2023/12/18
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01:22
麻布台ヒルズが華々しくオープンしたのに、森ビルの財務状況が窮地の謎解き…の巻
話題:一般ニュース
森ビルの新たな複合施設「麻布台ヒルズ」が11月24日に開業した。
大阪の「あべのハルカス」を超え、日本一の高さを誇る「森JPタワー(約330メートル)」や「六本木ヒルズ」以上の広大な緑化空間を擁する「麻布台ヒルズ」。
森ビルの辻慎吾社長(63)は、「本プロジェクトは、当社が理想とする『都市の中の都市(コンパクトシティー』であり、当社がこれまでのヒルズで培ったすべてを注ぎ込んだ『ヒルズの未来形』でもあります」とうたい上げた。
施設内には「慶応義塾大学予防医療センター」や都心最大規模のインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」、世界初となるアマンの姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」、ベンチャーキャピタル約70社が集積する「Tokyo Venture Capital Hub」などが入居している。
だが、華々しい「麻布台ヒルズ」開業の一方で、懸念される事態が進行している。
森ビルの財務内容の悪化だ。
有利子負債は1兆6000億円を超え、フリーキャッシュフローはここ数期マイナスに陥っている。
森ビルは、1955年8月に森泰吉郎氏が「森不動産」の屋号で個人創業し、59年6月に資本金100万円で森ビルとして法人化したのが始まりだ。
93年には森泰吉郎氏の次男で、中興の祖といわれる森稔氏が社長に就任。
事業を大きく飛躍させた。
森ビルは東京都港区を中心にオフィスビルの賃貸・管理を手掛けてきたが、78年10月の「ラフォーレ原宿」開業を機に商業施設管理事業に進出。
86年3月の「アークヒルズ」竣工以降は、オフィス、住宅、商業施設、文化施設など、複合用途の都市再開発事業を推進してきた。
■23年3月期の長期借入は1兆2570億円
また、完成までに17年もの年月を要した「六本木ヒルズ」は日本でも有数の高層ビルで、隣接する「六本木ヒルズレジデンス」「ゲートタワーレジデンス」、ホテル「グランドハイアット東京」などを含めて巨大な都市開発と商圏の開拓に成功している。
2017年4月には「GINZA SIX」、20年6月には「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」をそれぞれ開業。
インドネシアでも超高層ビルを建設するなど、国内で培ったノウハウを海外にも展開している。
その一方で、森ビルの23年3月期の長期借入は1兆2570億円に膨れ上がっている。
これに短期借入の909億円、社債発行残高の2539億円を加えた有利子負債総額は1兆6020億円に達する。
また、企業が自由に使えるフリーキャッシュフローは、21年3月期がマイナス543億3100万円、22年3月期がマイナス560億200万円、23年3月期がマイナス1885億8200万円と、急速にマイナス幅が拡大している。
24年3月期の通期連結業績は増益を見込むが、足元の財務に黄色信号がともっていることは確かだ。
(日刊ゲンダイ発)
華やかだけど、台所は火の車!( *・ω・)ノ
森ビルの財務内容は悪化の一方。
森ビルが外資に喰われる日は、いつの日か?
結論:四国にある「ラフォーレがんこ屋ビル」を見習え!森よ!
ブー(^0_0^)
(^^)/(^^)/
コメント(
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