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『す』で始まって『き』で終わる二文字の言葉 ※アレユキSS



※注意※

※ラブラブなアレユキ

※二人つきあってます

※現パロ

※有紀が女の子←



以上が大丈夫な方のみどうぞ♪



























――今日は、アレンとの初めてのデートだ








生まれて初めて恋をして、初めてのデート。

素直じゃない俺をリナリーがサポートしてくれて、俺から初めてデートに誘った。





「変じゃ、ないよな…?」





アレンとの待ち合わせ場所に向かいながら、自分の服を見直してみる。


普段滅多にはかない女の子らしいスカートにニーハイソックス。
髪型だって変えて、全体的に女の子らしくした。

まぁ全てリナリーがしてくれたんだけど。





「有紀もたまには女の子らしくしなきゃ!初デートならなおさらよ!」





…なんて、まるで自分の事のように気合いを入れてくれたリナリー。

俺は本当に良い友達をもったと思う。



自分で言うのもなんだが、俺は本当に女らしくない。



一人称だって『俺』だし、口調なんかそのまんま男だし。
だから、たとえ俺が恋をしても実る事はないと思ってた。


だから、かな。
未だに俺がアレンと恋人同士で付き合ってるなんて、あまり自覚がないんだ。





「……今日こそは、言うぞ……!!」





アレンは俺にたくさん『好き』を言ってくれる。
けど、俺は恥ずかしさが邪魔してまだ一度も言えてない。
告白だってアレンからだった。



だから、今日は頑張ってかっ…可愛い格好して、アレンに素直に『好き』を伝えるためにデートに誘ったんだ。

お互いの部活やバイトの合間を見て。





「…よし!待ち合わせ5分前到着ッ!」





駅の前にある噴水の側で小さくガッツポーズ。アレンはまだ来ていなかった。





「どのタイミングで言うべきかな……あ゙ぁ゙〜もう今からドキドキしてどうすんだよ俺……!!」





今から照れてたら体が保たないっつの……。

そんな事を考えていたら、携帯が震えた。

見てみるとリナリーからのメールだった。


片手で携帯を開き、内容を見てみると………












--------------------
From:リナリー
--------------------
今日は気合い入れて可愛くしたんだから、アレンくんに可愛いって言ってもらいなさい!
今日の有紀はいつもよりさらに可愛いからアレンくんも惚れ直すよッ(*^^*)v

--------------------









……そんな、内容だった。






「〜〜っリナリー……」





もはやプレッシャー以外の何物でもない気がするのは俺だけでしょうか。





「ねぇキミ、一人?」

「え…」





声を掛けられ、顔を上げると…3人の男が居た。見た目から俺とそう歳は離れていないように見える。

あからさまにニヤニヤしているコイツらに不快感を感じて眉を寄せた。





「もし暇ならさ、一緒に遊ばない?」

「遊ばない」

「そう言わずにさー良い店知ってんだよオレら♪」

「やだ遊ばないっつってんだろしかも暇じゃないから失せろ軟派野郎」





俺の腕を掴む男にマシンガントークで一息に言ったが全く無視された。



……こんにゃろめが。



いい加減いらついて、殴り飛ばしてやろうかと拳を握った時……





「有紀」





後ろから聞き慣れた声に呼ばれて振り向くと、俺が待ち侘びていた人…アレンが立っていた。





「待たせちゃってごめん、信号に引っ掛かっちゃってさ」

「んだよお前。邪魔す「邪魔してるのは貴方達でしょう。僕の彼女からその汚い手離してもらえます?」」





…わー久々ブラックアレン様だ。


男達は「チッ、男連れかよ」とか青ざめた顔で悪態吐きながらどこかへと走っていった。
やっぱブラックアレンには誰も勝てないよな、うん。

勝てるとしたらそれは魔王かブラックリナリーぐらいだ。





「有紀。何もされてない?」

「あ、うん大丈夫…」

「そっか。なら良かった」





言いながらアレンが俺に手を差し延べて、ニコ、と笑って。





「行こう」





そう、一言言った。

俺は赤くなる顔を感じながら頷き、大きなアレンの手を握った。
どこへ行くでもなく、アレンが歩き出す。





「ホント有紀は目が離せないっていうか…ここでもナンパされてるとは」

「う…べ、別にあんな奴ら俺一人でも平気ッ…」

「相手は平気じゃないって。有紀喧嘩強いし。僕が止めなかったら殴り飛ばす気だったでしょ」

「ぅにに…」





言い返す言葉も無い。まさに図星。

そっぽを向く俺に、アレンはクス、と小さく笑ったのがわかった。
















――何も、言ってくれないな…













今日の俺の事。
頑張ってお洒落したんだけどな……。

まぁ、こんなの俺の我が儘以外の何でもないけどさ。

…何期待しちゃってんだろ、俺。










「あ、そうだ」






突然アレンが立ち止まって、笑顔で俺に振り返る。









「さっきはあの人達が居たから言いそびれちゃったけど、今日の有紀…すごく可愛いよ」












やられた、と思った。

本当にこの人は、不意を突くのが上手い。










「………あっそ」









耳まで真っ赤になって素っ気ないフリをして言った俺の手を握り直して、アレンがまた笑った。










きっと俺は、いつまで経ってもキミに敵わないんだろうな。














*************
えーと…いつ書いたのコレ?(聞くな)

かーなーり昔だのぅ(笑)←



ミクの『ワ/ー/ル/ド/イ/ズ/マ/イ/ン』をテーマに書いたのは覚えてるんだがな( ̄▽ ̄;)

ちなみに曲でいうと前半ですな。
次書くとしたらデート中になって後半に歌詞にもあるあのハプニングが…!!(笑)←

書くかどうかはわからなi(ry



有紀がちゃんと言えたかは謎(笑)←



書いてる事は一部の人知ってるからUPしてみた(ぇ)





どの辺がWIM?とか言っちゃらめぇぇぇ!!ですよ♪(殴★)

有紀だったら性格上こうなるんだよ……それに曲的にもまだ全然序章だしっ!こっからWIMになるんだよ!うん!←



…よし。次は一番WIMになるであろう銀ちゃんと蓮華でWIMやr(ry



……予定は未定(笑)←
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