*ある日の黒の教団本部*
アレン「コムイさん、僕前から気になってる事があるんですけど……」
コムイ「ん?なんだいアレンくん」
アレン「有紀の団服ってコムイさんがデザインのアイデア提供してるんですよね?」
コムイ「うんそうだよ?」
アレン「じゃあなんで
だんだんと肌の露出増えたり男装要素が減ってるんですか?有紀男装主人公なのに」
コムイ「それはね、有紀くんの寄生型イノセンスの阿修羅姫の能力を使いやすくする為と………
有紀くんを徐々に女の子らしくするためさ!!!!(良い笑顔で親指ビシッ)」
アレン「Σなんて事言ってんですかぁぁぁ!!??
有紀は男装主人公なんだからそんな事しちゃダメですって!!遠回しに男装やめろって言ってるようなもんじゃないですか!!!!;;;」
コムイ「否定はしない!!!!(ズギャーン)」
アレン「してくださいここは!!!!;;;」
コムイ「だって有紀くん本当は女の子だけどさぁ、所謂『美少年顔』じゃん?
元を正せば『中性的美形』じゃん?
どうせ美形なら『美少年』じゃなくて『美少女』になって欲しいんだもんリナリーみたいに」
アレン「ああもうなんか何をどこからつっこめばいいかすらわかんなくなってきた……(げんなり)」
コムイ「まぁそういう訳で有紀くんの団服は動きやすいって名目で露出増やしたりしてるのさ♪
男装しても『男装』ではなく『ショタ』っぽくなるようにショートパンツにしたりガーターベルトとか付けたり……」
「へぇ〜じゃあもしまた団服が変わるとしたら動きやすいって名目でさらに女の子らしい団服にするってか?」
コムイ「それはもちろんそうするよ〜本人にはバレないように…」
アレン「………………コムイさん」
コムイ「え?」
アレン「後ろ。後ろ見てください」
コムイ「後ろ?……………………………………………………………………」
Σビシッ(※コムイ石化)
有紀「俺の団服、確かに動きやすいけど何か策略を感じてたんだが……へぇーそっかぁなるほどなぁへぇー…(黒笑)」
↑任務帰りで報告書出しに来た有紀さん
コムイ「………………………有紀くん、話せばわかる」
有紀「な・に・が、わかるのかなぁ?(黒笑)」
コムイ「実際に団服動きやすいでしょ?」
有紀「ああそうだな確かに動きやすい」
コムイ「じゃあ問題ないじゃないか!有紀くんも気に入ってるなら問題なし!!
それにボク、有紀くんの
美脚を最大限に発揮出来るようにデザインを……」
有紀「コムイ。俺はな、俺のイノセンスの能力を考えて作ってくれたって言うからこの団服着てたんだ。
コムイ達の思いやりが詰まってるって思ってな。
でも真実はどうだ。ただの
下心が詰まってるだけじゃねぇかお前を信じてた俺の純粋な心どうしてくれる。
もう真っ黒だよお前の下心に絶望したわ」
コムイ「い、いや有紀くんだからそれは……っていうかいつから話聞いてたの?」
有紀「アレンの『気になってる事があるんですけど』って質問辺りからだな」
コムイ「Σ最初からじゃないのそれ!!??まま待って有紀くんごめんなさい謝るから許してっ…」
有紀「ああ許すさ。なんだかんだで動きやすくて良い団服を作ってくれたんだ、俺もそこまで恩知らずじゃないさ」
コムイ「有紀くん…!!」
有紀「でもお前の
下心については話は別だからとりあえずいっぺんやらせてくれ」
Σジャキンッ(※黒翼大鎌Ver.発動)
コムイ「
Σえ゙!?いやいやいや有紀くん今許すって言ったじゃん!!何する気?黒翼使って何する気ぃぃぃぃぃぃ!!!???;;;」
有紀「
『氷蓮水歌』!!!!」
コムイ「
Σぎゃあぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
アレン「……今回はコムイさんが悪いのかな……」
*END*
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コムイさんとんでもないカミングアウト(笑)
有紀はこの後ジョニーに頼んで団服のデザイン変えてもらおうとしたけどリナリーに
「今の団服の方が可愛いから変えないで欲しいなぁ…」
ってショボンとしながら言われたから断念しました。
有紀もリナリーには弱いです(笑)←