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『聲の形』イラスト&感想

★この作品に出会ったのは去年の夏。
岐阜県に観光に行った際に、作者の地元という事で、"映画化記念"ポスター(垂れ幕も)が至るところに飾られてて、途中それを目にしたのがきっかけでした。
貰ったパンフレットを読んで、物凄く興味が湧いたのを今でも覚えてます。

ちなみに、映画化は9月、その時は8月だったので、映画を見る前に原作を読んで内容分かった上で映画を見たいと思い、慌てて全巻揃えました。

★…で、読んだ感想、
泣けて、思いっきり考えさせられました。

★大まかなストーリーとしては、小学生の頃、主人公『石田将也』のクラスに、耳が聞こえないヒロイン『西宮硝子』が転校して来る所から話は始まります。
耳が聞こえない分意思疎通が難しい&クラスのハンデも大きいという事で、次第にうざがられていくんですが、そんな中、手話の勉強をしようと先生が言い出し(←担任ではない)
皆ヤル気が無い中、自分が覚えるからと『佐原』がかばったのが『植野』にはいい子ぶってる様に見え、痛い言葉を投げかけます。

その言葉に耐えられなくなり、結果不登校になります。

で、主人公『石田』はというと、面白い物好きなので未知の存在『西宮』に興味を持ち、いじめ始めるんですが、
そのいじめに便乗する友人『島田』と『広瀬』(石田を好きな『植野』も)、
それを見て笑って流す『川井』、
注意しながらも内心一緒に面白がってる担任『竹内』(←ストーリー読んでると一番ゲスいキャラですな)、
と膨らんでいき、次第に『石田』のいじめもエスカレートしていきます。

結果、『西宮』は転校するんですが、その頃には『石田』は悪者になっていて、立場が逆転し、いじめられる側になっています。

勿論友達もいじめる側に逆転し、孤立してしまう事になるんですが、卒業して中学、高校もそれを引きずり、最悪自殺を考えるんですが、その前に一言謝っておきたいと再度『西宮』に会いに行く所から現代の舞台に戻ります。

その後も色々あります。
無事『西宮』と話が出来て仲良くなれたり、
『西宮』のいじめを間近で見てきた妹『結弦』と色々あったり(最終的には仲良くなる)、
小学生の頃の同級生に再び会って今度は仲良くなれたり、
高校からの新たな親友・友達も増えたりと充実した話もある反面、
『石田』対仲間で大喧嘩(石田が思ってる事全部吐き出した←全て当たってるけど)したり、
『西宮』がそれを自分のせいだと思い込んで自殺しようとしたり、
それを助けたが為に『石田』は意識不明で入院する事になったり、
その意識不明でいる間にも以前から進めていた映画作成の話を復活させようとドラマがありますし、
その後の事も色々書かれてます。

ストーリー的には高校卒業し、成人式を迎えた日で終わってますが、私個人的には元友人の島田と広瀬の仲直りも見たかったかなと。
そんな感じですかね!

★…で、夏の日記にイラストを描くと言ったので、少しずつ描いてたんですが、忙しすぎてなかなか完成せず今に 。

ちなみに、出来上がった今、再度読み返してるんですがやっぱり良いですね!
考えさせられる作品でもあるし、
普通に甘酸っぱい場面もあるし。
(↑私的には此処が一番絵を描く原動力になりました)

特に、『西宮』の告白シーンはドキドキもんでしたね!

普段しない髪型ポニーテールにして、普段使わない言葉を頑張って覚えて口に出して伝えようとする様子が可愛い!そして頑張ったにも関わらず、伝わらなくて恥ずかしくなってる顔もまた可愛い(≧∇≦)

後、橋での昏睡状態から目覚めた"石田"と"西宮"が再開するシーンもなんですが、
岐阜に観光に行った際に、大垣は色々散策してて、まさか原作者さんが舞台にした箇所をいくつも見れると思ってなかったので、より身近に感じる事が出来たのも良かったです。
ホントあのシーンはいつ読んでも涙出ます(。´Д⊂)



★この作品に出会えてホントに良かった!
久しぶりにそう思える作品に出会いました。

なので、もしまだ読んでないって方は、是非読んでみて下さいね(^ ^)

ではイラスト&長文に最後までお付き合い頂き有難うございました♪
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