銀河のささやき

長男に
バイト先での様子を
聞いてみた。

「上に立って指示出す人って
おじさんなの？」

驚くべき答えが返ってきた。

「上には屋根があるから…」



それは屋根があるから
上に立てないって
ことだろうか？


怖い。

大学入試の小論文
突破できたことが
怖い！！


クロネ◯ヤマ◯に
朝礼台があるとは
私だって思わないよ！！


そんな長男は堅実なので
のってきませんでしたが


中学の中間テスト
返されてきました。

全部返却されて、
一週間後に

成績個票が配られます。


母兄弟対抗！
その順位を当ててみよう！

ジャガジャガジャガジャガ！

私は

次男の順位、
37位に
100円！

三男は91位に100円！

賭けました。

それぞれ
一番近かった人が
300円もらえるってわけです。

結果、次男は36位で
本人がピタリ賞。
私もニアピン賞だったのにー。

三男は93位、
私が一番近くて私の勝ち！


次男と私が
三男から100円ずつ
巻き上げた形となりました。

後味悪い。


まあ、お遊びだから、と
私と次男で
ミニストップのハロハロを
買ってたべようと
いうことに。

私はもちろん、
三男と半分こしようと
思ってましたよ、
ダイエット的な意味で。


でも二人とも買いに行くのが
面倒になっちゃったんだな。


LINEで旦那に
頼みました。

後でお金払うから
ハロハロふたつ
買ってきてー



帰ってきた旦那は
なぜかハロハロを
５つ持ってる。

「お前と次男にだけなんて
買えるわけない！」

めちゃくちゃ怒ってるー。



長男は参加しなかったんだし
三男も納得してたし
(勝負なんだから)
えーだめなのー

旦那がプリプリしてるうえに

三男は
「順位が100位より下がったら
スマホ取り上げるからな！」

と、
「男の子に言ってはいけない
台詞」に
入ってそうな
脅し文句を浴び
不機嫌に。

食べたハロハロは
すごくまずかった。
不味い気がした。


代金は踏み倒したけども。




旦那のお給料じゃ
塾にも行かせてあげられない、

次男もきっとこれから
順位は落ちてくるだろう。


高校も行きたい私立にも
行かせられない、



その為の貯蓄もない

父親が、
よくそんなことを
言えたものだ…

と思ったが

口にはしなかった。



どこから100位という
順位はでてきたんだ。

人並みの成績で、
行ける範囲の公立高校に
進むという
人生でもいいのではないか、と
母は思う。


次男と三男にも

そう話してある。


本人の決断を
見守るしかないけど。



そして賭けはこっそり
やろうと反省した。