いやはや…
昨日就寝前におぞましい妄想をしてしまった
やけにリアルな日本の愛玩人形のお話
最初はその人形は目だけが必ずこちらに向いている
いや向いていると言うか向くんですね
自然と人のように動いてこちらをずっと見ているのだ
ただ、ジーッと頑なに沈黙を貫いてこちらを見ているのだ
どんな時も
カメラを向けても必ずカメラ目線になりファインダー越しでも目が合うのが分かる位にだ
だが幾日か経ちある日を境にそれも一変する…
異様な音と共に頭は裂け、顎は割れ、中から赤黒い肉片の様な物が覗き
背中からは皮膚を剥がされた人の様な腕が飛び出てお腹まわりも裂け目玉が覗き込んでギョロリと動く
そしてゆっくりと歩き出す
人形のはずがまるで人の様に歩き出しおぞましい姿でこちらに歩み寄ってくるではないか…
さながら遊星より物体Xのエイリアンの如く…気色の悪い…何か…
今度はそれを絵に起こしてみようかな…