破れ鍋に綴じ蓋

ストレスが私を食い潰す。
止まらない食欲。
煙草を吸いたい欲求。
増え続ける体重…
夜食べちゃダメなのに、食べてしまう…
私なんて意思の弱い人間なんだろう。
目指す体重から、どんどん離れていく…
もう私にはダイエットは無理なんじゃないかと弱気になる。

強さが欲しい。
食欲を凌駕するほどの強さが欲しい。
だんだんダメ人間になっていく自分が嫌いだ。
満たされない欲求…
それが満たされる時は、果たしてあるのだろうか？

私の実の親が私の息子に固執した理由…
そんなことは、考えなくても分かることだった。
ただ、ていのいい玩具が欲しいだけ…
私にしたことと同じことをするつもり…
でも私は止められなかった。
息子が私の実の親の家に遊びに行くのを…

息子は…毎回、泣いて帰ってくるくせに、次の時には、またケロッとして遊びに行きたがった。
私は息子の意思を尊重していたので、それを止めることは出来なかった。
せめて息子が「イヤだ」と言ったなら止められたのに…

息子は私の実の親のとこに行く度に、不安にさせられていった。
性的虐待も受けていた。
私がそれを聞いたのは、ずいぶん後のこと…
だから、息子には悪いけど、実の親が私の家に近付かなくなった時、私はホッとした。やっと夕方の恐怖から解放されたと思った。
息子はショックを受け、しょぼーんとしていたけれど…
だから言ったのに…遊びに行かない方がいいって。
あの人達は、自分の思い通りになる玩具が欲しいだけなんだよ…
自分らの言った言葉で、人が泣くのを見るのが好きなだけなんだよ…

今でも、息子の心には傷がある。それを表に出すことはないけれど…
私が止めてさえいられれば、つかなかった傷…
私がついてていられれば、つかなかった傷…
でも生きるためには、働かなくてはいけなくて…息子自身が遊びに行きたいというものを止めることは出来なかった…
そして息子は深い傷を負った…

守りたかった…
でも守れなかった…
親なのに…息子の盾になれなかった…
息子が中学生になった時…息子は、私の実の親にとって不要な存在になった。
やっと息子は地獄から解放された。
まあ息子本人は、どう思っているか分からないけれどね…
今では、時折、思い出したように言う。
「あの時、俺は物に釣られていたんだな」っと…
やられたことを覚えているんだろうね…
ごめんね…守ってあげられなくて…
不甲斐ない親で、ごめんね…

全てを嫌いになっていたら…夢で心かき乱されることもなかっただろう…
私は全てを嫌いには、なれなかった…
酒のみでギャンブラーで見栄っ張りのあの人…
暴力と暴言で、私を扱き下ろしたあの人…
それでも私は嫌いになれなかった…
時折、見せるあの人の笑顔が好きだった…
だから…ずーっと逃げずにいたのよ…七年間も…

別れを決めたのは、息子にも暴力が及びそうになったから…
それまで私は、自分さえ耐えていればいいと思っていた。
だけど違った…

私は騙されて結婚した…
でもそれさえ、好きであるが故だという、あの人の言葉を僅かながらに信じていた。
「愛してる」と時折、言う…
私の笑顔が見たいからって無茶をする…
あの人はホントに私と別れたくなかった…
ソレは分かる。
あの人は誰にも私を渡したくなかった…
ソレも分かる。
だけど…もう限界だったんだよ…

離婚前後、私は荒れた。
あの人と別れることが罪な気がして、あの人を放っておけなくて、でも家に戻るのは怖くて…また暴言と暴力で支配されるのが怖くて…
そして姑の言いなりのあの人を見るのは辛くて…
毎晩、うなされたわ…
実の親は私の気持ちより、孫(私の息子)をとられないことに必死だったし…私１人じゃ、息子を育てられないとも言ったわ。だったら、私が息子を引き取るのは間違いじゃないの？
私の味方は、いなかった…
今の主人以外…

別れてからも、時折、罪業感に悩まされたわ。
別れたのは、私のワガママだったんじゃないのか？
あの人には私が必要だったんじゃないのか？
息子を引き取ったのは間違いだったんじゃないのか？
今でも…あの人の最後の言葉が私を苦しめる。
「俺は幸せだったのに…その幸せを壊したのは、お前だ」

あの人は幸せだったのね…
借金だらけで、次の日の食事(酒代)の心配もしなくちゃいけない毎日が…
私に暴言と暴力を振るう毎日が…
私を支配する生活が…
別れて…たぶん正確だった…
だけど…今もあの人を思うと胸が苦しい。
私の罪は、いつ消えるのだろうか？

話題:今日見た夢

前の旦那の夢を見た。
一緒に仲良く買い物してた。
新しい嫁さんもいた。
私のよく知ってる人物…
友達だった人…
良かったね、夢が叶って…
そう思う反面、嫉妬した。
私みたいに殴られてはいないみたい…
とても幸せそうだった…
前の旦那(現実の前の旦那)は｢ありえない｣って言ってたんだけどね…
まあ私のことが好きだとも言ってたんだから、どこまで本気だったのかは分からないけど…
目覚の悪い夢…

起きてから考える。
なんで私…嫉妬したんだろう？
前の旦那のこと…好きだった？
まさかね…
ああでも、笑顔は好きだったんだ…
今頃は新しい嫁さんもらって、幸せになってるかなぁ…
私のことが好きだったなら、その好きを貫き通せよ!とも思うけど、無理だろうね…

一部の男の人は嫌いよ…
好きが変わるから…
好きを貫き通せないから…
私を好きになったら、好きを貫き通してよ。
ウザいくらいがちょうどいい…
分かり易いからね…

前の旦那が私のことを好きだったのか嫌いだったのか今では、もう分からないけれど…好きでいてくれたらいいな…って思う。
そして自分のしたことを反省して。
暴言も暴力も、したのはアナタ。
そしてもしも…いつか夢のように会えたら…もう一度笑いかけて？
私はアナタを嫌いではなかったよ…

まあ勿論、独身を貫き通してればいいと思ってるけどね。
私のこと好きなら簡単でしょ？
私は…一度、私のものになった男が他に女を作るのは嫌いよ。
強欲だからね…

話題:ダイエット記録

普通にカロリーオーバーだろうな…

因みに昨日のメニュー
朝食:スリムアップスリム
昼食:千切りキャベツ、プレーンオムレツ
夕食:炭酸水
夜食:レーズンコッペパン四個

夜中の空腹感がパネェ。
そしてまた誘惑に負けて食べてしまった…
今日は頑張る…