MarSaturn






昨日のモッパン、2年振りって言ったからフォルダから引っ張ってきたジュンギュ〜〜〜!!!!!

07/18 15:22
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映画を観ているというよりも、自分の過去を振り返って、映画の中の時間と一緒に生きているようだった。
小学生や思春期という時期からかなり経っている自分が観た感想としては、辛い・悲しい・大変という感情よりも、ソン、ジア、ボラ、三人の気持ちが全て痛いほど分かるなあ、ということ。
自分(ソン)が言いたいことが、言葉にはするんだけど相手(ジア)には上手く伝わらなくて、違う意味に捉えられてしまって。違うんだよ!本当に伝わってほしいのはそういうことじゃないのに!って場面が二回あったかな。その描き方もすごく細かくて言葉は少なくとも丁寧で。

まず鑑賞後すぐに思ったことは、自分自身が思う嫌な負の歴史、思い出したくなくて蓋をしていた記憶にしっかり向き合って、周りにいる人たちを大切にしよう、ということ。
小学生〜中学生の間で、自分が友達に対してとってきた冷たい態度や酷い言葉が走馬灯のように駆け巡って、自分の中でもこれは相手に嫌な思いをさせてしまったな、と自覚していてずっと心に残っていたんだなって。お父さんが歩道橋で泥酔していて、ジアと会ったときに言った一言も忘れられない。

心の中にずっとあるモヤモヤを表現したかった、と監督さんが仰っていたんだけど、私も心の奥底で眠っていたこの気持ちをいつかどこかでスッキリさせたかったのだと思う。そしてそれがこの映画だった。今まではモヤモヤした心を負の部分として向き合わずにひっそりと抱えるだけだったけど、これからはこの気持ちと一緒に前向きに生きていこうと思った。

チキさんがラジオの中で、弟が発した言葉に注目ということを仰っていたんだけど、本能では誰もがユンくんと同じなんだよね。そこに感情が入ってくるから、嫉妬だったり意地悪心だったり自分と異なるものを受け入れられなかったりして、いじめが起きてしまうんじゃないかな。いじめはほんとに些細なきっかけから始まって、自分も陰口言ったり無視したりしたことがあるし、その逆で言われたこともされたこともある。始まったきっかけは小さなことでも、そのあとは実はあれが気に食わなかった、あのときああ思っていた、もう理由は何でも良いんだよね。

"(ワンタ)"は、いじめという意味で使われるし、独りぼっちというときにも使われるとのこと。生の韓国語を聴くことができたのもまた良かった。

監督さんは私よりも10歳くらい年上だけど、ユンガウン監督が笑ったときの顔が本当に可愛くて温かい気持ちになった。
女性監督さんだからこそ、この映画を作ることができたのだなあと。

09/07 02:00
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小説が出た当初購入していたけど、未読のまま映画を鑑賞。観た方が良い、とても良かったという周りからの声が多かったので、やや期待していました。

主役の女の子(さくらちゃん)が、演技してます!セリフ言ってます!明るいキャラです!という感じが全面に出ていて、最初の方は物語になかなか入り込めなかったんだけど、対称的に主役の男(しがくん)の子が地味で、ああこういう男の子普通にいるな〜って感じのごく平凡な役柄だったから、良いバランスが取れていたのかな、と思う。

今ある当たり前は当たり前なんかじゃなくて、誰しにも"死"が来ることは分かっているのに、どうしても遠い存在だと感じてしまう。まだまだ来ない未来だと思って過ごしてしまう。常に考えろっていうのも難しいけど、どこで自分が死ぬかなんてほんとに分からないんだよね。それは病気かもしれないし事件か事故に巻き込まれるかもしれないし寿命なのかもしれない。生きて行く上で一人で生きていくのはできないことだから、死を自分一人の力では制御できない。またね、と言える相手がいて、その相手にまた会えるっていうのは当たり前のことではないんだなと改めて思った。

本人が明るい顔をしているのに、他人が悲しい顔をしているのはお門違いでしょ、ってなかなか高校生で言えるセリフではないと思う。自分が今同じ立場に置かれたら言えないと思うし。でも、ほんとは泣きたかったんだね、辛かったんだね、思う存分泣いて良いんだからねって抱きしめてあげたくなったよ。。。

さくらちゃんはしがくんに対していつも本を読んでいるから自分と向き合っている感じがして強くて羨ましいって思っていて、方やしがくんは他人に興味がない、関わりたくないと言いながらも誰とでも仲良くいつも元気に接してるさくらちゃんを見てさくらちゃんのようになりたい、羨ましいって思っていて、お互い出会わなければできないことを沢山した。運命でも偶然でもなく、各々がそれぞれ選択した道を進んでいたから出会えた。

08/31 01:00
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周りから"無愛想だ""怖い"っていくら言われてると実際に関わってみたら、不器用な人なんだなということが分かったり、可愛い一面もあったりして、周りの噂とか印象っていうのはただ一個人の意見でしかないなと改めて思った。
周りに左右されて自分までその人のことを勝手に印象付けるのは良くないことだし、勿体無い。
何事も先入観持たずにやってみる、関わってみる、とは頭の中で思っていても、心のどこかで周りの言葉が纏わり付いてるから、全部取っ払いたい。

今日の朝の一言と笑顔がとても素敵で忘れられないな〜。コミュニケーション取ろうとしてくれてるのが嬉しい。

08/03 04:22
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