おんぼろ傘

舞台ならではの自由度、懐の深さ、作品を成立させる為にカンパニーの皆が等しく力を出し合うこと。ハプニングがあってより強く感じられたんじゃないか？むしろ幸せな経験ですよ。きっと彼は演劇に、舞台の魅力にハマったでしょう。

むしろ舞台の醍醐味を味わった、くらいの気持ちでいて欲しいなぁ。止むを得ずの車椅子姿すら作品の中で小道具として生かしてくれる、ありのまま作品の一部として溶け込ませてもらえたって。それって窪田くんが望む役者のスタンスそのものが叶ったって事だよね。

身体だけじゃなく気持ちもかなぁ。でも実はアクシデントで通常と違うステージ観れるのって客にとってはおいしかったりもするもんだから、ほんと必要以上に気落ちしないで欲しい。

ソワレも終了お疲れ様。怪我を押しての二公演、さすがに身体キツいだろうな…。

感想見ると車椅子織部に演者も演出もしっかり対応して出来にほとんど影響なさそう。一流が集まった座組の心強さよ。ありがてぇなー。