改めまして、櫻井翔さん。
32歳のお誕生日おめでとうございます。翔くんが早くなりたくて仕方なかった30歳を迎えて、もう2年が経ったんですね。あなたの30歳の誕生日をお祝いしたのが、ついこの間のような気がします。
今日は、ツイッターでもたくさんの方があなたのことをお祝いしていました。大好きだと言っていました。尊敬している、憧れだと。みんなが口々に言うあなたへの“愛”は、あまりにも大きくて。そして深いものです。
2008年、嵐にとって2度目の24時間テレビで感謝カンゲキ雨嵐を歌ったことを、翔くんは覚えているでしょうか。私はあのときのあなたのラップと目をいつまで経っても忘れられないのです。
きっとこの人は、信じる強さを知っているんだ。揺るがない「何か」を持っているんだ。
16歳の夏、信じる意味をまだあまりよくわかってない私なりに、感じたことでした。
何度も言いますが、あなたは生きていることが楽しくて仕方ないように見えます。
目の前のことをどこまでも知ろうとする。隣にあるものを、かたときも離さないようにする。後ろにある道を疑わずに誇りを捧げる。上を見上げれば、虹がかかると教えてくれた。下を向けば、忘れかけているものはないかと探す。過去を丁寧に箱にいれるけど、こじあけて浸るわけではない。未来を、イマを、あなたはいつだって必死に生きる。
あなたのような
櫻井翔さんのような
そんな大人になりたい
そんなことを思い始めたのは、いつだったか。遠い昔のことで、ハッキリ覚えていません。ただ、あなたの生きる姿がかっこよくて、ただただかっこよくて。人ってあんなに輝けるんだと驚いたことは覚えています。
たくさんの“初”を築いてきた翔くん。私の中で今でも忘れられない言葉があります。
ZEROでのキャスターが決まったことに対して、あなたはこんなことを言っていましたね。
「嵐の僕がやることで、少しでもみんなのきっかけになってくれたらいい。そこに嵐の僕がキャスターをする意味がある。」
あなたが生み出してくれる“きっかけ”の種は、いったいいくつ育っているのだろう。花を咲かせているのだろう。見える景色がさらに色鮮やかなものになったことでしょう。
私はあなたに出会ってから
ひとつの大きな決断をしたんです。
国語の教師になるということ
あなたのように、できるだけたくさんの人と出会う縁に触れ合いたい。笑いあいたい。
あなたのように、目の前にいる人に何かを伝えたい。生きることは、実はとても楽しいことで、涙が出るほど幸せなものなのだと。
あなたのように、学ぶことをやめたくない。貪欲に。知識を増やすことで、ゆとりある人間になりたい。
あなたのように、言葉を使って大切な人を抱きしめたい。そしてその中で言葉より大切なものがあることを教えたい。
あなたのように、あなたのように…
これほどまでに櫻井翔に憧れを持つのは紛れもなくあなたのこの一言があったからです。
「ファンの人たちにとって、夢でありオアシスでありたい」
夢?ううん。
Dreamと書いて目標と読むんでしょ?
夢はいつまで経っても夢だから。
目標とは「目」の前にある道「標」
掴んでやるんだ、憧れを。
輝いてやるんだ、もっと。
「嵐がだいすきです。
みんなに負ける気がしません。」
私の耳に届いたあの声は、紛れもなくあなたの声でした。とても挑戦的な声。泣きながら、笑ってやりました。
私だって、あなたに負けない。
だから。だから、ね。
これからもどうかお元気で。
ハッピーハッピーバースデー。
あなたが生まれてきたこと
私の人生の中のたからもの。
2014.01.25