不妊の新たなメカニズム発見…たんぱく欠如で着床後死亡 - 東大
12月7日 06:34


受精卵が子宮に着床した後、胎児として成長するには特定のたんぱく質が不可欠であることを、東京大疾患生命工学センターの宮崎徹教授らの研究チームが動物実験で突き止めた。このたんぱく質の欠如が人の不妊症の原因の1つと確認できれば、新たな診断・治療法につながる可能性がある。
研究チームは胎盤が形成されるまでの間、胎児に栄養を供給する子宮脱落膜という組織に、「DEDD」というたんぱく質が多く存在することを発見。遺伝子操作でDEDDがない状態にした雌のマウスで調べたところ、脱落膜が十分成熟せず、胎児が100%死んだ。
排卵やホルモン分泌など他の妊娠機能に異常はなく、受精卵の着床も正常だったという。着床後、胎盤が形成されるまでの妊娠超初期はサンプル採取や観察が難しく、未解明な点が多い。
原因不明の不妊にDEDDが関与している可能性があり、研究チームは今後、不妊症患者でDEDDをつくる遺伝子に異常がないかなどを調べる予定。

*+*+ jiji.com 2010/12/07[05:44:27] +*+*
www.jiji.com


『遺伝子操作でDEDDがない状態にした』

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