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無くしてた熱情が 指先から流れ出した





長門くんと
ダム、行ってきた

17時半に
会社の駐車場まで迎えに来てくれて
道中ハプニングもありつつ笑
2時間半ちかくかけて、ダムへ

２つダムに行ったんだけど、
真っ暗でうっすら見える水面に
吸い込まれそうな感覚がたまらん

が、しかし
風がほんとに強くて
凍え死ぬかと思った笑

でも
ダムもよかったけど、
星がめっっっちゃくちゃきれいで
すごいねー、すごいねー、って
長門くんとずーっと
空、見上げてた


帰り、

『こんなに長い時間ひと乗せて走ったの
はじめてかもしれない笑』

「え、ほんとに？やったー！」

『俺、基本「はい、運転してー」って
運転してもらっちゃうもん』

「そーなんだー」

『だから初め…じゃないかも
昔の彼女かも笑』

「なんだよ！なら言うなよー・ω・`」

『へこんでるへこんでる笑』


けど彼女でもなんでもないのに、
夜のダムに連れてって！
なんてとんでもないわがまま聞いてもらって
長門くんとお出かけできて
あたしはうれしいよ！

メガネかけてる長門くんも
めちゃくちゃかっこよかったし・ω・*


0時頃駐車場に戻ってきて
車のなかで話してた

ってゆっても、
キスしてばっかだったけど・ω・`*

あたしもだけど、
長門くん、キスすきなんだもん
ほんと、とまんないんだもん

あたしのほっぺた両手で挟んで
引き寄せられて何度もキスして

息も絶え絶えで、
でもとまんなくて

くちびるをはなして
至近距離で長門くんと見つめあって

「もっと、して」

『っ、ふふ笑』


運転してる
長門くんの横顔をみておもった

長門くんの感情ぜんぶ
あたしにだけしか向かなくて
動かなければいいのに、っておもった

長門くんがやさしく甘く笑うのは
あたしにだけならいいのに、っておもった

あたしのこと
すきになればいいのに、っておもった


長門くんが、すきだ

でも

どうにもならない関係



やっぱり、好きだ。


FREELY TOMORROW / 初音ミク



16/05/01 14:33
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