栃木県内 猛暑日に熱中症とみられる症状で2人死亡

07月04日 15時23分

各地で猛暑日となった今月1日、栃木県内では熱中症とみられる症状で2人が死亡していたことが分かりました。

栃木県の発表によりますと、今月1日に熱中症とみられる症状で死亡したのは、那珂川町に住む66歳の男性と、小山市に住む71歳の女性です。
このうち、那珂川町の66歳の男性は1日夕方、自宅の屋外の物置付近でうずくまり、うなり声を上げているのを近くに住む人が見つけ、病院に運ばれました。
体温は41.8度に達し、熱中症とみられる症状で死亡が確認されたということです。
また、小山市の71歳の女性は1日の夜8時すぎ、自宅の居間と寝室を兼ねた部屋で倒れているのを家族が見つけ、病院に運ばれました。
女性は部屋でエアコンを使用していなかったとみられ、病院で死亡が確認されたということです。
1日は各地で最高気温が35度以上の猛暑日となり、佐野市では39.9度と、観測史上、県内で最も高い気温となったほか、小山市でも37.7度を観測していました。