無駄死に

何がつらいってウルキオラの死が織姫に何の意味ももたらさなかったことがつらい。

一織に至るにも

最終的に一織に至るのも、ウル織メリバをしっかり経てたならまだもうちょっと受け入れられたかも。ウルキオラからの思慕を織姫がきちんと理解した上で受け取って、彼の喪失を痛みに感じてくれた描写があったなら。その情景を一護が何か思う顔つきで見つめるような、逆に目を逸らしてしまうような、そんな描かれ方をされていたなら。一織も納得して迎えられたと思うんですよ。

片想い女子

元々、想う相手より想ってくれる相手と番った方がいいよ派なんで私。片想い女子には特にそう思う傾向つよいから、織姫にはウルキオラの想いしっかり受け止めて欲しかったよね…。

メリバ

メリバはメリバなんだ、ていうかウル織はメリバでいいと思ってる。でも原作はそこに至る描写があまりに欠落してて、あんな可燃性の塊な二対を投下しといてあの幕引きって不完全燃焼にも程があるだろ!?っていう憤りがどうしても拭えなくてな。それを原作のキャラもテイストも一切損なわず昇華してくれたんだから、そら救いの神と崇めずにいられまいよ。

織姫にはウルキオラ

わたし公式エンドを経てもなお、織姫にはウルキオラが良かったんじゃないかなぁと思うんですよね…。この本はその想いを濃密な情感で十二分に補い昇華してくれた、至高の二次なんですよ…。
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