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ストーリー

娘が僕に書いてくれる手紙が、面白くなってきた。
前までは基本は文章で挿し絵程度の絵があるベーシックなお手紙だった。
でも、最近は4コマ漫画仕立てになった。

昨日は蚊に刺されたよ、という2コマと、お風呂でしっかり洗うと刺されなかったよ、という2コマ、裏面に行ってブランコで仲良しという1コマ。

よく蚊に刺されてくる娘に、足の裏をしっかり洗えば刺されないよ、と教えたことを漫画にしたようだ。

なかなか上手く出来てると感心した。ストーリーも一応出来てる。
才能あるかな?と思ったり。
親バカの極みを承知で考えた。

やっつける

ウルトラマンに夢中な息子の「かいじゅうやって、かいじゅうやって」という要求が激しい。

「こうやって、やーっけるよー」と気合十分だ。

「やーっける」は、「もっきって」と同じ部類の変格活用だと思うが、息子が言うと可愛い。

親バカな僕は「怪獣をどうするって?」って、わざと「やーっける」と言わせようとしたりしている。

持ってきて

妻さんと僕の、お気に入りの息子語録は断然、「もっきって」だろう。

「もっきって」は、「持ってきて」ということ。
こうやって書いてみると、単に「て」が一つ抜けただけだとわかった。
でも、息子の「もっきって」は格別可愛い。

寝る前に「テガ!もっきって!」
娘がおもちゃを持ってきたときは、「○○もっきったよ!」って言う。

いつも幸せな気持ちにしてくれる子供たち。
今度はどんな幸せをもっきってくれるだろうか。

セミ

日曜日の昼過ぎに水族園に着いたら、やっぱり第二駐車場と呼ばれるところに行かされた。
第二駐車場から水族園までは、ずいぶん距離があるようだった。

気温が高くて、日差しも強い。
水族園だからと帽子を持って来なかったのは失敗だった。

反省しながら水族園に向かう道を歩いていたら、セミがたくさんいることに気がついた。
どの木にも結構な確率でいて、しかも、低いところにいることも多かった。

僕が捕まえたセミを息子は興味津々で見ていた。娘は恐々という感じだ。
息子を抱っこしたまま、息子の手を上手く誘導させて捕まえさせることにも成功した。
逃げられることも多かったけれど、まあまあの確率で捕まえることができた。

帰り道も、息子はセミ捕まえる、と言って興奮していた。
かといって、はしゃぐ訳ではなくて、静かに興奮しているようだった。
捕まえたセミも、逃がしてあげる、って言ってあっさりリリースした。
そんな様子から、セミとり博士、というニックネームがついた。

実はこの時期、寿命で弱っているセミも多いのだろう。
何度もチャレンジしていると、そんな反応が鈍いセミにあたり、簡単に捕まえられたのかもしれない。

でも、息子にとってはセミはセミだ。
捕まえた喜びを感じられたこと、逃げられて悔しかったこと、夢中になってくれたこと、これらはかけがえのない経験になったと思う。

パンツマン

2歳10ヶ月から、やや遅めのトイレトレーニングを始めた息子は、半月ばかりでほぼマスターしたようで、家ではパンツ姿が定着してきた。

「パンツマンかっこいいね!」
息子のやる気を出させるために、妻さんと僕はわざと大袈裟に言っていた。

その日も、我が家はリオデジャネイロオリンピックに盛り上がり、いつもはつけないテレビをつけていた。
女子200メートル走の中継を見た息子が「パンツマン!」とテレビを指差して言った。
女子陸上選手の格好は確かにパンツマンだがちょっと違う。
息子の可愛い勘違いだったが、妻さんは「パンツウーマンだよ」と見事な切り返しをしていてさすがだと思った。
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