業の一環でこいつを外に連れて行っても良いか?』

博士『外に?そうだね…バーチャルトレーニングもそろそろ、終盤だし…実体験もしたほうが良さそうだ…。』

『外に出れるの?』

ハイネリアは、黙ったまま頷くと博士もにこやかに頷く、すると表情はほころび喜びがまんべんなく顔を包んだ…。
人間になって初めての外である…長い時間、室内に居たためようやく外の空気を吸える事に胸がときめいた…。

ハイネリアが用意したシンプルな服を素早く着込むと今やと飛び出さんばかりにウキウキするとハイネリア中尉が制止する…。
ハイネリア『浮かれるのは良いが…周りを良く見ろ街中じゃ、そんな事をしていると阿呆か…イカレタやつにしか見えないからな…平静にな…。』

『えっ…あ、はい…。』

少しシュンとするとその顔を見たハイネリアは笑って肩を叩くとつまらない事を聞く。

ハイネリア『そうだ…街中じゃあんたを呼ぶときにあんたじゃ面倒だ…名前がないとな…いつまでもナナシノゴンベイじゃしゃれにならんしな…。』

ふと言った言葉で自分の名前を考える…今までには無い事で心が少し揺れる…自分の事だが呼ばれたことが無い名前である…ゆっくり考える…周りの時間はさほど経っているわけでも無いのに自分だけが一瞬にして数分、数時間が経っているかのような感覚に包まれると他人が聞いて響きのよい語呂と透き通るような感じが頭の中を巡ると教育で見た雪原の光景が浮かび上がると自分の名前が浮かんだ…。
そして、透き通るような笑みを浮かべハイネリアに眼差しを向けるとハイネリアは無愛想に近い顔から驚きがこぼれた。

『私は…ユキノ…雪に乃…雪乃が良いです…。』

そうだ…これからは自分じゃ無いユキノとしてこの広い世界に生きることになる、こうして回る世界の中でようやく小さな命がゆっくりと小さな花を咲かせた…。


A.C.200X年 の奇妙な出来事がまたこれと同じくゆっくりと動き始めた…だが、まだ誰もそれは知らない…これから起こることは誰も予想はしていなかった。
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