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届かなかった弱い右手













「有紀は大丈夫ですよ。
僕らがずっと一緒にいますから」
































「ありがとう、アレン」























――そう、約束したのに………












































――あの日、あの時あの場所で……














































――僕のこの右手は、彼女に届かなかった




































「死んじゃやだっ…アレン!!!!」





















――彼女に悲しすぎる涙を流させてしまった
辛すぎる選択をさせてしまった




















































――何よりも大切で守りたくて
ずっと笑っていてほしかったのに……

僕は彼女を守れず、守られてしまった…――






















(――どうして僕のこの手は、こんなに無力なんだ…)



















*************
連載で有紀がティッキーに拉致られた時のイメージ的な何か←
いつかちゃんとペン入れとかしてUPしようかなーとは思ってるけど…本当にやるかはわかりません(待て)
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