スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

歌ってすごい+拍手レス





昼食を食べ過ぎて少し苦しいにも関わらず、ドーナツを囓ってるゆぅです。
ただ今Mr.ドーナツが100円セールやってますよ!

・・・・・・。
本気でダイエットを考えた方がいいんじゃないだろうか、自分…。



そういえばアビスアニメが最終回を迎えたらしいですね。
見たくても我が家のテレビでは見れないから、DVDを貰うまで我慢です…!

てか、もう最終回だなんて少し早い気がします。いや、今までアニメ化になったテイルズ作品の中では一番長いんでしょうけど、もっとやってほしかったなぁ…なんて思う。
番外編とか切実にだしてほしいです!ガイとヴァンの小さい頃とか宝刀ガルディオスに纏わる話とか、グランコクマでの空白の一ヵ月とかとか!

あれ?
ガイ関連しかないじゃん!!



愛故にですよ。
とりあえずナ○コさん、フレンとユーリの下町時代の話を作ってみませんか?絶対に売れますって。
二人の出会いだとか、フレンの料理に悶絶するユーリの話だとか…。
2万だしても買いますよ!?

いつかフレン編がでるって信じてる。。。




それはそうと凄い歌を発見しました!
何が凄いって歌詞がヤバいんですよ!ふらふら〜と歌詞サイトを覗いてた時に見たのですが、もう本当にユリフレのためのユリフレソングって感じなんですよー!!

曲名は"かけがえのない詩"ってものなんですが、これの歌詞で…

慣れ親しんだ町並みの中を走り抜け逢いに行く君の顔
お互いの違い感じながらも奇跡をくれた「perfect world」
君が見せた涙 あのもどかしさ
強くなる決意与えてくれた


ってところが素晴らしいぐらいユリフレ!
ていうかユーリから見たフレンって感じです。これ全部の歌詞を見てほしいです。
ほんとにびっくりしますから!


今更だけどアビメの"冒険彗星"もユリフレっぽい気がします。

また二人で思いだそうね
追いつけなくて笑いあった事や
追いかけすぎて通りすぎた事や
何が出来るのかを知った時に知る儚さを

この部分が大好きですvv
ED後のユーリとフレンはきっとこんな感じ。



歌ってすごいなぁと思いながら、ただひたすら脳内でユリフレに変換しているゆぅはもう末期です。終わってます。
でも敢えて言わせてほしいことが一つあります。



良かったらユリフレソング教えて下さい♪



本当に残念なノーミソだわ(*´▽`)


以下は拍手のお返事です!









碧斗さま

┗碧斗さまこんにちはです!碧斗さまは旅行に行ってたらしいですね!お疲れ様です♪
なんと!拍手の学パロを全部見てくれたのですか!?それだけでも有り難いと言うのに、感想までいただけるなんて…!ほんとに幸せですvv
ゼロフレが思った以上においしいカップルで困ってます(笑)また色々増えるかもしれませんが、お付き合いいただけたら嬉しいです!

碧斗さまもユリフレプチオンリー行かれるのですね!しかもアンソロ企画もされていたなんて驚きです!思い切りの良さに憧れます^^アンソロの製作、頑張ってください!
当日、もし行けるようだったらよろしくしてやって下さい!碧斗さまに会えたら嬉しいなぁ〜と今から楽しみです++
それではこの度は拍手ありがとうございました!





すれ違いジェイガイ大好きです〜…の方

┗うわぉ!すれ違いジェイガイが好きなんて…私と同じでございますね!?
なんていうか甘くわないけど、かといってピリピリした仲でもない。お互いに疑いはあるけど、互いを誰よりも信用してる。
そんな複雑さがジェイガイの売りなんじゃないかと思ってます(笑)故にそんな話ばかり増えていくかもしれませんが、お付き合いいただけたら嬉しいです!
この度は拍手ありがとうございました^^




それでも告げていいですか




ジェイド*ガイ




身体を重ねた後、何気ない言葉を交わすこの時間がジェイドは好きだった。例えば赤毛の子供のことだったり、その日の夕食のことだったりと、本当に些細で取留めのない話ばかりだけど、ジェイドにとっては何よりも大切に思えた。
きっと愛しい相手だからこそ思えることだろう。気持ちを言葉にはしていないが、きっと伝わっている筈だと、ジェイドはそう信じている。
でなければ、男の自分に易々と身体を差し出す訳がない。

その日も変わらず身体を繋いだ後、服も着ないままベッドの中で他愛のない会話を繰り広げていた。


「それでさ、その時ルークが…」


嬉しそうに語る横顔を見ていると、自然と頬が緩んだ。
ベッドヘッドに寄り掛かりながら、金色の髪を梳くように撫でるとくすぐったそうに身を捩る。


「貴方は本当にルークの話が多いですねぇ」

「なんだよ、悪いか?」

「いえいえ。ただ、ちょっと妬けるなと思いまして」


好きな相手が他の誰かの話を夢中でしていれば誰でもそう思うだろう。それはジェイドにだって例外なく、ルークの話ばかりするガイに多少の寂しさのようなものを覚えていた。
この歳になって恥ずかしいものだと自嘲するが、決して不愉快な感じではない。
ジェイドの言葉を聞いたガイは驚いたように目を見開く。ああ、やっぱりらしくなかったかと、内心で考える。きっとガイは口ごもって、気まずそうにするだろう。
さてどんな言い訳をしようかと思案していると、予想に反してガイはいつもの快活な笑い声をあげた。
そして、何言ってるんだよジェイド、と楽しそうに言葉を続ける。


「ただのセフレにそんなこと言っても何もでないぜ?」


ジェイドは一瞬、自分の耳を疑った。ころころと笑いながら告げられた言葉。おかしそうに、当たり前のように彼の唇が紡いだ音。
自分との関係を何の疑いもなくセフレだと言い切ったガイを、静かに見やる。
見上げてくる双眸は晴れた日の空のようで、相変わらず綺麗だった。控え目な紅をひいたような唇だっていつもと同じく美しい。
ただ、その喉から発された言葉だけは妙に異質なものとしてジェイドの耳に届いた。


「……いつからそう思っていたのですか?」

「なにが?」

「私があなたと夜を共にするのは…性欲処理のためだと」


顎に手をあてて考える素振りをするガイを、ジェイドは黙って見つめていた。困ったような態度をとってはいるが、既にガイは答えをだしている。確かな根拠もないがそう確信した。
いつ何時から、彼はその行為の意味に結論をだしていたのだろうか。何の臆面もなく、一瞬の戸惑いもなく言い切ってしまえるほど、軽い関係だったのだろうか。
少なくとも、ジェイドにとっては違っていた。最初は純粋に興味の方が強かったかもしれないが、今、ガイに向けているのは確かに好意である。
誰彼構わず抱いたりするほど飢えてもいないし、考えなしでもない。その辺りのけじめはついている。
だからこそ、ジェイドはガイにそう思われているというのが衝撃的だったし、何より悲しかった。


「いつから、とかじゃないさ」


ふと、ぽつりと漏らされた言葉にジェイドは振り返る。眉を寄せて苦笑を浮かべた彼は、ともすれば泣き出してしまいそうに見えた。
だけど、その瞳から雫が零れ落ちることはなく、変わりに疲れたような溜息が吐き出される。


「いつだって何もなかった」

「ガイ…」

「この関係に最初からあったのは、ただの性欲処理のためだったろ?」


初めて身体を重ねた日、己の言動を振り返る。深く考えもせずに言ったことは、ずっとガイを捕えていた。そして、そこから下がることも進むこともできずに、終いには自分から求めることさえ諦めた。
流されるままでいれば、きっと傷付くことはないだろうから。
それがガイのだした答えであり、今の今まで気付かなかった自分にジェイドは知らず拳を握る。いつものような軽口なんて出てくる訳もなかった。


「……アンタは何も言ってくれないじゃないか…」


責めるでもなく、だけど許すでもない柔らかな口調をもってぽつりと呟かれた言葉。
それを最後にガイは口を閉ざし、ジェイドとは反対の方を向いて寝入る態勢になってしまった。しかし、すっかり冴えた頭には眠気なんて襲ってくる筈もなく、ただ瞼を閉じるだけに終わる。
何も言わずとも分かっているだろうと思っていた。それぐらい伝わっているだろうと思い込んでいた。
なんて勝手な考えだろう。自分から手を差し延べておいて、あとは知らぬ振りをしておいて。それは勘違いだ、誤解なんだ、なんて言える訳がない。
それでも、今あるこの気持ちは嘘じゃない。今更伝えようなんてしないから、受け止めてくれなんて言わないから、せめて。


「…あなたが好きです」


届いてほしいと願う愚かな自分を、許してほしかった。










○後書き○

なんだかジェイ→ガイ風味ですが、ジェイ→←ガイです。ジェイドは最初はガイに対して興味しかなかったのですが、いつしかそれが愛情になっていくんですよ。
それをガイも何となくは気付いているのですが、初めに『お互いの性欲処理として』と言われていたから、ジェイドに何も言えないんです。
そんなすれ違いなジェイガイが大好きvv(殴)

というか、補足いれなきゃ小説の内容が分からないなんて!




拍手レス 3.25




お礼文を変えてから、拍手をしてくれる方が増えて嬉しい限りです^^本当にありがとうございます!
拍手って活力になりますよね♪これからも頑張ろう…!!
以下はコメントのお返事になります!










ふわさま

┗ふわさまお久し振りです!
30000HIT自分でもびっくりですよ〜(笑)最初はカウンターの回りも遅かったぐらいなのに…って今でも信じられないぐらいです。
前もそうでしたが、ふわさまからの温かいお言葉が本当に有り難いです!これからも頑張っていきますね♪
拍手文読んでいただけたのですか!?ユーリとゼロスでフレンを取り合ってるのが好きなものだから、思い切り趣味に走ってるという…;;でも、ふわさまが少しでも癒されたなら良かったです(*^ ^*)
拍手ありがとうございました!





元禄さま

┗初めまして、元禄さま!拍手のコメント欄に元禄さまの名前を見つけた時には、本当にびっくりしました。
実は、私も元禄さまのサイトにはちょくちょくお邪魔していて、いつも素敵なお話に悶えてました♪元禄さまが描くユリフレやジェイガイが愛しすぎる!もう、なんであんなに可愛いのかしら…。
最近、パソコンの不調の為に不在だったみたいで心配していたのですが、お元気そうで安心しました!

来月からは元禄さまも大学生なんですよね。同い年の同志さまが今までにいなかったので、凄く嬉しいです…!
もし宜しかったら、また遊びにきてください!!
ユリフレのヴァージンロードやTOVについて語りましょうよ!(笑)
元禄さまもお体には気をつけてくださいね。来月からはお互い新しい生活を頑張りましょう(^^)
それでは拍手ありがとうございました〜!





やっぱりユリフレはいいですね。これからも〜…の方

┗ユリフレ最高ですよね!ほんとに素敵なカップルだと毎日思ってるのは私だけじゃない筈…!!
ユーリはお話によってドSだったりヘタレだったりと色んな風に動いてくれるので、フレンも大変だなぁと思います(笑)
これからもユリフレ小説作り頑張っていきます!拍手ありがとうございました♪





さまよえる子羊座さま

┗子羊座さま、初めましてです!
ユリフレ小説にときめいています、という子羊座さまのコメントを見た瞬間、私もときめいてました(笑)
というか、子羊座さまの意見にもの凄く同意です!本当に考えてることが私とまったく同じでびっくりしましたよー。

確かにヴェスペリアって最後はほんとにグダグダな展開ですよね;;
ラスボスがデュークだと分かった時は『なぜにお前!?』って脳内で突っ込みましたもの。エステルが満月の子だという設定もぶっちゃけ必要なかったんじゃ…と(汗)
その点、子羊座さまがおっしゃるように、アビスは設定が細かい所までされていますよね。世界観が素晴らしいです!
また何か共感もった所や反対な所など、教えていただけると嬉しいです。
この度は拍手ありがとうございました♪





自給自足な日々+拍手レス





長い休みがそろそろ終わりに近付いて、また新しい生活が始まることにドキドキワクワクしてたりしてなかったりのゆぅです。
あと6日で私、大学生になるのですが……常にユリフレ妄想してていいのか、自分!?

ちょっとは自重しよう、うん…。



さてさてタイトルにあるように最近、自給自足にこっています。
え、何がって?
それは勿論、アレですよ!ユリフレ(フレン受け)の少なさの欲求をですよー!

いや、もうユリフレ少ないのはしょうがないと諦めるようになりました。やっぱり主人公受けが多いのは当たり前なんですよね。
いくらカッコいい兄貴でも、アニメーションでは乙女顔ですもんね。
フレンの方がカワイイけどね!!
ゆぅはフレンがエンジェルだと信じて疑わないです。←大真面目なので許してやって下さい


でも、確かにユリフレ同志様は少ないけど、サイト巡りしていると絵描きさんも文字書きさんもハイレベルな人が多いなぁ〜と思います。
なんていうか…皆様、すごく愛情入ってるんだなって。

大好きサイト様がおっしゃってたことに凄く同感です。
ユリフレスキー様たちはみんな家族☆

素晴らしい…(感動)


少ない同志様に嘆いていたこともありますが、なんだかこれはこれで良かったような気がします。
アットホームな感じの方がユリフレらしいですもんねvv




んで、最近気付いたのですが、私これだけユリフレユリフレフレン可愛いユーリ格好いいと騒いでおきながら、ヴェスペリアはあまり好きではないみたいなんです。
いや、好きじゃないって訳じゃないんですが、ストーリーがちょっとなぁ…と(汗)

キャラクターもぶっちゃけた話、ユーリとフレン以外は別に…ってのが正直なところです。まあ、二人の友情がメインですもんね!
システムを抜きにすればアビスやリバース、ハーツとかの方が完成度は高かったと思う。。
ヴェスペリア泣けるシーンがないんですよね…。いまいち共感できない;;


なんて言いながら、こうして小説書けるのってやっぱりユーリ&フレン効果ですよー!!
だから余計にユリフレすげ〜とかって思います。
だってほんとに、こんなに長く作品作る気になれたカップルは初めてなんですよ!!
以前は4ヶ月ぐらいで飽きちゃったのになぁ…。


これ、ユリフレの相乗パワーですよね♪



……もう少しこの残念な脳ミソをどうにかしよう。



以下は拍手レスです^^










碧斗さま

┗碧斗さまこんにちは〜!お返事が遅くなり申し訳ないです;;
18日の日記のユリフレ妄想劇場を公開していいんですか!?わー…なんだかイイって言われると歯止めがきかなさそうです(笑)せっかく碧斗さまが挙手してくださったので、頑張って文章にしてみます!
プチオンリー楽しみですよね^^もうほんとに行きたい!
もし碧斗さまが行くなら、もしかしたら会えるかもなんですよね?それなら余計に行きたい。。。
ほんとに夏が待遠しいです。

遅くなっただなんてそんなそんな!凄く嬉しかったです!ヤキモチ妬くユーリと、それと無くユーリを気遣うフレンが微笑ましい…vv
あんなに素晴らしい小説を本当にありがとうございました!
また碧斗さまのサイトにもご挨拶に伺いますね♪これからもよろしくお願いします!






アレってなんですか!〜〜
アレはそういう事だったのですね〜…の方

┗本当はアレがなんだか私自身、考えてなかったのですよ〜(笑)ユーリとゼロスってあんまり弱味を見せないから、何にするか難しかったです。
ストーカーちっくどころか、ストーカーされると喜んじゃいます←←えー
たくさん来ていただけるのはほんっとに嬉しいです!!小説も和んでもらえたのなら良かったです♪落ちがなかったので、つまらないって思われないか不安だったので、安心しました!
この度は拍手ありがとうございました!!





さぁ、キスから始めようか






恋を自覚するというのは、覚悟を決めるに等しい。たった一人の人間を思い、愛していくのは並大抵の気持ちじゃ出来ないのだから。
それに、その人物の全てを受け止めるだけの器がなければ進展しない。少し先の未来にもその人といたいと願うのならば、相手の本質を見つめていくことが必要だ。
そうして時が経つにつれ、それは段々と恋から愛へと形を変えていく。
そう、だからこれは愛を確かめる行為なのだと。愛し合う者たちにとっては至極、当たり前のことなのだと、フレンは必死に自分に言い聞かせた。


「…あのなぁ、」

「な、に…」

「そんなに固くなられっとやりにくいんだけど」


想いを打ち明け、互いが互いを好きだったと判明し、晴れて恋人となった。やはりというか、ユーリはフレンを傍から見ても分かるぐらい大切にし、またフレンもユーリのことを心から大事に思っていた。
そんなひたむきな愛を育てていき、いつもお互いの温もりを感じられることに喜びを抱くようになって、早一ヶ月が経とうとしていた。
忙しいのもあってか、それまで抱き締めたりキスしたりすることはあっても、その先へは未だ進んでいない。初なフレンとは違い、人並み以上には経験のあるユーリにとって、この一ヶ月というのは理性との闘いであった。
愛しい人がいるというのに己の手で慰めるのは虚しいし、ましてや他人を抱くなどは以ての外だ。だが、立派な成人男性が沸き起こる性欲を抑えるのも至難の技であって。
だからといって、フレンの意思を無視して無理矢理抱くのは気が引けた。むしろあってはならない。

そんなこんなで、ループのようにぐるぐると終わりのない思考の波に捕らわれて、とうとう我慢の限界が訪れたのが昨日。お前を抱きたい、と告白したのが3時間前で、それの意味が分からずにいたフレンに気落ちしながらも説明したのが2時間前。
やっと意味を理解したフレンが顔を真っ赤にして慌てふためいていたのが1時間前。そして、思い詰めた表情で意を決したように「よろしくお願いします」などと、色気も素っ気もない誘い文句をフレンから言われたのが30分前だ。
そのフレンは現在、ユーリの下で石のように固まっている。
アイスブルーの瞳は極度の緊張の為に涙で滲み、薄く開いた唇は僅かに震えていた。ユーリのこととなると、フレンはどんなことでも全力でぶつかってきた。
今回も例外はなく、散々悩んだものの返事はたったの一言で済ましている。正面から向き合い、視線を逸らさずに告げていた時、怯えに身体がわなないていたのを、フレンは知らない。
本当は怖いくせに、とユーリは内心で毒付く。現に今だって、掴んだ手首から絡めた足から僅かな振動が伝わってくる。
ユーリが大袈裟なほど溜息をつくと、押し倒したフレンの肩がビクッと跳ね上がった。それを見届けた後、ユーリはゆっくりとフレンの上から退く。温もりが離れることに多少の名残惜しさが残るが仕方ない。
ユーリが退いたことにより、動きの自由になったフレンは上体を起こした。驚きと困惑に瞠目する瞳には、確かな安堵が混じっている。
それを見て、ユーリは罰が悪そうに頭を掻いた。


「無理させて悪かった」

「えっ…?」

「お前が怖がってんの知りながら、セックスなんてできねぇよ」

「……っ」

「もうしないから安心し……ッてぇ!?」


言い終わらないうちに強く髪を引かれ、ユーリの首が曲がる。自然と引っ張られる方向に身体を向けることになった。
部屋にはユーリとフレンしかいないのだから、元凶が他の人物であるわけがない。身体を向き直そうとしたら、ぶつかるかの勢いでフレンが思い切り抱き付いてきた。あまりの衝撃に今度は背中が曲がり、ユーリは軽く呻き声を上げた。
流石のユーリも文句を言おうと口を開いたが、それは失敗に終わる。否、出来なかったのだ。

己の薄い唇に、柔らかく少しカサついた何かが触れ、そして離れた。それがフレンの唇だと理解する頃には、ユーリの目の前には泣きそうに顔を歪めたフレンの姿があった。


「おまっ、フレン」

「やめないで」

「なに言って…」

「お願いだから…、やめないでくれ」


そう言ってユーリに縋り付くフレンの身体はやはり強張っている。波のように揺れる瞳からも恐怖の色は消えていない。
それなのにフレンはユーリにやめないでほしいと切に願う。ユーリは意味が分からず、ただ目の前で不安気にしているフレンを見つめる。
ユーリの言いたいことが分かったのか、フレンはくしゃりと顔を綻ばせた。


「ほんとは怖いよ。だけど…」






「それ以上にユーリがほしいんだ」


言い終わるや否や、胸元へと顔を埋めてしまったフレンに、ユーリは破顔する。
なんだ、結局気持ちは同じなのだ。
それが分かれば、もう諦めることなどない。


「やめろって言っても聞かねぇからな」


その応えは笑顔で返される。ユーリは久し振りに見たそれに胸が熱くなるのをリアルに感じた。再び、ベッドへとフレンを倒せば細い身体はシーツの海へと沈む。
先程より心身が弛緩したのか、ゆっくりとユーリの背へとフレンの腕が回る。


「愛してる」

「…僕も」


それが合図のように二人は目を閉じ、唇を重ねあった。







さぁ、キスから始めようか




前の記事へ 次の記事へ