悔やまない。
長いこと…大事なことを忘れていた気がする…

悔やむのは、まだやれることがあったはずだと思っているからだ。
別の方法があったはずだと言われ続けて…そう思い込んでる。
他人に出来るなら、自分にも出来るはずだと思い込んでる。
自分に出来ないのは、自分の努力が足りないからだと思い込んでる。
だけど…そうじゃない。

他人と自分は違う。
他人が生きてきた道は他人が生きてきた道。
自分が生きてきた道は自分が生きてきた道。
共感は得られないかもしれない…免罪符にはならないかもしれない…
それでも…私は精一杯頑張ったじゃないか。
他人と違っても…精一杯頑張ったじゃないか。

頑張る方向が違う…
確かにそうかもしれない。
だけど…それが分かる人がどれだけいるというのだろう。

土台が違うのだ。
最初から足りないものがあるのだ。
それは私のせいじゃない。
誰の…せいでもない。

悔やむのをやめようと思う。
他人が何を言おうと、私に出来た精一杯はソレだったのだから。
他人の人生は教本にならないのだから。
他人が絶対正しいわけではないのだから。
誰が認めなくても…私は精一杯やった。それでいいじゃないか。

他人の言葉に振り回されるのをやめよう。
他人の人生観で自分の人生を悔やむのをやめよう。
私はやれるだけやった。
それが私にとっての真実だから…