私は、私のことを…人並みなことを何一つ満足に出来ない中途半端な駄目人間だと思っていました。
だから私が出来ることは、皆、私以上に出来るのが当たり前。

そして主人に限って言えば…主人は年上で、私より広い世界を知っていて…男の人。
(男の世界は厳しいから、それぐらいでなきゃ生き抜けないと思っていた)
だから、そのくらいは主人にとって朝飯前なことだと…そう思っていたのです。

私は、ずっと…
仕事にしても家事にしても、子育にしても…
自分は誰よりも劣っているのだから、人の何倍も頑張らなきゃいけないと思っていました。
そうしないと追いつけない。
頑張って人並みにならないと、また嘲笑われる…生きる資格がないと言われる…
だから失敗しないように…他者に私が未熟者だとバレないように…いつも必死で…

精神科に行く前…主人は私に『人並み以上。普通の人は出来ない。出来るのは異常』と、ずっと言い張ってました。
だけど私は…良くて、気休めを言ってる…。
悪くて、きっと私を騙す気だ…出来ない私をバカにしてるんだ…。と思ってました。

まぁ結論で言えば…主人の言ってたことは半分正解で半分超失礼だったわけですけど…



※後日談
精神科通院後…
何故か主人は自分が全面的に正しいと思い込んでしまいました。
異常ではないと言われたのに…
主人も一緒に聞いてたくせに…
酷いわ!
自分が一番の理解者なふりして、一番私を否定…異常だと思っていたなんて…

そして主人は、益々私に負担をかけるようになりましたとさ…
(今は少々)