話題:忘れられない言葉
あれはたしか、中学生くらいから始まった。
初対面の男の人に、しょっちゅう『君、可愛いねー。可愛いから、やらせて』という謎の言葉。
まず文法が、デタラメだ。
あれは口説き文句なのか？
それとも、ホントは私は不細工だが、可愛いと言ってやったのだから、代わりにやらせろってことか？
もしそうなら、全く失礼な話だ。私にも選ぶ権利くらいはある。
口説き文句だとしても失礼な話だ。
初対面で、いきなり『やらせろ』とは、どういう思考回路をしているのだろうか？
いや、それ以前に、やろせろと言う自体、失礼な話じゃないのか？
その言葉を度々、私がホステスを辞めるまで聞いてきたのだが。
そもそも、何故に『可愛い』と『やらせろ』が結びつくかが分からない。
最初に聞いた時は、我が耳を疑ったくらいだ。
まあ今は、さすがにそんなことはないのだが…ナメられていたのかな？ピキッ
あと理解しがたい言葉。
『痴漢されるような身体をしている方が悪い』
は？何故にそうなる？
体つきは、私がどうこうできる問題じゃないだろ？
何故に私が悪くなるんだ？
その言葉を前の旦那からも聞いたのだから、ビックリである。
は？普通、痴漢した奴が悪いだろ？
おまっ嫁さんが痴漢されたっていうのに、心配せずに逆に責めるって、どういう神経？
因みに、その時の状況的には、店に出勤する途中で、トラックに乗った男性に道を聞かれたので、身ぶり手振りをいれながら説明している途中に、いきなり『君、胸大きいね』と言われ、同時に相手が私の胸に手を伸ばしてきたというもの。
私は咄嗟に身を引いたので、触れられはしていないと記憶。
その後、いったい何が起きたんだ？と、頭はパニックになりつつも、なんとか道順を最後まで教えたという顛末。
その顛末を、そのトラックが消えたあと直ぐに旦那に電話して愚痴ったら、先程の『痴漢されるような身体をしている方が悪い』と言われたという状況です。
これはさすがにショックだった。
店の客に話して言われた台詞なら、まあそういう人種もいるんだろうで終わるが、私の味方でなければならないはずの旦那が言ったのだから。
っていうか、この旦那、私の顔とスタイルとアソコで結婚を決めたという恐ろしく失礼な男だからね。ついでに、私の父は一応、社長になるので、その後釜狙いで結婚したんだからね。
そう…私は、これでも、お嬢と言えば、お嬢なのだ。まあ親が私に金を使うことは、ほぼなかったけどね。妹達と母親に金使ってたみたいだねー
だから私に、お嬢意識はない。が、周りは、そうじゃないんだよ。お嬢様として見る。だから逆玉狙いで近付いてくる人がたまにいるわけだねー
うちに男の子はいないから。跡継ぎは私が結婚した相手になるから。まあ結局、跡継ぎ出来なかったんだけどね(笑)
私は、あまり差別はしない方ですが、父親の職業に連なる職業に就いてる人が嫌いなんですよ。父親と同タイプの男性も嫌いだしね。つまり、ヤンキーとかチンピラとかヤのつく自由業の人が嫌いなんですよねー
前の旦那には騙されて付き合った…ヤンキーだったの隠してたんだよね。もう信じらんなーい。なんで、そんなに人を簡単に騙そうとするわけ？
そういう不誠実なところが嫌いなんだよ！
あっ脱線した。
でもあと１つ言わせてくれ！
『君は三万くらいだね』とか値踏みしてくるオッサンは何様のつもりなんでしょうか？
って三万って安いなオイ。ピキッ
今の主人は、痴漢のことも、謎の言葉のことも、値踏みされたことも、それをやった相手に対して怒るタイプなんだけどねー
やっぱり結婚相手は自分で選ばなきゃダメだね。まあ親が一番苦手とするタイプなんだけどね(笑)
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