氷紫は正義


むっくんは室ちんにとってのストライクポイントと一番嫌いなポイントを同時に兼ね備えてるから室ちん辛いな。
室ちんは基本的に甘やかして世話するの好きなんだろう。だからそういう保護欲そそられるようなタイプにばかり引っ掛かる。むっくんはちびかがみんよりも更にこの要素が強くて本人も頼れるお兄さんタイプになつく傾向(過去は赤司とか)にあるためそういう意味では相性抜群である。
しかし室ちんが目をつける弟達は何故か同時に大好きなバスケの素晴らしい才能の持ち主だから悶々とする。一度悶々し過ぎてかがみんと(一方的に)破局した苦い経験からむっくんとは適度な距離をとりギリギリのバランスを保っていた。
だけどむっくんには才能以外にも恐ろしい落とし穴があった。才能ないからやめれば?症候群である。これが室ちんにとって最悪の相性であり多分一番嫌いなタイプの一つなんじゃないだろうか。むっくんも暑苦しい熱血バスケ野郎は大嫌いだしそういう意味での二人はこれ以上ない程最悪である。陽泉戦以前に大きな衝突もなしにやってこれたのはむっくんが練習する子であったことと両者がお互いの相性の悪い部分を薄々感じとりそこになるべく触れないできたからなんだろう。むっくんは中学時代いろいろ丸出しにして黒子と揉めたのもあるしそれ以上の地雷であることを感じとってたんだろう。
嫌いポイントについて陽泉戦で大きな衝突があって本音をぶつけ合いそれがいい方向にいったのは大きかった。お互いの嫌な部分から目をそらしてきたのをやめて本気で向き合った。そうすることで今までより強い絆が生まれて一気に距離が縮まったんだよ。
でもあそこでいい方向にいくってこと自体がそこに愛がなければできないことだと思うんだよね。あそこで決定的に決裂することだって十分にあり得たわけなんだから。でもしなかった。室ちんのある意味一方的な言い分をむっくんはうざがりながらも受け入れたし室ちんはあそこでむっくんを見捨てなかった。要するにそういうことだろ。
結論:氷紫は正義

03/23 20:30
[黒バス]
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