最近の私は、少し変だ。
といっても、自分で、いつもと違うと感じているだけで、表面的には、さほど変わらないと思う。
いつもと同じ朝が来て、いつもと同じ夜が来る。
主人は今尚、自堕落的で…それを注意する気も今は失せている。
ただ…思う。
こんな生き様で、主人は後悔しないのだろうか?…と。

昔から…よく考えていた…生と死。
思えば…私は死ななくていい理由…生きていていい理由ばかりをひたすら考え生きてきた気がする。自分に言い訳するために…

私の中には、二つの感情が常にあった。
死を願う自分。死にたくない自分。
相反する感情…
しかし、その感情は、決して拮抗してはいない…少なくとも意識的には、そう。
私は死を願う自分を嫌悪している。
死を望むのは甘え…逃げ…だ。
そもそも、何故、死を願うのか?
私には、その問いに返す言葉がない。
なのに、私は、自分に言い訳をし続けなければならないほど、死を考えている。
死ななくていい理由を考え続けている。

一時期…私には正当な理由があった。
親としての義務…責任…それが胸を張って言える生きていていい理由だった。
それが私にとって、どれだけ支えになったことか…楽にしてくれたことか…
しかし、そろそろ、その理由も期限切れ…
次の理由は見つからない…正当な理由が見つからない…誰に問われても納得してもらえる理由が見つからない…