こんばんは。寒いです。ここ最近寒いしか言ってないような気がしますが、布団と恋人になりたいです。布団って怖いですね、温もりで睡魔を誘って仕事を遅刻させる凶器。はい、遅刻しました。やっちまったーと思い携帯見たら職場からの鬼電。寝起きの悪い私でもすぐに家出れました。しかし休憩まで長かったような気がしたので鳩サブレだけは食べました。この余裕はどこから生まれるんだ?と思われるが、目の前に鳩サブレがあり。なに?食べてほしいって?じゃあ食べてあげるね。と独り言。遅刻して、謝りました。もう、すみません、すみません、アアアアアア。本当申し訳ございませええええんんn。アアアアアア!!!!!と日本語じゃな言葉を発しながら謝ったら
「店長には黙っといてあげるね」とお優しいお言葉を頂いた。神様だ、あの人。その日から私は遅番でもアラームをかけることにしました。なんでしょう。冬って怖いですね。
社会人になって早3年、3回目の遅刻をしました。辛い。
はい、柑浪です。毎週毎週マッキーがかっこよくて、ジャンプ見るのがつらい。どうしてマッキーはあんなにもかっこいいんでしょうか????本当に柑浪の年下ですか?柑浪の方が年下に見えるのは気のせいですか??????
つい最近ヘルプで違う店舗に行ったさい
「若いですね、高校生ですか?」
と言われ、いや、その、うん
「いや、高校生ではないです」
「え?」
「え?」←柑浪混乱
高校生で店舗責任者になれる事はすげぇよなぁともんもんと考えてたら、19歳ですか?と言われた。おしい!おしいよ、どうしても未成年にしか見えないんですね。分かります。年齢確認は当たり前の柑浪ですもん。21歳です。なんて言ったら、嘘だろう。という視線しか待っていない。免許証片手にコンビニ行かないと何も買えない。辛いです。
先輩にはがきんちょとしか言われないし。
そう考えるとマッキーって大人ですね。本当青葉城西に行きたい。どうしてマッキーは紙から出てきてくれないのだろうか?柑浪は毎日のようにシュークリームをプレゼントするのに。アアアアアアア!!!!!!!二次元辛い。
ちょっとした妄想
あ、そうだ。と影山は朝練が無い日、月バレが唯一置いてあるコンビニに寄る。今日は月バレ発売日。確か前回は梟谷が表紙を飾っていたような気がする。強豪校の為10ページを超える特集を組まれていた。相変わらず木兎のインタビューは擬音が多く何言っているか分からない。それに比べて赤葦は淡々とインタビューに答えていた。同じポジションとして特に赤葦のインタビューを熟読していた。今月はどこだろう?と月バレに手を出す、表紙にはこいつモデルなんじゃねぇの?と思う決め顔の知っている顔があった。
「宮城代表!鴉原高校、主将大久保叔君に密着。」
タイトルにはこう書かれていた。
確かに気になるが、何だろうか?及川さんとは違うイラッとした感情が影山を襲う。
とりあえず買う。鴉原特集だから。
あの天才セッター桐谷彰弥のインタビューがあるかもしれないから。
授業が始まる前に見ていると
「ねぇねぇ、たまたまコンビニで見つけたんだけど、この人かっこよくない?鴉原ってあの進学校でしょう。頭もいい、バレーは強豪校、おまけに顔もいい。何この人パーフェクトじゃんー。」
と女子が興奮する声が聞こえた。まさかと思い振り返ると彼女達は先ほど影山が買った月バレを持っていた。おいおい、顔目的で買ったのか?その雑誌はそこらのファッション雑誌じゃないんだぞ?バレーしか書かれてないんだぞ?見て楽しいのか?
「てか鴉原バレー部って顔偏差値高くない?あたし、1番ちょー好みなんだけど」
「えー。1番もいいけど4番も良くない?このきりっとした目。あーこんな人と付き合いたい」
「6番でしょう。見てよ、このやる気のなさそうな目。でもいざって時はぎゅってなりそうじゃない?ギャップ萌え最高」
「7番は弟にしたい。可愛い」
「あたし絶対5番。5番かっこいい、何この人、ちょーかっこいい。てかかっこいいんだけど美形って言うの?顔整い過ぎじゃない?」
「3番、たれ目最高、この甘いフェイスで名前を囁かれたい」
「ええええ!2番の子もいいって。てか本当にバレー部なの?顔整い過ぎじゃない?」
雑誌をめくると1人1人個人のページがあって、インタビューがあった。
影山は迷わず桐谷のページを見る。相変わらず無表情。
ライバルは誰ですか?
「宮城でしたら青葉城西の及川さんと鳥野の影山です。全国でしたら梟谷の赤葦と音駒の孤爪です」
影山君と言えあ鳥野の1年生ですよね?
「そうですね、影山から学ぶ事は多いです。影山のトスを超えられるトスを上げるのが今の目標です。俺はまだ影山を超えてないので頑張り時ですね」
まさか桐谷さんが自分の事を話してくれているとは。
思わずにやける。ライバルとして見えくれていることが嬉しい。
ああ、早く今週の土曜日になってほしい。
鴉原と練習試合が組めた。
俺も聞きたい。桐谷さんと関わりたい。
そのころ青葉城西では
「飛雄の事語り過ぎじゃない?え?何?影山はライバルですが、可愛い後輩です。見てると面倒見たくなる気持ちになります。ってなに?もっと俺の事も喋ってもいいんじゃないの?」
「嫉妬おっつー」
「マッキー酷い」
「お!篠久保って甘いの好きなんだって。って見ろよ、これ。国見とスイーツバイキング行ったときの写真じゃね?ちゃっかり国見写ってやがる」
「にしても大久保って本当顔整い過ぎじゃね?なんでこんなにかっこいいの?って女子がうっとりする理由も分かるわ。この顔であの声で、花、今日は帰らないで。と言われてみんよ。絶対ロックオンだから」
「なんで俺チョイス?」
「お、これ見てみろ。好きな人はいるんですか?って聞いちゃったよ、この人」
「篠久保は彼女いるよな?」
「いるいる、だって彼女いますって言っちゃってるもん」
「他は?」
「大久保、今はバレーが恋人になってますね。でも彼女ほしいなぁって思った事はありません。だって今が充実してるからいらないかなぁ(笑)」
「イケメンだから許させる言葉」
「篠久保、俺は彼女います。可愛い彼女。いつも俺達の事を支えてくれて、バレーには人一倍勉強して足を引っ張らない努力していた彼女を見て惚れ告白しました。そしたらOKもらったんです。本当嬉しかったんですよー。」
「なんだろう、この応援したくなる気持ち。彼女いて羨ましいのに、応援したくなる。この満面の笑み」
「蒼崎、好きな人ですかー?いますよ、でも他校だからなかなかアタック出来ないし、しかもセコム凄いから関われないんですよねぇ」
「あれ?セコムって言ったら鳥野じゃね?」
「もしかしてマネ?あの美人マネ」
「新人マネかもしれねぇぞ」
「まじかよー。鳥野のマネに手出そうとしている蒼崎ってある意味勇者じゃね?」
「はいはい次ー。きりやんはラストに置いといて、茶葉。んー。好きな人かぁ。いないですねぇ。俺にとってはバレーが好きなので、今はバレーとチームメイトがいれば満足です」
「茶葉ぁ、感動した。こんなにもチーム思いの後輩がいていいなぁ」
「国見と金田一がいるじゃねぇか」
「大倉、好きな人いないです。俺、青春はバレーに捧げようって決めてるんで」
「おいいいいいい。なんなん?鴉原の1年ってどうしてこんなにもバレー一途なの?チーム大好きなの?泣けてくる」
「ラストーーー」
「彰弥はなんて言ってるの?」
「そこだけ食いついてくるんじゃねぇよ、うぜぇな」
「桐谷、好きな人ですか?好きな人、年上の人です。(この時の桐谷君は小さな声で顔を赤くしながら言ってました。)」
「だあああああああああ、彰弥、結婚しよう、本当可愛い。どうしてこういう時だけデレるの?普段のツンツンはどこにいったの?本当困った。抱きしめたい。そうだ、鴉原に行こう」
「やめろ、変態」
「もしかしたら岩泉かもしれねぇじゃん。だって年上って言ったら俺等も当てはまるし。しかもきりやんって岩泉にちょー懐いてるじゃん。いつも根性論着てるし」
「どうして絶望に突き落とすの?いいじゃん、思い込みぐらいさせてよ」
「どんまい」
言ってやりたい。
全国の大久保叔の顔を見てちょーイケメン。絶対性格いいって。と言っている彼女達に言ってやりたい。そいつは腹の底から真っ黒で、性格悪くて、しかも変態で、5歳以下の女の子大好きで、ロリコンだって事を言ってやりたい。理想だけを語ってレベルを上げてる所申し訳ないが彼女達には現実を知って欲しい。
月バレの大久保のページを見た鴉原バレー部はそう思いそっとページを閉じた。