2012年2月21日(Tue)
10時28分
いつだって真剣、いつだって本気。
更新をサボっていました、宇戸佐耶香です。
いしいけんじ・作『トリツカレ男』読了。
ジュゼッペのあだ名は「トリツカレ男」。
何かに夢中になると、寝ても覚めてもそればかり。
オペラ、三段跳び、サングラス集め、潮干狩り、刺繍、ハツカネズミの飼育……。
そんな彼が、寒い国からやって来た風船売りに恋をした。
無口な少女の名は「ペチカ」。
悲しみに凍りついた彼女の心を、ジュゼッペは、もてる技のすべてを使って暖めようとするが……
先日観た舞台の原作。
大人の児童文学みたいな感じです。
ページ数も160Pしかなく読みやすいので、ちょっと字の多い絵本を読んでいる気分になりました。
舞台と原作の違いは、原作に新聞記者とロミオ兄弟が登場しないということ。
舞台化するための調整だったんだと思います。
実際、ロミオ兄弟の様な(笑いをとる)キャラクターは、舞台には絶対いた方が良いですし。
原作を壊さないように脚本を作るのも大変なんだなと思いました。
祖父が、宮城県に旅行に行ったお土産に「合格祈願」と言って、お土産をくれました。
………
………………
…………………………、こけし…。
文庫本と比べて頂ければわかりますが、かなり……デカいです。
でも祖父の目は本気だったみたいで、なんだか、憎めない……。
おじいちゃん……、もうちょっと小さいのが……良かったな。
おしまい。