話題:メンタル

今読んでいる本に書いてあった言葉だ。
皆が漠然と感じる不安ではなく、個人的理由の不安。
たとえば、好きな人に嫌われないかと気が気でない不安のことである。

私の心は今、この神経症的不安に満ちている。
嫌われたら捨てられる。
気に入られなければ捨てられる。
そんな不安。

だけど、その不安は、努力をする限り消えないらしい。
自分が自分のままで、その人に嫌われても生きていけると、心を切り替えなければ消えないらしい。

私は昔…そう、たとえばネコであった。でも、トラであることを強いられた。
私はトラになろうとした。トラになったつもりでいた。
でもネコは、いつまで経ってもネコなのだ。ネコはトラにはなれない。

気がついた時には遅かった…
いや、まだ遅くはないのかもしれない。
私は自分がネコだと気付いた。
ネコをトラに見せようとしていたから、私は力尽き燃え尽き、病気になったのだ。
でも、それで良かったのだ。
もう…トラになる必要は無くなった。
私はネコのままでも気に入ってくれる人を探せばいい。
そうすれば、いつか不安は消えるのかもしれない…