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お久しぶり



いやああああ乱世乱世!!
お前監獄学園ご存じない??と友達に言われ、主人公浩史なのに見ないの??正気でござるか??と言われくそおお。見たら絶対はまるから嫌なんだよ!!!1話見てほぉらはまってしまったよ、くそおおお。はい、生きてます。いあや。パソコンはぶっ壊れるわ、スマホは1年も経ってないのにすでに4代目だ、ちょっと私の電気製品大丈夫でしょうか。はい、柑浪でっす。お元気だったでしょうか。ここ最近ハイキューのIHの映画見てきたのですが、いやあ、1回漫画読み返しましたね。もうね、この台詞言わないのおおおお???と友達と突っ込んでいました。でも及川さんが想像以上に喋って飛雄ちゃんが想像以上にお美しかった。結婚してほしい。

ハイキュー2期ですね。梟谷全力待機です。CVありがとうございます。
友達が赤葦の声って誰がやってたの?と聞いてきたので進撃のマルコ、マルコだよ、ほら
マルコ。と言ったら、ごめん分からないと言われてしまった。あああ、2期です。赤葦さん喋ります。興奮です。画面から離れられない。設定見ただけで美味しい。こんなにもおいしいだなんて、ごちそうさまとしか言いようがない。好きです。










「これだから天才は嫌いなんだよ」

そうこれはただの八つ当たり。
牛島に勝てない、背後には天才セッター影山飛雄がいる。
IH影山達には勝った、しかし決勝戦で牛島率いる白鳥沢には勝てなかった。女子はあの強豪校新山女子を破り全国への切符を手に入れた。青葉城西女子バレー部にも天才がいた。及川にとって気に食わなかった。
どうせ天才は何もしなくても上手になるんだろう。
男子の練習が終わり、天才と呼ばれている桐谷弥生が及川の元に来て男子が練習終わったあと体育館を使わせてほしいと来た。正直桐谷の顔を見たくなかった。
天才だ、今目の前にいる女は天才だ。
嫌いだ、大嫌いだ。
自然と手が出ていた。そして文頭の言葉と同時に頬を叩いていた。これは無意識だった。掌に残る痛みで自我を戻す。男子バレー部は何も言えずただ及川を見る事しか出来ない。時間が止まったように誰も言葉を発さない、あの岩泉も。女子は桐谷しかいない。助けを呼びたくても隣の体育館、頬を叩いた音ぐらいでは隣には聞こえない。ただボールの音だけが響く。頬を叩かれた桐谷は目を見開き顔を上げようとしない。ぎゅっと拳を握り、唇をかみしめた。
おい、とやった花巻が桐谷の肩に手を置く。
あれ?弥生ちゃんってこんなに細かったっけ?思わず肩に置いた手を引っ込めてしまった。俯いて何も言わない。花巻がおろおろしている中松川は及川と桐谷を離し、岩泉に及川を任せ桐谷の視線に合うようにしゃがむ、元から長い前髪で今桐谷がどのような表情をしているか分からない。肩が震えていない、泣いていない。
弥生ちゃんと言葉を発した、大丈夫?湿布貰いに行こう。そう問いかけても無反応。やっと時間を取り戻したのか岩泉の怒声が響く。クソ川女子に手出してんじゃねぇよ。

「たかが天才だろうと、牛島だろうと6人で強い方が強い」

小さく桐谷にしか聞こえないような声を松川は聞き取った。何を言っているのだろうか。いきなりそんな事を言って。
私は青葉城西の女子バレー部。同じ学校なのに敵同士。
私だけ。私だけが及川さんの敵。だって私は天才と呼ばれているから。
松川は目を見開いて何も言えなくなった。同じ学校なのに、同じ喜びを分かち合いたいのにたった一人桐谷弥生という天才がいる為女子が全国に切符を手に入れても喜んでくれない。そうすべては私のせい。
好きで天才になった訳じゃない。私だって努力した。身長は無い、パワーだってない。だから人一倍技術を磨いた、人一倍練習した。人一倍セッターとして負けたくないって気持ちは大きかった筈なのに。周囲はいつの間にか私を天才と呼んだ。高校から始めたセッター。たった1年で全国に名を轟かせる存在となった、自由自在に試合を支配する、セッター。何だ、桐谷弥生は影山飛雄の女バージョン。勝てる筈が無い。

私を天才と呼んだのは誰?
私を天才にしたのは貴方達でしょう。
負けたからって勝手な事言わないで。
何も知らないくせに、何も私の努力を知らないくせに。
好き勝手に言ってんじゃねぇよ。

でも悔しい。
どうして私は敵なの。同じ仲間だと思ってくれないの。
どうして他の部員には笑うのに私には笑わないの?私には話かけてくれないの。
私だけ、そう私だけ。

私はいつになったら青葉城西の仲間になれるの。

頭がふわふわし、だんだん思考回路が停止してきた。桐谷はこれから自分自身に何が起こるか予想できた。だから早くここから出なくては、女子がいる場所に戻らなくては。松川の肩を掴みがたがた震えている膝を無理矢理伸ばす、早くここから出なきゃ、早く。動け足、動け動け動け。吐く息が多くなる、駄目、もう少し待って。まだここで倒れるわけにはいかない。男子には弱い所を見せたくない。男子には、及川さんにはこんな姿を見せたくない。私は強い。決めたじゃないか、天才として生きるって。周囲が勝手に天才と呼ぶんだから私は天才を演じるって決めたのにどうして及川のたった一言で傷ついている?私は強い。

私は強い。強いんだから。

「松川さん、私は強いですか?」

「え?」

「私はちゃんと天才を演じられていますか?」

背後にいた花巻も言葉を失った。
今桐谷は何を言った。天才を演じる?何を言っている。天才は演じられる訳がない。生まれた時からバレーの神様に選ばれたと言ってもおかしくない君がどうしてそんな事を言う。
膝が笑い立位が保てない、松川の肩を力強くつかむ、ジャージには皺が出来ている。顔を下げ、膝は完全に床につく。

落ち着け、落ち着くんだ弥生。
自分の中で必死に問いかける。ここで暴走しては駄目。私は天才よ。弱い所を他人に見せちゃいけないの。立ち上がれ、たまには私の言う事を聞きなさいよ。

落ち着け。
でも口は勝手に動く

「勝手に天才って呼びやがって」

違う、こんな事を言いたいわけじゃない

「天才にしたのはお前等だろ」

違う違う。

「私の努力も知らないくせに。私がどんなに天才と呼ばれても平気だった振りをしていたのにそうやって簡単に私の心を踏みにじる」

最低だ。
そう言おうとしたが言葉にならなかった。
吐く息がリミッターを超え、上手に息が吸えない。先ほどの言葉は遠くにいた及川達にも聞こえていた。花巻はすぐに「七瀬を呼んでこい」と指示し、国見が隣の体育館に走る。松川の肩を掴んでいた手は下へ下がり、自然と目からは涙、花巻と松川はすぐに桐谷の身体を横にした、苦しい、助けてと求めている。

「弥生ちゃん、大丈夫だからね」
だからお願い息を吸って。
ばたばたと足音が近づいてくる、息を切らした七瀬と大久保が桐谷へ駆け寄った。

「誰でもいいから保健室から紙袋持ってきて。紙袋よ、ビニール袋じゃないからね」

金田一と国見はすぐに保健室に向かう。
大丈夫、大丈夫だからね。と七瀬は桐谷を抱きしめ背中をゆっくり叩く。
七瀬の声を聞いたて安心したのか更に瞳からは大粒の涙が流れた。

数分もしないうちに金田一達は戻って来ており、後ろには保健室の先生もいた。ゆっくり体を寝かせ、足を高くし、口元に紙袋を当てる。ゆっくり息を吸うのよ。
だんだん呼吸はゆっくりになり、そうその調子、もう少しよ、頑張りなさい。その言葉に桐谷は小さく「もう頑張りたくない」と言った。桐谷の言葉を聞いた七瀬と花巻は何とも言えない顔でただ泣いている桐谷を見る事しかできなかった。
呼吸は落ち着き意識を失った桐谷。すみませんと保険医に頭を下げ、あとは大丈夫ですと言い保険医は何かあったらすぐ来なさいよ。と言って保健室に戻る。

「よく頑張ったね、早く帰ろうっか」

七瀬は大久保に部室から荷物を取って来てと指示をし、そのまま桐谷をおんぶする。力を抜けきって全体重が七瀬にかかる。重くなったな、こいつ。と苦笑いしながら進もうとすると岩泉に桐谷を奪われ、送っていくと言った。

「及川は頭を冷やせ」

「おい、岩泉いいのかよ。今の及川はお前が一番適任だと思うけど」

「いい、俺はあいつを説教するつもりもねぇ」

そう言って岩泉と七瀬は体育館を後にする。
長い廊下を歩いていると岩泉が聞かないのか?と問いかけてきた。その質問にうーんと答え

「あたしは弥生がここまで追い込まれている事を知ってて放置してましたから何も言えませんよ」

「はぁ?」

「ずっと知ってました、天才って言われててすごく傷ついていたことを。でもそこであたしが弥生を助けてしまったら弥生はこれから先ずっとあたしを頼ってしまう。嬉しいんだけど、何があったらあたしがいるって、あたしがいるから他は何もいらないって思っちゃいけないって思ったから気付かないふりをしてました」

弥生は強がりで他人に弱さを見せたくない。
プライドが許さないんですよ。
あたし中心の世界だった。七瀬蒼空がいれば桐谷弥生は十分だった、蒼空がいるから他は何もいらない、蒼空がいるから天才と呼ばれようとも気にしない。だって蒼空は絶対に裏切らないから。蒼空だけが桐谷弥生を天才扱いをしない。

「弥生をあたし中心じゃない世界に連れてってくれるのは及川さんかなって思ったんだけどまだ早かったなぁ。多分及川さんの一言で弥生あーなっちゃったんですよね」

「そうだな」

「あたし以外で弥生を動かせるのは及川さんだけですよ。弥生本当は及川さんと話したいと思ってたし、弥生以外に向ける笑顔とかが凄く羨ましいと思ってましたから。でもあの子素直じゃないから自分から言えずに溜め込んでしまって本日大爆発」

暫く歩き、大久保が手を振り「二人の荷物だよ」と言って、一回俺も荷物持ってくるわ。と桐谷を背中から降ろそうとしたら背後から足音が聞こえ、4人の前には息切れをした及川が岩泉の荷物を持っていた。
え?どうしたんですか?とガチトーンで大久保が問いかけると

「岩ちゃん、俺を殴れ。さっきマッキー、まっつんにも殴ってもらった。あとは岩ちゃんだけ。あ、待って。七瀬ちゃんも殴って」

「待って、及川さんどうしましたか?」
と聞こうとした瞬間岩泉の拳は及川の頬を殴っていた。流石パワー5、及川は数センチ吹っ飛ぶ。わお。と言葉を失う七瀬と大久保。岩泉の殴りを見て岩泉には逆らわないようにしようと決めた2人。

「まぁ、あたしもご指名もらったからいっちょ殴らせてもらいまーす」

「え?嘘、さっきのでダメージ大きいから軽く、ほんと軽くでお願い」

「えー。弥生を泣かせた罪、こりゃ重いぜ」

七瀬は及川の胸倉を掴み腕を振り落とすがいつになっても痛みは来ない。にやりと笑って七瀬は及川の頬を軽く叩き

「今度弥生を泣かせたら急所狙うからな」

ハハハハハと笑いながら桐谷の荷物を及川に投げ、岩泉さん弥生を及川さんにバトンタッチと言う。戸惑いながらも及川に桐谷を渡す。前から抱きかかえる。

「弥生ちゃんってこんなに軽かったんだ」

「これでも太った方ですよ。ねぇ大久保」

「あー確かに。最近太ももに肉ついてきたよね」

そう言いながらハーフパンツを少しめくるとやめてよ。と顔を真っ赤にしながら抗議する及川の姿。おやおや女慣れしている及川さんがどうして顔を真っ赤にさせているんですかー?とからかう。

「いい加減気付け」

「何をさ」

「てめぇ桐谷の事好きなんだろう。天才だからって毛嫌いしてたかもしれねぇけど、桐谷が七瀬や大久保、女バレにはコロコロ変わる表情に嫉妬してたんだろ。俺には笑ってくれないとかほざきやがって。全部てめぇが捻くれてたからだろうが。もっと早く素直になっていればこうなる事も無かったのにな。嫌われても当然だな」

「どうしよう、今更気づいちゃったよ。絶対弥生ちゃん俺の事嫌いになったって。トビオに奪われても仕方ない事やっちゃったよ。どうしよう。岩ちゃーーん」

「だからぁ、てめぇが桐谷を送って起きたら謝ればいいだろうが」

「え?家に連れ込んでもいいの?」

「変な事したら女バレセコム発動させますからね」

「はい」

及川は桐谷と自分の荷物を背負い、じゃあ責任とらせていただきますと言って帰路。及川の背中を見送った3人はため息を吐き

「及川さんが素直になってデレデレになって弥生が戸惑う」

「何言っても及川さんは可愛い、本当弥生ちゃん可愛いしか言わない」

「あー想像つくわ」

どんまい、桐谷。





及川は両手がふさがっており、自分自身で玄関を開ける事が出来ない。この時間帯両親も帰ってきている。しかし玄関を開けてもらわないと自分は中に入れない。仕方なくピンポンを押し、他所専用の声を作った母親の声がスピーカー越しから聞こえる。
徹だけど、今両手塞がってて玄関開けられないからあけてと言う。どうやってピンポン押したかと言うと唯一塞がっていないのは足だけ、バランスを崩さないように片膝でプルプルしながらピンポンを押したのだった。玄関を開け、出てきたのは実の姉。顔をポカーンとして及川を見てた。及川が抱きしめているのは明らかに女、及川が家に女を連れ込んだ事は一度もない。彼女はいた、しかし親がいない日でも連れ込まなかった事を姉は知っている。弟が女を連れてきた。

「お母さん!徹が、徹が女連れてきた」

「ちょっと姉ちゃん」

玄関に入り、靴を脱ぐ、桐谷の靴も脱がそうとするが出来ない。そこに甥の猛が来た。

「猛、弥生ちゃんの靴を脱がせて」

「弥生ってよく徹が言ってた可愛い子?」

「いや、うるせぇよ、いいから脱がして」

へーいと靴を脱がしてもらい、そのまま2階の自分の部屋に行く。引きっぱなしの布団の上に寝かせ、横に座る。寝ている桐谷の頬を触り、先ほど叩いてしまった為赤くなってしまっている。ごめんね。と優しく撫でる。

「俺ね、弥生ちゃんの事好きなんだ」

天才って言って遠ざけていた。
本当は最初から好きだったのかもしれない。人一倍努力していた事は知っていた。練習が終わっても最後まで残っていたのは桐谷。背が低い事を気にして毎日牛乳を飲んでいる事も知っていた。でも自分が拗らせていたから、桐谷を好きって心のどこかで認めたくなくて酷い事ばかりしていた。

もう逃げないよ。
これからは今まで酷い事してきたから、その分優しくする。
だから俺に甘えて。俺を頼って。
七瀬ちゃんじゃなくて俺を見て。俺だけを考えて。

こう見えても俺独占欲強いんだ。
教室から桐谷の体育を見ていた事もあった。桐谷は顔がいい、男子がちょくちょく話かけて普段動かさない表情を動かしていたのを見てかなり嫉妬した事も覚えている。俺だけ、他の男にはその表情を見せないで。心の中でドロドロした感情が生まれた。

「んっ」

もぞもぞと動き出した薄っすら目を開け目線だけ動かす。

「おはよう」

「・・おはよう?」

「状況把握できてない感じだね。戸惑った顔も可愛いよ」

桐谷は勢いよく起き上がり、なぜ及川がここにいるのか?必死に記憶を取り戻そうとするが、体育館で及川に叩かれた後記憶がなくなっている。どうしてここにいる。いや、まずここはどこだ?自分の部屋ではない。周囲を見渡すと男子のユニホームが目に入った。嘘でしょうと今度は横にいる及川を見て言葉を失う。どうしてそんな表情をしているのか?私は貴方の嫌いな天才なのにどうしてそんな優しい目で私を見る。
そんな顔を知らない。思わず及川と距離をとろうとするが、すぐさま腕を掴まれ遠ざかる所が及川の胸に収まってしまった。及川の力強く桐谷を抱きしめる。

「素直になれなくてごめんね。今までごめんね」

「え?及川さん?」

「ごめんね、最低な事しかしなかったのに。でもね俺、弥生ちゃんの事好きだって気付いた」

「ほぉ」

「好きです。弥生ちゃんが俺の事好きじゃなくてもいいから気持ちだけは伝えさせて。そしてこれから弥生ちゃんが俺の事を好きになってくれるように努力するから」

「ちょっと待て。展開が読めない」

「弥生ちゃんが俺に頼って俺だけを見て俺にしか見せない表情を俺だけが見たいって思っちゃった。ごめんね、でも許して、好きだから」

桐谷を抱きしめる腕をほどき、両手で頬を包み込む。

「顔真っ赤、期待しちゃうよ」

「いや、その、え?」

「もしここでちゅーしたら嫌?」

「え?」

「嫌か、嫌じゃないかって言ったら?」

「嫌じゃない」

「もーーー。可愛すぎ。襲っちゃうよ、可愛いでしょう」

「お、及川さん?」

「今日弥生ちゃんは及川さんの家でお泊りね」

「は?え?」

及川は顔を近づかせ、軽くキスをし、いったん唇を離し桐谷の表情を見る。真っ赤だった顔は更に赤くなり、ちゅーしちゃったと独り言を言ってた為我慢が効かずもう一度キスをする、今度は角度を変え、濃厚なキス、苦しく口を開くと舌が入り桐谷の咥内を犯す。唾液が混じり合う音が静かな空間に響き桐谷の聴覚までも犯す。
唇が離れ、どちらかの唾液か分からない唾液が桐谷の口からこぼれる。もう一度顔を近づけようとしたが勢いよく襖が開く。

「ちょっと徹、いい加減彼女見せなさいよってちょー美人じゃん」

「姉ちゃん!邪魔しないでよ」

「てか夕飯出来てるんですけど、早く降りてきなさい」

「分かったよ、弥生ちゃん立てる?」

「私もいいんですか?」

「もちろん、てか食べないとダメでしょう」

さり気なく手を結び、リードする。
姉は及川に近づき

「ちゃんと避妊しなきゃダメよ」
と耳元で囁く。
その言葉に顔を真っ赤にさせ、今日は手出さないよ。と怒った。




次の日部活中

「弥生ちゃん、さっき突き指したでしょう、ちょっと見せて」

「いや、大丈夫ですから練習戻って下さい」

「大丈夫じゃないでしょう。将来のお嫁さんが傷ついてたら嫌でしょう」

「え?お嫁になるんですか?私」

「当たり前でしょう」

「何でしょうか、岩泉さん、この気持ち」

「俺に聞かないで下さいよ、花巻さん」

「先日の荒ぶっていた及川はどこに行ったのでしょうか?岩泉さん」

「だから俺に聞かないで下さいよ、松川さん」

「今日手を繋いできた時は驚いてシュークリーム落としたわ」

「付き合ったのか?って聞いたら、弥生ちゃん、さぁ?って答えたんだけど大丈夫?」

「駄目だろう」

「てか昨日泊まって手出さなかった事がすげぇよな」

「でもライン荒ぶってたな、可愛い、手出したい、生殺しだって」

「知らねぇよ」

「いつ手出すかなぁ」

「俺は一か月」

「いや、半年かもしれねぇな」

「クソ川の誕生日に俺の誕プレは弥生ちゃんがいいですって言うな」

「ちょ!それはあり得るわ」

「絶対言って、駄目です、IH近いんで、練習しますって振られる」

「ざまぁ」


本日も青葉城西は平和です
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