今朝なかなか面白い夢を見ました。

いかにも夢厨が見そうな痛い内容なので一応注意。

 

 

 

 

 

 

会社を退職することになった。
体面は依願退職だが、ある政治家の汚職に関与したという濡れ衣を着せられての実質クビだった。
お世話になった顧客一人一人に挨拶の電話をかけなくてはならない。
その中で、特に大口顧客の一人が跡部の父だった。
本来なら真っ先に知らせなくてはならない先のはずだが、なかなか言い出すことができず、結局跡部家に電話を掛けられたのはあらかた他の客への挨拶が済んだ宵口を過ぎてからだった。
「一身上の都合で退職することになり云々」とテンプレ通りの挨拶を述べると、跡部父は私の言葉が途切れるのを見計らって「…マスコミで騒がれているな」と言った。
昔から不祥事の多い会社で客側も慣れっこなのか、実に落ち着き払った声だ。
いつもなら、こういった不祥事が起きると社員全員に顧客からの問い合わせに対する受け答えが指示されたマニュアルが配られる。
社外に言って良いことと悪いことの線引きはそれによって明確にされていた。
今回もその冊子が手元にあるにも関わらず、私はそれを参照して読み上げる気にはなれなかった。
かといって他の言葉も浮かばず、気まずい沈黙ばかりが受話器間を行き来する。
「3000万を渡したのは、君か?」
心配しているとも疑っているとも取れるような声だった。
「私はやってません…」涙声と悟られないよう努めたつもりだが、おそらくは無駄に終わっただろう。
「そうか。わかった」
先方の受け答えは簡潔だった。
その短い返答に中に明らかな“意図”を察知し、私は慌てて言葉を紡ぐ。
「あの!お気持ちは嬉しいんですけど、私なんかのために跡部様が何かして頂く必要はないですよ。ほんとに…全然、未練はないんで」
天下の跡部財閥だ。
このお方の声一つで私の処遇などどうとでも変えられるだろう。
今言った言葉に嘘はなく、退職すると決めた以上この会社に戻る気も未練も微塵もなかった。
「…息子が今、君の会社に向かっている」
「景吾様が!?」
寝耳に水な話だった。
確かに跡部家は父子共々大変良くしてくれたが、まさかここまでとは…。
とりあえず一旦彼との電話を終え、今度は息子の方の携帯にかける。
「俺様に無断で辞めるだと!?ふざけんなっ!」
跡部は激怒していた。
なんとか彼を宥めようと言葉を練り、一拍の溜息の後に繰り出す――――

 

 

 

ここで目が覚めた。
先日退職願を提出してきたばかりなので、めちゃくちゃタイムリーww
とりあえず自分で意識してるより私が跡部大好きなのはよくわかりました。
内容を振り返ると「誰かに助けてほしいのかな?」とも思えるけど、夢の中の私も言ってるとおり未練は全然ないしな…、よくわからんす。
夢ではなんかスケールの大きい話になってますけど、現実はふっつーに依願退職ですww汚職だの濡れ衣だのむしろどこから出てきたんだって感じだわwww
3000万ってお金にもいまいちピンとこないですねぇ。
会社の扱うお金を考えればはした金にもならないけど、政治家一人に渡す賄賂とすればまぁ妥当な額なんですかねぇ。
実際私でもやろうと思えばできちゃう範囲なのがまたリアルで嫌ですねぇ。

ま、いずれにしてももうすぐ自由の身なので素でふなっしーの真似ができる程度には今テンション高いですw