話題:読書記録。
おばんですーえにです。こちらではようやっと桜が咲きはじめました。風はまだ冷たいですが徐々に春らしさを増しています(*´∀`)
そしてこちらもようやっと3月の読書まとめ。月前半に間にあって良かった……!!
3月のイチオシは『ニューヨークの魔法使い』。ファンタジーとビジネスのさじ加減がとても私好みでした。シリーズで読もうと思います。
ニューヨークって本当におかしな街。宙に浮いてる妖精はいるし、教会の屋根にはガーゴイルが出没する。テキサスから出てきて一年、毎日が驚きの連続だ。わたしって、そんなに田舎者?ところがある日、思いもかけないチャンスが舞いこんできた。でもちょっと待って、うまい話には絶対に裏がある…。おしゃれでキュートなファンタジー、魔法版『ブリジット・ジョーンズの日記』。(「BOOK」データベースより)
詳しい感想は
以前の記事にて書いています。
助け舟や左うちわ、先輩風に思う壺……。素敵な『ないもの』たちを納めたカタログ風読み物。
『どこかへいってしまったものたち』も写真込みで好きですが、こちらはシンプルな挿し絵と文だけの分ぐっとくるものがあります。
相槌の大中小が『大:まったくそのとおり』『中:そうですね』『小:まあね』になるくだりが特に好き。
様々な月を慣用句や和歌などを交えて解説した写真集。
古代の人が見た月と同じ月を見ていることを改めて不思議に感じました。唯一のものだからこそ季節や人、時代によって月への思いは変わり、多くの言葉が生まれたのかもしれませんね。
リサイクルショップを舞台にしたサクッと読める人の死なないミステリ4本立て。
迷探偵の推理を裏で支え、こっそり事件を解決へと導くという作りは良かったのですが、そこまでする動機が見えにくいのが難点。
以下、背景と同色でネタバレしています注意!!
華沙々木に心酔する奈美を失望させないためと日暮は言うけれど、奈美本人に事情を見抜かれている節があるのでただの骨折り損なのではという感は否めませんでした。
ネタバレ終わり。
こそあどの森シリーズ第9巻。話がどう着陸するのか不安でしたがハッピーエンドでひと安心。
このシリーズには珍しい悪人らしい悪人が登場するのが新鮮でした。もしかしたらドコカはやっぱりただのカワウソで、イツカが自分の味方として生み出した人格とセリフを腹話術でなぞっているだけなのかも、と考えると切ない。
つるばら村シリーズ第3巻。今巻も美味しそうなパンと季節と不思議なお客さんたちが織りなす物語に和みました。
雲のアルコールと春を呼ぶ黒豆あんぱんの回が特に好き。鬼の世界も色々あるんですね。
怪盗クイーンシリーズ本編第4巻。オリエント急行を舞台に名探偵、海賊、犯罪組織、探偵卿、そして怪盗が大混戦という盛り沢山な内容でした。
教授とクイーンの決着はきっと永遠につかないんだろうなと思わせる巻末の対談も好き。里帰りするRDを見るとカレーを食べたくなります。
計7冊 1751ページ