自覚は大事(3)

私は、自分のことを…バカだと思っていました。

学生時代は、皆、手を抜いてる…学校のテストごときでは実力を出さないんだなぁ…と思っていましたし、皆は本なんて読まなくてもいいくらい、親にいろいろ教えてもらっていて、いいなぁ…とも思っていました。

また、塾は教科書には載っていない高度で専門的なことを教えてくれるとこだと思っていたので、塾に行ってる子を見ると…いいなぁ…沢山教えてもらえて…私は本でしか勉強出来ない…教えて貰えない…と、とても羨ましく思っていました。

だけど、そんなのは言い訳にしかならない!とも思っていたので、たとえ高度でなくても…最低限の常識程度は身に付けねばと、図書館から沢山の本を借り一人で黙々と勉強したのです。

私は図書館にある本に書いてあることは最低限な基準。身に付けて当然なこと。一般常識と思っていたんですよ…
それは、お店で気軽に買える書籍も同じことで…
だから…
私が知っている常識は、皆、当然のように知っている常識…一般常識の最低限レベルでしかないのだと思っていたのです。

結論から言うと…大きな勘違いですね。
だけど私は知らなくて…
精神科で…私が一般常識と思っていたことは、一般ではなく、専門分野側だと知りました。
そしてそれは人によっては抵抗があるものだと…馬鹿にされてると感じることもあるのだと知りました。
私は主治医に通常会話では専門用語を使わないよう注意されました。

でもね…少し自覚するのが遅かった…ですね。
だって息子は、私の話…見解などを聞きながら育ったのですから…

自覚は大事(2)

私は、私のことを…人並みなことを何一つ満足に出来ない中途半端な駄目人間だと思っていました。
だから私が出来ることは、皆、私以上に出来るのが当たり前。

そして主人に限って言えば…主人は年上で、私より広い世界を知っていて…男の人。
(男の世界は厳しいから、それぐらいでなきゃ生き抜けないと思っていた)
だから、そのくらいは主人にとって朝飯前なことだと…そう思っていたのです。

私は、ずっと…
仕事にしても家事にしても、子育にしても…
自分は誰よりも劣っているのだから、人の何倍も頑張らなきゃいけないと思っていました。
そうしないと追いつけない。
頑張って人並みにならないと、また嘲笑われる…生きる資格がないと言われる…
だから失敗しないように…他者に私が未熟者だとバレないように…いつも必死で…

精神科に行く前…主人は私に『人並み以上。普通の人は出来ない。出来るのは異常』と、ずっと言い張ってました。
だけど私は…良くて、気休めを言ってる…。
悪くて、きっと私を騙す気だ…出来ない私をバカにしてるんだ…。と思ってました。

まぁ結論で言えば…主人の言ってたことは半分正解で半分超失礼だったわけですけど…



※後日談
精神科通院後…
何故か主人は自分が全面的に正しいと思い込んでしまいました。
異常ではないと言われたのに…
主人も一緒に聞いてたくせに…
酷いわ!
自分が一番の理解者なふりして、一番私を否定…異常だと思っていたなんて…

そして主人は、益々私に負担をかけるようになりましたとさ…
(今は少々)

自覚は大事(1)

私がまだ自分に内包されているものを知らなかった頃…
私は大人というのは、物事を多角的客観的総合的且つ確率で判断するのが当然で、行動は常に最悪の事態まで想定し慎重に行うものだと思っていました。
それが普通の大人だとね。

大人には責任があります。
そして、物事は殆どの場合、失敗が許されない。
だから、慎重に…最悪な事態が起きても被害が最小で済むよう完璧に準備(心の準備含む)をするのが当然であり、無責任な発言は控えるのが筋。

また、私は一瞬のうちに、それらを判断するのが大人だとも思っていましたので、影響を考えず容易に発言したり行動したりする主人のことを、良くて…出来ることをしようとしない怠け者。
または、思慮が浅く、楽観主義で無責任な空想人間。
悪くて…わざとトラブルを起こし、人に受難を振りまき苦痛を強いて、それを見て喜ぶ悪趣味な人間…だと思っていました。
なので主人には、いつも不満を抱いていました。
なんてズルい人…イヤミな人なのだろう…ってね。

だけど…うん、違うんですよね。
コレは全部、私の性格難でしかなかったんですよ。
私が大人なら当然だと思っていたことは、あくまで私にとっての当然でしかなかった…大多数ではなかった…
そして、その考え方、思考パターン自体が…私が病んでる証拠でもあったんですよね…



※最悪な事態に備えること自体は、けっして悪いことではないそうです。
私の場合は「過ぎる」のが問題なだけ。

無意識の選別

私は主人に髪を洗ったり、頭皮をマッサージしてもらうのがとても好きです。
頭を撫でられたりするのとか、腕枕してもらうのとかも好きですね。
でも以前は、他人に頭に触れられることをとても嫌っていたんですよ。
頭を撫でられたり、髪の毛を触られたりしたら鳥肌もの。
頭や髪の毛を触ろうとする人間はイヤな奴。敵と認識してました。
それなのに何故、主人は平気なのか?

さて、ここで重要なのは頭皮と子宮の関係です。
頭皮と子宮は何故か神経が繋がっているらしいんですよね〜
なので、生理時には頭皮を濡らさない方がいいらしいです。
それは何故か?
頭皮が濡らされることにより、ただでさえ狭い子宮口が萎縮し、血液が通過する際に引っかかってしまい痛みを発生させてしまうからなんです。
つまり…生理痛を酷くしたくなければ、生理時に洗髪をするな…というわけですね。
(実際に洗髪を止めてみたところ、生理痛が少し軽くなったので信憑性は高いかと)

私は、コレが関係あるのではないかと思いました。
髪の毛に触れられるのがイヤ…コレは頭皮を刺激されるのがイヤということ…即ち、子宮を刺激されるのがイヤということ。
女性にとって子宮は、とても大事な臓器。しかも生物の本能に忠実な臓器です。
ということは、つまり…髪の毛に触られたくない、頭に触られたくないという心理は、本能的に相手を拒絶しているということではないのか。
また、それとは逆の触られても平気という心理は、本能レベルで好意を抱いている…心を許しているということになるのではないか。

私は、こういう理由なら好きだ。こういう理由のスキンシップなら、嫌悪も卑下もしなくて済む…汚らわしく感じなくて済む…からね。

揉め事は嫌い

昔…学生時代…恋愛の揉め事に巻き込まれたことがあります。

ホントによくある単純な話ですよ。
A君が私を好きになった。
でもそのA君を好きなB子さんがいた。
B子さんはA君のことをずっと好きだった。
B子さんと私に面識はなく、A君を好きなB子さんという存在を私は知らない。
だけどB子さんにとって、私はA君の心を奪った人間…

B子さんは私の妹と同じ学校でした。
B子さんは私の妹に苦情を言いました。
B子さんは、私を泥棒猫だと罵りました…
私は妹に苦情を言われました…

いや…知らんがな。
B子さん?誰それ?
A君は知ってる。確かに告白された。
でも、A君はフリーだったはず…
念の為にA君本人やA君の友人、親戚に確認をしましたが誰とも付き合っていないとのこと。
しかしB子さんは知っていると言いました。
A君本人は知らないが、B子さんがずっとA君を好きだったことは知っていると…

とりあえず妹には相手にするなと言っておきましたよ。
というか…文句あるなら私に直接言えよ…
で、
揉めました。というか、B子さんが1人で喚いてた。
面倒くさい…と思いましたね。
なのでA君やA君の友人、親戚との交遊関係丸ごと破棄。
勝手に2人で揉めてろ。私は知らん。
というか無関係だよ私は。巻き込むなよ…

尚、A君の告白ですが、特に返事は求められませんでしたし、交際を申し込まれたわけでもないので放置してましたよ。
まぁ伝えたいだけだと本人も言ってましたし、今の付き合い(友人関係)を壊したくないとも言ってましたから。
でも、結果的には壊れちゃいましたね。
私は面倒事が嫌いなので。
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