2019/7/16 Tue 01:27
全メディアが沈黙した「中居正広の中絶スキャンダル」と「長瀬智也や山口達也、堂本光一らも参加していたTBS芸能人乱交パーティ」…の巻





話題:芸能ニュース







日本芸能界において数々の功績を残したジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川氏が急逝した。

ここでは特別寄稿として、雑誌ジャーナリズムにおける、ジャニーズ事務所と対峙した“縁のある識者”らに、彼が残した芸能界への功績と寄稿者によるジャニーズ関連記事への思いを振り返ってもらいたい。

第二回目は、「噂の真相」芸能記者の常田裕氏。



ジャニー喜多川氏が亡くなった。

その功績については、多くのメディアが言葉を尽くして報じている。

また、氏が育て、家族として愛し続けたタレントたちからも、愛すべき人柄やエピソードが語られることだろう。

日本の芸能界に「少年」のアイドルグループというジャンルを定着させ、ジュニアというスター育成システムを作り上げたジャニー氏の功績に異論はない。

ファンであれアンチであれ、それぞれの時代への影響は計り知れない。

ジャニーズ事務所は「ジャニーさんが育ててメリーさんが売る」と言われたように、主に経営やマスコミ対策を担っていたのは実姉のメリー氏だったが、それもジャニー氏のカリスマがあってこそのものだ。

しかし、光が強ければ影もまた濃いもの。

とりわけジャニー氏の持つ影は暗く濃いものだった。

私がかつて所属していた月刊誌『噂の真相』は、何度となくジャニーズ関連の記事を掲載した。

所属タレントのスキャンダルはもちろん、 “帝国”と呼ばれたシステムの実情や圧倒的なタレントパワーをバックにしたメディア支配など、ジャニーズ事務所は多くの問題を抱えていたからだ。

その中でも際立っていたのがメディア支配の問題だ。

私がかかわった記事も見事に「無かったこと」にされている。

たとえば長瀬智也や山口達也、堂本光一らも参加していた「TBS芸能人乱交パーティ」ではジャニーズタレントの名前ほとんど報じられなかった。

中居正広の中絶スキャンダルでも、メリー氏に「あんな雑誌が書くことを信じるの!?」と恫喝されたメディアは続報を流してはくれなかった。

昨今、SMAPの解散騒動などを通じ、ジャニーズ事務所と大手メディアのいびつな関係はようやく一般にも知られるようになってきたが、ジャニーズの基本姿勢は変わっていない。

大手はビジネスでのメリットや圧力、忖度でコントロールし、弱小メディアやネット情報は黙殺するという常套手段は健在だ。

そういえば、この12日に身内や所属タレントたちだけで執り行われた「家族葬」でも、現場に取材カメラを出していたのは『週刊文春』『フライデー』『東京スポーツ』の3媒体だけだったという。

マスコミに対する取材自粛要請はよくあることだが、ここまで従順に守られることはめったにない。

では、そもそもジャニーズはなぜこれほどまでにマスコミ支配に力を入れるようになったのか。

もちろんビジネス面での理由は大きかったはずだ。

所属タレントのイメージダウンを防ぎ、競合ライバルたちを潰すためにもこの上なく効果的ではある。

ただ、私はそれ以上に大きな理由があったと考えている。

それは、ジャニー喜多川氏がジュニアに対して強いてきた性的虐待の問題だ。

ジャニー氏の性的指向がどのようなものであったとしても、それじたいは自由である。

しかし、未成年ジュニアに対する性的虐待は、決して看過されていいものではない。

最初にこの疑惑が報じられたのは実に50年以上も前となる67年のこと。

以降、多くの元所属タレントたちがジャニー氏からのグロテスクな性的虐待を告白しており、『噂の真相』でも何度となく取り上げている。

それでも世間はこの疑惑を無視し続けたが、そんな状況に風穴を開けたのが99年に始まった『週刊文春』による「ホモセクハラ追及キャンペーン」だ。

これらの記事は衆議院の特別委員会でも取り上げられ、さすがのジャニーズも文春を名誉棄損で訴えている。

しかも最高裁まで行ったこの裁判では、ジャニー氏による「セクハラに関する記事の重要部分は真実」とハッキリ認定されているのだ。

ジャニー氏はこの裁判の法廷で、お互いの顔が見えないよう、衝立を挟んで証言に立った元ジュニアに対し「嘘をついている」と反論したというが、いったいどのような心境だったのか、今となっては永遠の謎である。

しかも、この判決が出て以降も社会ではほとんど問題視されていないのだ。

今回の訃報でも、大手メディアでこの件に触れたのは朝日新聞のみである。

ネットメディアではジャニーズに忖度しない情報が大量に流れているが、残念ながら旧来の紙媒体に比べて信頼性はまだ及んでいない。

そのため多くの人にとって、ジャニー氏による性的虐待はいまだに「噂は聞いたことはあるけど、本当なの?」という都市伝説になっているのだ。

何もこんな時に蒸し返さなくても、というお叱りがあるのは承知している。

しかし、日本中がジャニー氏を賛美し、美化している今だからこそ触れておくべきだろう。

その成功を支えた少年に対する天才的な審美眼は、氏の性癖とは切り離せないものだったはずである。

ジュニアはジャニー氏が作り上げた「楽園」であり、ジャニーズのアイドルビジネスを支える根幹でもあった。

その聖域を守るため、メリー氏はマスコミを支配しようとしていたのではないか。

ジャニー氏を守ってきたのはメリー氏だけではない。

芸能界での成功やビジネス、エンターテインメントの成果を享受するため、所属タレントたちやマスコミ、ファンも見て見ぬふりをしながらこの“怪物“を許し、育ててきたことを忘れてはならない。

(日刊サイゾー発)













ジャニーズの闇を忘れるな。

そこを避けるやつはヤセ犬だ!

眠れ! 戦いは終わった

傷は夜明けには薄れる

くやしさだけを胸の奥に刻みこめ

恋の傷跡ならいつか薄れてゆく

男と男の戦いは永遠に消えない

見ろ! 俺の目を!

そらすな! じっと見ろ!

夜更けの嵐が心を刺す

ニッチもサッチもどうにもブルドッグ!



↑ジャニーズ史上最高の名曲だと思ふ。( *・ω・)ノ



ブー(^0_0^)



(^-^)/(^-^)/







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