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白衣の天使なんていないと思う


話題:ナース・看護師

先日の女医さんとの会話。


「“彼氏がピルは体に悪いから飲むなっていうんです”とか言う患者さんって多いんですよ。自己がないというか意志がないというか…とにかく残念な人が多いですよね。」

女医さん
「そうですね〜じゃあ“彼氏がこの薬は体に悪い”って言ったら風邪薬も飲まないのかな。
というか、なにより、中絶させるほうがよっぽど体に悪いのにね。」


「確かに…。まぁ自分のことを自分で決められないバカな女がいけないんですよ。」

女医さん
「看護師も医師も意志が強いからね。」

確かにと納得してしまいました。意志が強くなきゃ医療なんぞ目指してない…気がする。

といっても私が看護師を目指した理由は、・一生働ける資格である・人に必要とされるっていう結構どうでもいい理由なんですがね。ただそんな理由だけで、「絶対に国試受かってみせる!」と、厳しい看護学校を耐え抜いたわけです。
看護師は白衣の天使だの、優しいだのと思っている方がたくさんいますが、気が強くて怖い人のほうが多かったりします。
命というものと向き合う以上、優しさだけでは務まらない仕事。

強い意志、専門的な知識、それらがあるからこそ、私達は患者さんと向き合っていけるんだとそう思っています。

自分のことなのになにも決められない患者さんはとても多い。
もう少し自分を見つめ、自分を持って生きてもらいたいものです。

最近購入した漫画


私は元腐女子ですが、いまは至って普通の女子をしています。
昔からあんまり漫画(同人誌を除く)を自分で買うことはないのですが、いま定期的に買っているのは。
・聖☆おにいさん
・パンドラハーツ
くらいです。あとは母や兄が買ってきたものを読んでます。

最近買った漫画ですが、先ずは「パンドラハーツ」最新刊。
昔深夜アニメをちょっとだけ(本当にオープニングやエンディングの音楽聞いた程度)観て素敵だと思って買い始めました。意外とヤンデレ乙女思考な私は、痛いジャックの気持ちに共感しまくり、レイシーが出てきたらへんまでは楽しく読んでいたのですが…なんか最近つまらない気がしています。まぁ最後が気になるので、完結するまでは買うつもりですが、もう期待はしていないです。

続いて、「向ヒ兎堂日記」なんとなーく漫画が読みたくなって、中身も見ずになんとなーくで買ってしまった漫画。まだまだ新しい漫画なので、2巻までしかないのが残念なくらい楽しかったです。
猫叉の銀がめちゃ可愛い。猫好きのハートを狙い撃ちです。猫好きのあなたにぜひおすすめな漫画。うちの猫さん達もあんなイケメンな猫叉になってくれないかな。

なんだか最近は、昔みたいなわくわくどきどき展開が読めないような漫画より、日常茶飯事を描いたもののほうがつぼみたい。
年をとったせいかしら…


命への情熱


最近職場で「熱いね」と言われます。
仕事の話をします。
腰を痛めてから先輩方の優しい配慮により、診察室にいることが多いので、患者さん対応ではなくて延々とカルテとにらめっこをしてることが多いのですが、診察室にいる以上診察室にお呼びした患者さんの訴えやらその患者さんのことを嫌でもわかっていなきゃいけないのです。
昼ドラ並みの事情を抱えてくる人がゴーロゴロくるわけで、休憩や一息つくときに「もうこんなんばっか嫌!!」ってなるんです。
昼ドラを観ていると思えば耐えられなくもないですが、さすがに昼ドラも観すぎると嫌気がさしますよね?きっと。
不倫やら中絶やら自分勝手な主張をする人達ばっかりを見ていると、「世の中ってみんなこうなの!?」って疑心暗鬼状態です。
「世の中こんなんじゃだめだ!」って語っていると「熱いね…」と呆れた言葉が飛んでくるわけです。

私が熱い理由はもう一つ。うちの院長は患者さんに優しすぎるのです。叱るべきところは叱っていたりもしますが…基本的には優しい。
「もっとがつんと言わなきゃわからないよ!」ってモヤモヤすることもしばしば。

手術希望の方なんてほとんどが自分の行為に責任をとれないから命を消しにくる訳です。
(もちろん中には性被害者や妊娠発覚後に母体、胎児の命の危険性がわかってなどやむを得ない事情の方もいますが)
基本的には!←重要なので2回言いました 自分勝手な人が多いんです。
後悔している人もいます、だけどセックスしている以上後悔しても遅すぎる。もっと自分達がしたこと、してることに目を向けさせて欲しいなと思ってしまいます。
院長はほんとに優しすぎる…
患者さんに優しすぎて手術費用も相場より大分安いらしいですし。しかもうちはアフターケアまでもしっかりしすぎているので、親切すぎる。検診やら指導やら口うるさいと思っている患者さんもいるとは思いますが、口うるさく言うのは金儲けの為ではなく本当に患者さんを思っての院長の方針なんですよね。だから経営が危ういのでは…と言われることもしばしば。
もちろんそんな院長の方針に惹かれて入職したわけですが。
ただやっぱり厳しく言わなきゃいけない人にはもうちょいがつんと言って、しっかり考えてもらってからちゃんとケアしていけば良いのにって思ってしまいます。

なんてこと考えてると 熱くなってしまいます。
だけどこの熱さも、命を重んじる以上必要なのかなとも思うので、いつまでも忘れないでいたいと思うものです。

綺麗事だけれども

話題:今からうだうだ話すから適当な感じで聞いてもらえるといいな、って話。

私、人のことを考えられない人って苦手です、というか嫌いな部類。よく「空気読みすぎて疲れない?」と言われるくらい、人の顔色を気にしまくる性格です。
もちろん恋人とか家族とか親しい友人とか、わがまま言っても大丈夫って人に対してはとことんわがままなんですがね。
そういうのではなく、一般的に他人に対しての態度がものすごく気になるのです。だからこそ仕事の能力は別にして、接客やら患者さんからの評価はどこの職場でも意外と悪くはない。
そんな私が思うこと。

■年上でも年下でも初対面やあまり親しくもないのに馴れ馴れしい
■怒りに任せ理性的に話が出来ず、一方的に批判する
■婦人科なのに付き添いの男性が堂々と待合室で座っている
■人の話を聞かない、又は返事をしない
■電車での携帯電話の通話、荷物しか乗せていないベビーカーを畳まない
■○○だからと決めつけて譲らない
■自分だけ特別扱いを望む

とかとか。まだまだ気になることはありますが、気を使えないんだろうな、人の事を考えられないんだろうなと感じる一例です。

一日何人もの初対面の患者さんを相手に対応していると、ほんとに色んな人がいるものです。
しかも病院もサービス業ですからね、神様とまではいきませんが対人への接客になります。
丁寧に正当な事を伝えても、理不尽な事をぶつけてくる人がいたりといい社会勉強です。自分はこうはならないぞっていう。
まぁもちろん非常識な人っていうのは、患者さんだけでなく、色んな所でいるものですけどね。
私も完璧な人間ではないので、時として人に迷惑をかけたり、傷付けたり不快感を与えてしまったりとするでしょう。
ただやはり、一日たくさんの人と接していると考えてしまうんですよね。もう少しだけ人の気持ちを考えれば良いのにって。
そういう人に限って自分が同じ事をされたら怒ったりするんですよね。

私は茶道を6年していました、一期一会って素敵な考えだと思うのです。
もう二度と会わないかもしれない相手だけれども、お互い気持ちよく笑顔で時を過ごしたいですし、そこから「また」が生まれたら素敵だと思います。
仕事限定で考えれば、病院なので医療を提供するのは当たり前で。それにプラスで笑顔や気遣いを感じてもらって、また来たいなと思って貰えたら私は幸せなのです。

顔色をうかがうというよりは、すべての人がもう少しだけ、他の人の気持ちを考えて行動出来たなら、この世界はもう少しだけ素敵になるのでしょうね。

奇跡おきないかな


休みの日に一人で過ごすことに段々慣れてきた。
朝起きてシャワーを浴びて、お弁当を作って朝ごはんを食べて出勤。いろんな患者さんと接していろんな事を感じて、満員電車に揺られて家に帰る。
適当に夜ごはんをすませて猫と遊んで、ベッドで気が付いたら眠ってる。
そんな毎日の繰り返し。
家族やメルマガくらいしか受信しない携帯。携帯依存の私が携帯を気にしなくなってきた。

夏が近付いてきて青空が綺麗な日が続く。
四季の中に昔を思い出しては切なくなる。どの季節にも彼がいてくれた。
四季を感じるように二人で色んな所に出掛けて、いつだってそばにいた。家族とか宗教とか仕事とか、何も気にせず自由だった。

あの時とは何もかもが違うんだ。

ふと考えて悲しくなって、どうしようもない毎日を繰り返すだけ。なにも変わらない。
こうやってずっとひとりぼっちで生きていくのかな。

もう過去になってしまった君。
出会いと別れを散々繰り返して、二人には未来はなかったんだと、やっとわかったことだけど。

それでも考えてしまうよね。
突然電話がかかってきたりしないかな…。

君を引きずって前を見れないなんてことはない。いまは出会いが皆無だけれど、いつか新しい出会いがあればいままでみたいに恋をするんだろう。

そんな日々が早く訪れれば良いのだけれど、ひとりぼっちで過ごすいまはやっぱり君のことを考えてしまうんだ。

私が君のことを考える時間を100だとしたら、君が私のことを思い出す時間なんて1にも満たないんだろうね。
それだけは初めて出会った時から変わりはしない。

君が私を抱きしめてくれた、君が私を好きだと言ってくれた日々は神様がくれたプレゼントだった。

私のこれからの人生、君が電話をくれることがあるのなら、それは間違いなく奇跡なんだろう。

そんなこと考えて、ひとりぼっちの毎日は続いてく。
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