話題:メンタル
今の自分を見つめ憂鬱に思う。
若さもない、美貌もない、色気もない…まったく中身もない…
この手に残ったのは…病気と主人だけ…
いずれ息子は巣立つからね…
華やかな時代…私は、その時代を自ら短くした…
18歳で結婚して…
「イヤだ」と一言言えれば、こんなことにはならなかったのに…その一言が言えなかった…
言えていれば少しは変わった?
22歳になる年に、私は子供を産んだ…
それからは育児と仕事に自分の時間を費やした。
ホステス業は華やかに見えても、実際は華やかじゃないからね…
私は、女として良い時期を全て家族に注いだ。
その結果得た物は病気…
女として良い時期は短い…
何もない私が今更、何かを成そうとしても、もう遅い。
まあ…主人がいるのが唯一の救いか…
主人にとってだけは、まだ女でいられるみたいだから…
もっと女でいたかった…
美しく咲き誇りたかった…
でももう…何もかもが遅くて…手には入らない…
生き急ぎ過ぎた…私は30歳で死ぬ予定だったからね。
でも、まだ生きてる。
もう枯れてしまったというのに、まだ生きてる。
枯れた花に残された人生は、なんなのだろうね?