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あんな思いは、うんざりだ


◎ ごめんね、大好き。







あれから数日、何もする気が起きず休みの日はほとんどずっとベッドで泣いていた。
仕事だけはちゃんとして、帰ったらまた泣いての繰り返し。
ずっとずっと彼のことを考えていた。









でも、彼からの連絡がきたのはほんの数日後。
何日も、もっと言えば数週間、数ヶ月連絡こないのかもしれない、と思ってたから驚いた。



「今、電話できる?」
「できるよ」

「寂しかった?」
「…寂しくない」
「本当に?」
「…寂しかった」

今までどんなに少なくても連絡を欠かしたことなかったわたしたち。たった3日、だけどすごく長かった。

「ごめんね。」
「わたしこそごめんなさい。甘えてた。」

彼「本当は1ヶ月くらい連絡とらなくていいやって思ってたんだけど…今までこんなに連絡とらなかったことないじゃん?仕事終わりに、千咲のこと考えちゃって寂しがってるよな、何してるんだろうって思った。
千咲には笑ってて……し……なんだよね」
「え?」
「え?」
「電波悪くてよく聞こえなかった…」
「…」
「…笑」
「とにかく、千咲が大事なの!笑」









わたしたちらしく締まらない仲直り?だったけど、また一緒にいれるんだって思ったら嬉しくて笑いながら泣いてた。
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