話題:精神科

精神病は精神論で言うと、自分との戦いだ。
精神科医は、その手助けをするために、その人の病状を客観的に診、今必要とされる薬を処方する。
何故なら、精神病とは噛み砕いて言うと、脳の伝達物質(分泌物)量のトラブルだからだ。
その件は過去にも書いているので省かせてもらう。
だから、薬物治療が必要となるのだ。足りない分泌物を補ったり、過剰に出ている分泌物を抑制したり。
その薬のさじ加減をしてくれるのが精神科医である。
で、あとは精神論となるわけだ。
精神科医はトラウマを消したりはしてくれない。
挑むのは自分だ。自分にしか、自分の傷は癒せない。自分にしか、自分の呪縛も解くことが出来ない。
自分は、自分でしか変われないのだ。
だがしかし、他人の影響も重要なのは事実。
他人から受けた影響は、ある時は草花にあげるような水となり、オアシスとなる。また逆に毒になることもあり、更に追い詰められることにもなる。
ならば他人との接点を断てばいいのか?
否。
断っては、いけない。
人は孤独になってはいけない。
他人の影響こそが自分を変える布石となるからだ。
私は過去、他人の影響を受けないようにしていた。それは父の教えで、他人は敵と思え!と言われ続けて育ったからだった。
長い間、私は、その呪縛にとらわれた。
その結果、こじらせたのだ。
孤独だった私は、自分の中に何パターンもの自分を作り上げ、ことあるごとに議論させた。その結果で動く自分が誕生した。
それらを消したのも、また自分である。
ハッキリ言おう。その瞬間、楽になったのだ。
私は自分でルールを決め、そのルールにより苦しんできたのだった。
自分で縛った自分。
それを教えてくれたのは、敵だと教わった他人…
勿論、具体的にどうしろと言われたわけではない。ヒントをくれただけ。
私が勝手に、そのヒントを元に私が私を救いだしたのだ。
その他人とは精神科医だ。
さすがはプロだ。的確な指摘をしてくる。
精神科医は、そういうこともお仕事なのだ。
但し、魔法の言葉はない。あくまでもヒントだ。
まあ人によって受け取り方が違うからね。
それは、お医者さんも同じことなのだけど。
私などは、担当医の意図を勝手に解釈し、自分でどうにかしようとするから、けっこう楽な患者らしい。素直だし、こじらせないようにだけ念を押せば大丈夫だから。
特に今の担当医とは相性がいいみたいだから、けっこう治療もスムーズな方。
これがもし担当医に不満をもっていたら、治療がスムーズにいかないのだ。何故ならば、不満を抱いていたら、影響がマイナスに働くことが多いからだ。
因みに私の担当医は男性である。わりと、いつもニコニコしている。疲れている感じの時もあるが、それは表に出さないようにしている感じである。いつも穏やかで優しい口調なので、安心して任せられると私は感じている。
たまに怒鳴り声を上げてることもあるが、私は怒鳴られたことがないので全面的に信用している。
まあ誤解されることも多々あるが。
基本的には私を否定してくることはないので、私は名医だと思っている。
その証拠に担当している患者さんが多い。
まあ全ての精神科医がこうだとは言い難いのは、ツラいとこだねぇ…
中には、余計な薬まで処方し、点数稼いでる病院もあるからね。
しかし、基本的には精神科医というのは、書いた通りのお仕事をする人達である。
途中で私の精神論が入ったので、読みづらかったと思いますが、最後まで読んでくれてありがとうございます。
もう一つ最後に、自分を救えるのは自分だけ。これ真理。
お医者さんは手助けはしてくれるけど、救ってはくれませんよ。